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道東の旅(2) 釧路〜根室 花咲線の旅

2日目(8/27)は「花咲線」で釧路と根室を往復、さらにノロッコ号で釧路湿原を走るというハードな計画。
悪いことに道東は大雨の予報。

雨の中、釧路駅に到着すると「くしろ湿原ノロッコ号」は大雨のため一日運休の文字が。。
これで計画は崩れ目当てのノロッコ号は消え今日は花咲線の旅だけとなる。
(湿原を通り吹き抜け車両のノロッコは雨に弱いのだ。)
それでも釧路〜根室は往復5時間のハードな電車旅だ。
また大雨のため根室から帰れるのかもまたドキドキ。
16:00以降は花咲線も運休が決定という薄氷のスケジュール。

釧路駅で駅弁を買い込み、いざホームへ。
釧路駅 8:18発 ⇒ 根室駅 10:49着

この期間は二両編成
ローカル線ながら華やかなペイント

花咲線は指定席はなく、座れるか心配したが。。
車中は雨のためかそれほどの混雑ではなく3人で4人席に向かい合いで座る。

暫く走ると家並みが消えてひたすら森林の中を進む。
車窓から何度も鹿に遭遇。
これ程、鹿が見れるのかと驚く。
似たような風景が続くが、飽きることはない。

長い森林地帯を終えると、遂に海が見えて来る。
厚岸湾だ。
雨のため、あまりよく見えないのが残念。

厚岸~茶内間の別寒辺牛湿原(べかんべうし)、湿原上を列車が通過という見たことのない風景が広がる。
そもそもここにどうやってレールを敷いたのか。


湿原を車窓から
https://youtu.be/8dorgpe9eVI

最東端の駅、東根室

最東端の駅「東根室」を過ぎて、定刻で根室に到着し、一度改札を通り外に出て再度乗車する。
乗り換えまで15分弱、トイレを急いで済ませて乗り込む。

根室駅11:03発 ⇒ 釧路駅13:18着<快速はなさき>
復路は根室から乗り込む人が多く混雑。
車内販売の方々も乗り込み、弁当やアイスクリームを販売するので賑やか。

釧路駅で買った牡蠣弁当

復路は一度通った風景なので、釧路で買った弁当を食べたり車内でコーヒーを買ったりして、のんびりと過ごす。
それでも2.5時間、森林、海、湿原、鹿と車窓の風景は飽きることはない。

茶内駅で下車して撮影
ペイントも可愛い

そして、釧路に到着して5時間の電車の旅は終わった。

雨なので風景は完全ではなかったが、それでも往復全く飽きることなく過ごせた。
廃線も噂されるが、花咲線は再度乗りたい素晴らしい路線だ。

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