レコードが聴ける家を建てる

好きなレコードをリラックスして聴ける空間が欲しくて一戸建てを計画中だが難航。70年代ロ…

レコードが聴ける家を建てる

好きなレコードをリラックスして聴ける空間が欲しくて一戸建てを計画中だが難航。70年代ロックからRobert GlasperやSnarky Puppy等の新世代Jazzまで幅広くアナログの名盤について文筆しています。鎌倉育ちで歴史好きのため史跡巡りも趣味。

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  • この一枚〜My LP

    所有するアナログLPの紹介です。「名盤と人」が長過ぎるとコメントをいただき、このマガジンはショートレビューで保有しているレコードを紹介します。基本は文字数は5000以内と読みやすい記事を目指します。

  • 歴史と自然をめぐる旅日記。

    大河ドラマなど歴史に纏わる場所と豊かな自然を巡る旅日記。楽しい電車の旅、城の旅、鎌倉殿の旅、等、知っておくと便利な情報を満載。

  • 知られざる名曲プレイリスト

    知ってるようで知られていない、名曲のプレイリスト

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    名盤と人(ミュージシャン)の関わりについて語る。友情と確執、出会いと対立、名盤を巡る人間模様を考察します。

  • 海外オモシロ音旅

    音(サウンド)を求めた海外旅行のノウハウと日記を掲載。第一弾はヨーロッパフェスの旅。

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達人ドラマー、ネイト・スミスが叩いた13の名曲プレイリスト

今や世界からリクエストが止まないファーストコールドラマーになったNate Smith(ネイト・スミス)。ジャズからロック、R&B、ファンクと守備範囲は幅広く、決して手数は多くなくシンプルだが独特のリズム感をもたらし、曲を心地よくさせるドラミングは唯一のもの。セッションドラマーに止まらない作曲家としても活躍する彼が叩くプレイリストを作成してみた。 Who is Nate Smith? Nate Smithは彼のバンド「Kinfolk」を従え来日。Blue Note Toky

    • この1枚 #9 『Bigger than both of us』 ホール&オーツ(1976)

      ダリル・ホールが来日しました。今回はフィラデルフィア出身で同郷のトッド・ラングレンと共に来日し、Daryl's Houseを再現しました。多くのホール&オーツのヒット曲が聴かれましたが、ヒットを連発した80年代の人気は凄まじいものでした。しかし、70年代にこそ彼らの真髄があり、今回はその時代の代表作『Bigger than both of us』を紹介します。 ダリル・ホール with トッド・ラングレン 来日公演 ダリル・ホール(Daryl Hall)来日公演初日、2度

      • 東北鉄旅(2) リゾートしらかみと弘前城編

        秋田から青森を2泊3日で巡った旅日記。 秋田から弘前への「リゾートしらかみ」での鉄道の旅の後半。 そして最北端の現存12天守、弘前城への登城。紅葉時期の城もまた格別。 2日目、3日目の「リゾートしらかみ」から弘前への旅程をレポートする。 「リゾートしらかみ」の後半編。 列車は日本海から白神山地を眺めつつ弘前に到着する。 千畳敷での途中下車 「リゾートしらかみ」の乗車は3時間を超えて、旅程の半分を過ぎ、絶景続きの日本海沿岸も終わりに近づく。 そして最後のハイライト地点とな

        • 東北鉄旅(1) リゾートしらかみと田沢湖編

          秋田から青森を2泊3日で巡った旅日記。 都内から「こまち」で田沢湖へ、そして秋田から弘前へ「リゾートしらかみ」に揺られて鉄道の旅。聞きしに勝る絶景ポイントの数々。日本海や白神の山々、これぞ最上の絶景列車だ。まずは初日、2日目、田沢湖から「リゾートしらかみ」の旅程をレポートする。 自分にとっては、未踏の地である秋田県、青森県。 今回は五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」に乗車することを目的に企画された。 「リゾートしらかみ」の起点は秋田駅、すると秋田駅までは「こまち」。

