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男性エンジニアとその上司が語る、育休取得後のホンネ|BFTオープン社内報

こんにちは!
株式会社BFT東京本社(管理本部)のNamiです。

この度、名古屋支店で運営していたnoteをBFTのオープン社内報として活用することとなりました!これからは、名古屋支店の投稿とあわせてオープン社内報も一緒にお楽しみください。

記念すべきオープン社内報の第1回は、BFTの男性育休事情をお伝えします。男性の育児休業促進を目的に、2022年から育児・介護休業法が改正され、男性のより柔軟な休業の取得が可能となりました。BFTでも男女問わずお子さんが生まれる方には育児休業の案内をしています。

「子どもが生まれた後の生活がイメージできない」「育休は取りたいけどお金事情が気になる…」「育児と仕事のバランスってどんな感じ?」こういった声にお応えすべく、今回は実際に6か月間の育休を取得し現場復帰したエンジニアAさんと、その上司であるKさんにインタビューしてきました。育休を取得するにあたり考えたこと、育休中のリアルな日常、周りの理解や復帰後の変化など、じっくりとお話を聞いてきました!


登場人物紹介

Aさん(写真右)
2015年にBFTへ入社。開発推進部に所属し、現在はエンドユーザー案件に参画中。 趣味はお酒とギター。好きなギタリストはヌーノ・ベッテンコート、好きなお酒は書ききれません。 2022年8月に第一子が生まれ、9月~2023年3月の6か月間育休を取得。

Kさん(写真左)
2009年にチャレンジングな文化に惹かれBFTへ入社。開発推進部に所属し、現在はエンドユーザー案件で全体の責任者として奮闘中。趣味は、お酒と野菜作り。 二人の子供のパパ。第一子の育児にはあまり関わらなかったという過去を持つ。

えるさん(今回のインタビュアー)
2006年にWEBデザインをする会社だと勘違いしBFTへ中途入社。 現場で10年ほどエンジニアを経験し、2017年に出産。育休取得後、2018年に復帰。 新卒育成の仕事を経て現在の労務担当へ。

ー なぜ有休消化ではなく育休?

えるさん: 男性の場合、数日から1ヶ月程度の有休を取得し、主に出産直後に育児をする方が多いと感じています。Aさんの家庭は共働きですが、どのような話し合いをしたのか教えてください。

Aさん: 夫婦で話し合い、特に揉めることなく育休の取得を決めました。「育児に専念する」という価値観がお互い一緒だったからだと思います。育休を取得することで収入は減ってしまいますが、給付金でなんとかなるだろうと。もともと育児をしたいという気持ちもあり、わくわくしながら育休を取得したわけですが、実際は大変な部分も多かったです。

えるさん: 大変なお話はあとでじっくりお聞きします。(笑)

ー 果たして周りの反応は?

えるさん: 育休を取得することを職場にはいつ伝えましたか。周りの方がどのような反応だったのか気になります。

Aさん: 上司のKさんは取得する3ヶ月前に相談しました。その後、取得が決定したタイミングで現場にインパクトを与えないようお客さんにフォローしてくれたので、とても感謝しています。スムーズに育休を取得できたのはもともとお客さんとも関係は良好で、環境に恵まれていたのもあると思います。また、同じ部門の部門長も以前育休を取得していたということもあり、部内でも理解が浸透していました。

えるさん: 確かに、他にも育休の取得や時短勤務をしている社員の方がいますし、部門内での理解は進んでいそうですね。

ー 育休中の仕事との距離感

えるさん: お休み中、仕事のことは気になりましたか。連絡を取り合うことはあったのでしょうか。

Aさん: 連絡は全然なかったですね。復帰前に会社から久しぶりに連絡がきて新鮮だったくらいです。仕事のことはあまり気にならなかったです。

Kさん: お休み中に連絡を取ることで仕事感を感じてしまうかなと思い、控えていました。育児で大変だと思ったので見守っていました。ただ、会社の様子など情報提供くらいはしても良いかもしれませんね。育児に専念できるように配慮していましたが、会社に変化があるときはさりげないフォローも大事なのかもしれません。

ー はじめての育児の所感は?奥さんとは戦友?!

えるさん:さて、わくわくしていた育児ですが、実際の率直な感想を教えてください。

Aさん: 大変でした。。。仕事は終わりがありますが育児に終わりはなく、ひたすら子供が泣いていて睡眠不足が続いていました。はじめの3ヶ月くらいが大変で、最初の1ヶ月は記憶がないくらいです。ストレスが溜まないようになるべく外出してリフレッシュしていました。外に出ると世界は広いな〜って思いました(笑)奥さんとは第4次大戦くらいまで喧嘩もありましたが、お互いなるべく一人の時間もつくるようにして工夫していました。体にも変化がありまして、育児で家にいることも多く全然運動をしていないのですが、子供を抱っこしてあやしているせいか体が引き締まってきました(笑)ここまでくると奥さんとは戦友のような関係ですね。

Kさん: 自分の時は子供と二人っきりになるとどうしていいのかわからなかったから一人の時間をお互いがつくれるように工夫するなんてスゴイ!!!

Aさん: でも、今思うと出産による体への負担が無かった分、私のほうが育児をする割合が高かったかもしれません。自分で育児について調べたり、夫婦で病院のセミナーにも参加したりしました。家庭的な一面は小学生のころからあり、裁縫の授業で家庭科の先生から褒められたこともあります。今は離乳食づくりにハマっていて、おかげさまで手首が腱鞘炎です!

えるさん: (スタンディングオベーションが巻き起こるくらいの感動…!)

育休取得中のAさんと既に悟りを開く赤ちゃん

ー 育休前と復帰後の仕事のギャップ

えるさん:復帰後のお仕事はどうでしょう。育児との両立で大変なことありますか。

Aさん: 休み中の会社の変化などをゆっくりとキャッチアップ中です。引き続き、テレワークをしながら仕事をしていますが、子供がいると集中できない時間はあります。どうしても子供の様子が気になってしまうため、これからは出社して仕事をしようか検討しています。奥さんからも出社してもいいよと言ってくれているのでありがたいですね。ただ、仕事メインで育児に割く時間が減ると奥さんの新たな不満も溜まってくる可能性があるので、引き続きお互い一人になる時間をつくって助け合っていきたいと思います。

ー 支援や制度も大事だけど、周りからの信頼や仕事環境も大事

えるさん:実際に育休を取得してみて、あったらいいなと思う制度などはありますか。

Aさん: 育児に関する制度もいろいろあると嬉しいですが、制度はまず取得しやすさが重要だと思います。周りが受け入れることも大事ですし、自分自身の信頼や評価も大事だと思います。

Kさん: 制度ではないですが、育休から戻って来られる場所を会社が用意していくことも大事だと思います。特に女性の方に多い印象ですが、出産や育休=退社とならずに済むように変えていきたいですね。男性でも、育休=プロジェクトから外れる というイメージが強い印象です。部門や会社としてもいろいろな働き方ができるプロジェクトを増やしていくことをしていかないといけませんね。

インタビューの後は、参加メンバーで美味しいコーヒーとスタバのケーキを楽しみました。育児や仕事のことをじっくり話すとても良い時間になりました。Aさんと以前一緒にお仕事をしていたNamiですが、イクメンっぷりに驚きと感動の嵐でした〜。

今後も社員のインタビュー記事を継続して発信してきます!最後まで読んでいただきありがとうございました!

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