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UI/UXデザインにおける情報設計の本読んで要約してみた その①

皆さん、初めまして、UIデザイナーのゴロ丸です。
最近、「情報アーキテクチャー」と言うタイトルの本を買ったので読んでいるのですが自分の中に言葉として落とし込むのが激ムズでして、、ここにメモ程度にまとめさせてもらいます。ただ、私の解釈なのでなんかあったら😅 ちなみに「情報アーキテクチャー」って書くのがめんどくさすぎて、所々で「情報設計」って言ってますが、どっちも同じ意味で使ってるので気にしないでください!!
UI/UXにおいて情報設計どのようにした方がいいのかがこれを読むことによってわかってくるはず、、、なので、気になる方は読んでみてください😁

デジタル社会における溢れる情報と情報設計の役割

デジタル社会になったことで、物理的な一つのものが持つデータを分解することが可能になりました。
例えば、特定の本の持つ情報として、「タイトル」「作者」「値段」「発売日」「出版社」などがあり、これらをデジタル上では単一の情報として扱うことができます。
これによって、図書館で物理的に本を並べるときは「作者」の情報を使用して50音で並べるのか、もしくは「発売日」の順番で並べるのかどちらか一方を選ぶ必要がありますが、デジタルの中では本を好きなように並べることが可能になっているようです。便利な社会になりましたよね🌈

しかし、こういったデジタルな情報は日々増え続けているため、ユーザーが特定の情報を探すことは難しくなっています。なので、デザイナーはユーザーにとって特定の情報を探しやすい状態を作る必要があるのです!

そういったユーザーが物を探しやすい状態を作る上でデザイナーが注意すべきことがあります。それは、サービスや提供価値に首尾一貫性を保ったまま、ユーザーが求める情報を探せるように体験、UIをデザインしていく必要があると言うことです。
サービスを考えているとこの機能も入れたいあのコンテンツも追加したいなどとクライアントとの間や社内で話が進んでしまうことはありませんか?一度立ち止まってこのサービスはユーザーの抱えるどのような問題をどんな機能によってその問題を解決しているのかを考えましょう。
こうすることで、サービスとしての首尾一貫性を保ち、不要な情報を削ぎ落とした情報設計をすることでユーザーがニーズを満たしやすい情報設計になるそうです。

不要な情報を削ぎ落とすための3つの軸

では、どのように不要な情報を削ぎ落としていくのが良いのでしょうか?
以下の図のようにコンテキスト、コンテンツ、ユーザーこの3つの軸で情報設計について考えていくと不要な情報を削ぎ落とすことができるそうです。
また、さらにこれを考えていくと全く同じ内容のサービスだとしてもそれぞれにあった情報設計ができるみたいです。


ユーザーがニーズを満たしやすくするためにサポートしよう

情報設計では、ユーザーのニーズを満たすこと(目的を達成させること)が重要であり、そのためにはユーザーがどのように情報を探しニーズを満たすのかを理解する必要があるそうです。
ユーザーがどのようにニーズを満たすのか4つの方法を説明します。
一つ目は、ユーザーが探し方を知っていて、答えがある状態です。たとえば、「アメリカの人口は?」と検索し、「90人です」と回答を得るような感じですね。90人は流石に嘘ですがww
二つ目は、探している答えが一つでない場合です。例えば、「寝心地の良い枕は?」と検索し、いくつかいい枕を見つけると言った感じです。
三つ目は、関連情報を一つ残らず知りたい場合です。例えば、スマブラで強くなるためにコンボ技をありったけ調べることに近いでしょう。(伝われ)
最後に、保存して置いた物を後でもう一度見る場合です。例えば、ためになったnoteの記事を保存して後日また見ると言った感じです。
基本的にユーザーはこの4つの内のどれかの方法でニーズを満たしています。

一つ目のケースである「ユーザーが検索する」→「答えを見つける」というフローだけで考えるだけでなく、ユーザーには他の3つのパターンでのニーズの満たし方があることが重要です。
これを把握しておくことで、デザイナーはどのようにユーザーが情報を見つけられるようにするのかをサポートしやすくなります。
例えば、何か可愛い服を探しているユーザーに対して、ユーザーがカテゴリーの帽子を選択した後に、さらに某氏のカテゴリーの中からニット帽やベレー帽などの帽子の種類をタップでき、調べることができれば、探しているものが一つでないユーザーに対してもニーズを満たすサポートができますね!さらに、特定のベレー帽の詳細ページに行った後で、似たようなベレー帽はこちらと表示されているとよりユーザーに対してニーズを満たすサポートができます。このように情報設計によってデザイナーはユーザーがニーズを満たせるようにサポートしていく必要があるのです。

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