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          この1枚 #8 『Court and Spark』 ジョニ・ミッチェル(1974)

          長らく闘病していたジョニ・ミッチェルですが、昨年見事に復活し、2023年にもライブを開催したという嬉しいニュースがありました。また先日アサイラム期と呼ばれる1970年代中期のアーカイブがリリースされ、今またジョニへの注目が集まります。そんな中、そのアサイラム期にリリースされたジョニ最大のヒット作『Court and Spark』を取り上げます。 『Court and Spark』はJoni Mitchell(ジョニ・ミッチェル)が1974年1月に発表した6枚目のアルバム。

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          この1枚 #7 『Revelator』 テデスキ・トラックス・バンド(2011)

          この10月に来日したTedeschi Trucks Band(テデスキ・トラックス・バンド)。公演では彼らのルーツとなったオールマン、クラプトン、ジェフベックなどの名曲をカバーして喝采を浴びました。デレク・トラックスはオールマンのメンバーの血筋で、デレクという名前はデレク&ドミノスから命名されたと言う筋金入りのブルースロックの継承者でもあります。 『Revelator』は2011年リリースのTedeschi Trucks Band(テデスキ・トラックス・バンド)のデビューア

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          この1枚 #6 『Rickie Lee Jones』 リッキー・リー・ジョーンズ(1979)

          1979年に彗星のように登場したリッキー・リー・ジョーンズ。Chuck E.'s in Loveがヒットしグラミー賞も獲得。最近ではトム・ウェイツやローウェル・ジョージと恋人同士であったことも告白している。謎に包まれたデビュー当時の彼女の足跡と人脈図を辿る。 『Rickie Lee Jones』 『Rickie Lee Jones』は1979年2月に発売されたRickie Lee Jones(リッキー・リー・ジョーンズ)のデビューアルバム。 邦題は『浪漫』。 恋するチャ

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          この1枚 #5 『What's going on』 マーヴィン・ゲイ(1971)

          Rolling Stone誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」の1位に選出されたマーヴィン・ゲイの『What's going on』。多層的に構成されたサウンドもさることながら、強烈な社会性のあるメッセージは、現代も普遍性を持ちながら我々の心を揺さぶり続ける。 歴代最高のアルバムNo. 1 『What's Going on』は、Marvin Gaye(マーヴィン・ゲイ)が1971年5月に発表したアルバム。 『Rolling Stone』誌が選ぶ「歴代最高のアルバム」が、2020

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          シーンの牽引者、テラス・マーティンとその仲間たち プレイリスト 20+1

          ジャズとヒップホップを結ぶ最重要人物、テラス・マーティン(Terrace Martin)。彼の来日公演をBillboardで観ることができた。R+R=NOW、Dinner Partyなどのスーパーグループの中心人物であり、Kendrick Lamarらヒップホップ界の重要作のプロデューサーでもある。 そんな多彩な顔を持つ彼のプレイリストを交友録的に作成した。 テラス・マーティン(Terrace Martin)は1978年12月にLAで生まれの44歳。 アルトサックスと鍵盤楽

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          この1枚 #4 『Exile on Main St.』 ローリング・ストーンズ(1972)

          この10月にローリング・ストーンズの18年振りの新作『Hackney Diamonds』が発売されます。チャーリー・ワッツ亡き後、どんな音に仕上がるのか期待と同時に一抹の不安もあります。 彼らの黄金期と言われる4枚の中でも、最高峰と評されることも多いこの一枚が『Exile on Main St』。アメリカンルーツミュージックの展覧会とも言えるような、多様性に富んだ2枚組をアナログで再聴してみました。 黄金期の有終を飾る「Exile on Main St.」 『Exile

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          この1枚 #3 『Heavy Weather』 Weather Report(1977)

