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【読書】10人に1人のわたしはマイノリティではなく、「選ばれた人」

会社の後輩が、よっしーも読んだ方がいいと貸してくれた本。

加藤俊徳著『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法』

はい、そうです。

わたしは、左利きです。
ハサミも苦手、改札も苦手、フォークとナイフは毎回持ち替えます。

それを知っててすすめてくる、右利きの同僚。嫌いではありません。

自己肯定感上がりまくり!

「これ系の本はなぁ・・・」とという思いもありつつ、借りてしまったので何か感想を言わないとという健全な負債感もあり、さっそく読んでみた。

めっちゃわかるー
そうそう!!
そう言ってもらえると、うれしい!

著者自身が左利きの脳内科医で、最新の脳科学の研究によるあれこれは説得力がありました。

そんなこんなで「小さい頃から不便を抱えて、マイノリティとして生きてきた人生が何だったんだ!実は左利きってめっちゃいいじゃん!」と自己肯定感が上がりまくりの本でした。

勘ピューターも悪くない!

特に、直感がスゴイ独創性があると科学的に認めてもらえることは、
ちょっとほかの人ととは違う思考や考えが浮かび、それをどうにか隠して周りとの協調を考えていた思春期に知っていたかったことです。

社会人になった今は、勘ピューターやアイディアを出せるは、ある種の強みだと自分を納得させられるようになりましたが、あの当時は目立ちたくないという思いで、より消極的になっていました。

視覚的な情報で処理する右脳人間が多い左利きは、右利きのようなロジカル思考がちょっと苦手です。
ロジカルシンキングの本をたくさん読んで、ある程度の思考の整理はできるようになりましたが、それでもまだ直感的な行動が多くなってしまいます。

もうおっとりとは言わせない!

「思考に瞬発力がない」と感じるのも左利きの特徴らしい。
そうなんです。ちょっと考えてからものを言うタイプです。

本書では「ワンクッション思考」と言っていますが、このたとえ方がまた左利きに勇気を与えてくれます。

おっとりしているのではなく、いろいろな思考回路を使っているんですね!
そういうことにしましょう!

もっと左利きの自分を好きになろう!

みんなと違って面白い。
人と違っても、それを強みにできる。
そんな身近な個性が左利きだと、この本から学びました。

左利きの苦手な部分も、右脳を鍛えることで克服できるそうです。

そのために読書とラジオを聴くがよいとのこと。
どちらも自分の趣味なのでそれもまたハッピーサプライズ。

その他にもたくさんのティップスが書かれている本書、読んでよかったです。
何より、貸してくれた同僚に感謝です。

左利きにとっては、自己肯定感を爆上げできる本であり、
右利きにとっては、左利きのトリセツとしてオススメです。

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