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続・場違い/230620



あらすじ

場違いで分不相応な会社にうっかり派遣として入ってしまった元生活保護の話

ミーティングってなんぞ


よく聞くミーティング
よく見るMTという文字

2日目にして初のミーティング

3件も

そしてミーティングはとても楽しかった。
普段できない脳みそフル回転のかんじ、答えが難しい謎々を解いているかんじがゾクゾクしたし、実際、答えも見つからないし私ではどうしようもない。

それが良い。
無力な自分だと思わされるのが好きだ。


予期不安きたよ


朝イチでミーティング一件しっかり一時間ののち、まだまだ下積みなので事務的な仕事をさせてもらいながらお昼。

破格のランチを年下の先輩といただき、ファミレスによくあるドリンクバーのコーヒーマシンでカフェラテをいただく。

14時からミーティングだったのにギリギリに戻ってきて、ソワソワしてきてしまった。
発作の初期の初期の初期なのでその前に頓服を飲んで落ち着けば大丈夫。

大丈夫。
大丈夫じゃなくても大丈夫。

頓服を飲んで喫煙所で目を閉じて深呼吸して「そのままの私で大丈夫」と自分に声をかけて戻った。

爽やかしか無いんか


2件目のミーティングはまさかのサシでスタンディング。
おしゃれ…というか、これって会議室で座ってるより気分転換になって良いのかも、と思った。
現に食堂を使ったりもするらしい。

15時から3件目

ちょっと慣れてきてワクワクしてたら押しに押して延期になってしまった。

そして昨日「慣れてきたらオフィスグリコのアイスを食いながら仕事しそう」と言ったのに、もう今日やってしまった。
夕方に糖分が欲しいんだ…

爽やかな高身長イケメンに「それ美味しいですよ」と言われて「ノンストップ爽やかやな」と思った。

イケメンしかおらんのかここは。

良い無関心


元々基本的に職場環境には恵まれるタイプだけど今回も良くて、その理由を分析してみた。

みんな忙しいから悪い意味で人を構っていられないし他人に興味を持つ時間が無いように見える。

それとこれが大きいなと思ったのは、皆さんが能動的であるということ。
能動的だから自然と仕事に対して「良くしよう」というマインドが全員に強い。

仕方ないから働いてる感が皆無で、「やるなら良いものを!」が強く、その温度感がすごく居心地が良いのだ。

静かすぎる時もあれば、賑やかな時もあって、陰鬱な雰囲気がどうしてか無い。

日当たりが良いからなのかな。
セロトニンが生成されやすいのかな。

湿度が無い。
湿度が無いと言えばフランス。

あ、フランスなのか。

ちなみにエッフェル塔の発音は英語だとアイフルタワー

これ豆な

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