          フュージョンの最高傑作と評価されていますが、ジャズやプログレ、アフロ、ラテンなど、あらゆる世界のリズムとサウンドを詰め込んだ歴史的なこの一枚。そして、ウェイン・ショーター、ジョー・ザヴィヌルにジャコ・パストリアスと言う史上稀に見る3人の天才ミュージシャンが、一同に揃った最盛期のWeather Reportは必聴です。 ウェイン・ショーターの伝記映画 今年の3月に89歳で亡くなったWayne Shorter(ウェイン・ショーター)。 そのウェイン・ショーターの伝記映画『ウェ

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          この1枚 #2 『Grievous Angel』 グラム・パーソンズ(1974)

          カントリーロックの素晴らしさを理解するならこの1枚。Keith Richardsにリスペクトされた男として知られるグラム・パーソンズ。これを聴けばカントリーへの偏見は霧消し、新しい世界感が広がります。 遺作となった『Grievous Angel』 『Grievous Angel』(グリーヴァス・エンジェル)は、Gram Parsons(グラム・パーソンズ)の2枚目のソロアルバムです。1973年1月の「GP」に続いて1974年1月にリリースされました。 録音は1973年、

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          支笏洞爺の旅(4) 支笏湖畔の宿と山線鉄橋編 

          北海道の支笏洞爺国立公園を4泊5日で巡った旅日記。4日目は倶多楽湖経由で支笏湖に移動し、湖畔に佇む旅館で質の良い湯を堪能した。そして最終日は支笏湖のシンボルの山線鉄橋を見学し、名物の水中遊覧船を楽しんだ。 倶多楽湖 洞爺湖を出て4日目は最後の旅行地の支笏湖へ向かう。 洞爺湖から支笏湖までは車で1.5時間だが、敢えて遠回りしてもう一つの湖を訪問することにした。 倶多楽湖(クッタラ湖)だ。 洞爺湖から登別を経て、白老町にある倶多楽湖を目指すと1時間ほどで人里離れた森深い地区

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          支笏洞爺の旅(3) 洞爺湖遊覧&中島編 

          北海道の支笏洞爺国立公園を4泊5日で巡った旅日記。3日目は有珠山ロープウェイをエンジョイした後は、洞爺湖遊覧船で中島に上陸した。 太古の噴火により誕生した洞爺湖の歴史を体感しつつ、大自然の息吹を感じる離島を楽しみ、日本有数のカルデラ湖を満喫した。 洞爺湖と中島 洞爺湖の起源は約11万年前の巨大噴火。この噴火で多量のマグマが地上に放出され巨大なカルデラがつくられ、そのカルデラに水がたまってできたカルデラ湖が洞爺湖だ。北海道にある屈斜路湖、支笏湖に次いで国内で3番目に大きなカ

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          支笏洞爺の旅(2) 洞爺湖&昭和新山編 

          北海道の支笏洞爺国立公園を4泊5日で巡った旅日記。3日目は「洞爺湖有珠山ジオパーク」を満喫した。地球規模の大自然と北海道グルメと温泉。洞爺湖周辺をじっくりと散策し、昭和新山と有珠山にも足を伸ばした。そして有珠山ロープウェイも素晴らしかった。 また2泊した洞爺湖のホテルに関しても感想を追加した。 洞爺湖サミット さて我々が宿泊したウインザーホテル洞爺は2008年に開催された洞爺湖サミットの会場になったことで有名である。 当時の日本の総理は福田康夫。 このホテルの最大の売り

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          支笏洞爺の旅(1) 大沼〜洞爺湖編 

          北海道の支笏洞爺国立公園を4泊5日で巡った旅日記。湖水の美しい風景と北海道のグルメと温泉。鉄道とレンタカーを駆使してどこまで巡れるかをチャレンジした。大沼から洞爺湖、支笏湖まで、道南の湖水を満喫した。 まずは初日、2日目大沼高原と洞爺湖までの旅程をレポートする。 道南の湖を巡る 昨年の夏に続いての北海道旅行。 前回は道東の旅、として釧路から阿寒湖、摩周湖など「阿寒摩周国立公園」をめぐる旅を展開した。 今年は道南を目指し、昨年と同様に北海道有数の豊かな湖水を中心に「支笏洞

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