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【雑記】感謝とご機嫌
「感謝」と「ご機嫌」どちらも良い言葉ですね。
人に感謝を伝えよう
感謝される人になろう
今日はご機嫌に過ごそう
あの人は上機嫌だ
ポジティブが自分だけでなく、周囲に伝播するイメージのある二つの言葉です。
それなのになぜ。
なぜ
感謝には「謝る」という文字が、ご機嫌には「嫌い」という文字が入っているのだろう。
その答えを知りたくないですか?
感謝の語源
謝の漢字の成り立ちを調べてみると、謝は「言」と「射」でできています。「射」は矢を放つことであり、その結果、弓の緊張が解けることを意味するのですね。言葉に出すことにより、心の緊張が解けること。ということは、「感謝」とは、物事に接して、深く心が動いたことに対して、言葉を射る=発するということです。
感謝ってこんな意味だったんだ
機嫌の語源
仏教の戒律が語源です。
もとは「譏嫌」と書き、譏(そし)り・嫌(きら)うという意味で、他人の「譏嫌」を受けないようにする戒律からきています。
<中略>
やがて、「機」が「機転」や「機知」などの語に象徴されるように、細かい心の動きを表す意味を持つことから「機嫌」という表現が作られ、そこから「上機嫌」つまり「愉快なこと・気分・気持ち」を表す言葉が派生してきました。
どちらの成り立ちも今のイメージとはだいぶかけ離れていました。
言葉は生き物ですね。
わたしは今の「感謝」と「ご機嫌」が好きです。
明日3月9日はサン(3)キュー(9):Thank you!で「ありがとうの日」だそうです。
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。