エンジニア世代間ギャップ連載番外編第7弾!基盤統括部の新しい試みとは?|BFTオープン社内報
こんにちは!
株式会社BFT東京本社(SI技術本部) 2023年新卒入社のいずみです。
異なる世代のBFT社員が集い語り合う、「エンジニア世代間ギャップ対談」企画第6弾が、メディア「Think IT」に掲載されました。
基盤統括部(UK)に所属する村山さん杉岡さんをゲストに迎え、同じ案件で活躍する二人のエンジニアとしての思いをお話しいただきました。ぜひご覧ください!
今回のエンジニア世代間ギャップ番外編第7弾では、基盤統括部(UK)の新しい試みである、「クラス編成」と「疑似プロジェクト」にて活躍する伊藤さんと雲見さんをお招きし、UKの今までとこれからについて語っていただきました!
筆者もUK所属なので、魅力がたっぷり伝われば幸いです!ぜひお楽しみください!
プロフィール
UKでの働き方は?
--まずはUKでの働き方の特徴を教えてください。
伊藤:
以前は「請負(うけおい)」という種類の契約を担っている部門でした。UKは請負の頭文字という噂もあります(笑)
部門としてお客様からお仕事をいただいて、部門の中でアサインする人を決めることができたので、案件の規模感によっては、2,3年目の若手の人にリーダーを任せることができたりしました。「こういう案件があるんだけどどうかな?」と上長の方が提案してくれて、それをベテランの方がサポートするという体制が整っていたので、若手リーダーの育成に力を入れていました。現在は請負での契約数は減ってきていますが、今もなお、若手の育成には力を入れていますね。
雲見:
私はもともと請負のチームに所属していて、チームで集まって作業をすることも多かったので、仕事はみんなでやるという意識が強かったです。以前は社内にUKの人が集まって仕事をする部屋があり、そこに行けば誰かがいたので、一緒に作業することができました。オフィスが変わった今でも、案件ごとに集まって作業する文化は残っていて、UKの人を社内で見かけることも多いです。
--UKはどのような人が所属していますか?
雲見:
所属人数が多いので一概には言えないですけど、若手の人が多いと思います。先述した若手リーダー育成もあることから、積極的な人が多い印象ですね。
社内活動にも参加されている人が多い印象で、私が参画している中途オンボーディング講師もUKから結構たくさん人が出ていた印象です。社内でのコミュニケーションが活発だと思います。
UKの新体制「クラス編成」とは?
--UKの今季の体制はどのようなものなのでしょうか。
伊藤:
今季のUKは「クラス編成」という取り組みをしています。簡単に言うと、UKのメンバーを7つのクラスに分けて、それぞれのクラスに2人ずつ「担任」と呼ばれるリーダーを設けています。
導入の理由はいくつかありますが、単純に所属人数が増えたので、人の管理がしやすいようにするためというのが大きいと思います。
--伊藤さんは担任としてどのような事に従事していますか
伊藤:
基本的には生徒の皆さんの勤怠等の労務管理です。
そのほかにも月に1回クラスメンバーで集まるHR(ホームルーム)の準備をしています。
現在参画している案件は少し忙しくて、時間を作るのが大変ですけど、担任としてクラスを良いコミュニティにできるよう頑張っています。
--雲見さんは生徒側ですが、クラス編成にどんな印象を持っていますか?
先ほども伊藤さんがおっしゃっていたように、HRはクラスごとに内容が違って面白いなと思います!
基本的には業務報告や共有事項の確認を行うので、今までの課会と大きく変わることはないのですが、関わる人が変わったのは大きな変化だと思います。
今までは案件ごとのつながりが大きかったので、コミュニティが狭かったのですけど、現在のクラスは案件もバラバラなので、業務報告もすごく新鮮です。クラス編成になってUKに所属している実感は強くなったように思います。
--クラスごとにHRの内容が違うとのことですが、クラスごとにどのような特色があるのでしょうか?
伊藤:
他のクラスとがっつり交流することがないので一概には言えませんが、担任がHRを運営しているのもあり、担任の色が強く出ていると感じます。
雲見さんのところは担任の2人がとても真面目なので、すごくかっちりとしたイメージがあります。チョイトレ講師のサポートをしてくれたりと、UK全体に働きかけてくれていますね。
私が担任をしているc組は、担任の2人がほかの担任の人と比べると若手で、所属してくれている人も若手が多いので、気持ちとしてはワイワイ楽しくやれたらなと思っています。
新コンテンツ「疑似プロジェクト」について
--現在中途・新卒のオンボーディングでも採用されている「疑似プロジェクト」ですが、UK内でどのように始まったのでしょうか
伊藤:
もともとはUK内で「中途の人に向けた教育プログラムがあったらいいよね」というアイデアから中途入社・社内待機者向けに始まったものです。実際にUK内で参画した案件をもとにして作成されています。
雲見:
疑似プロジェクトはUKに所属する社員の発案で始まりました。現在はUK部内だけでなく、ほかの部門や新人研修でも活用していただいていますね。
受講者のスキルや参加人数に応じて、内容を変化させることもできるので、汎用性があるものになっています。
--具体的にどのようなコンテンツがあるのでしょうか
伊藤:
現在はミドルウェア、Azure等のクラウド、Windowsサーバ等の種類があり、それぞれの環境で設計構築を行います。
実際の案件をもとに作成されているので、基本設計書が用意されているものもあれば、要件だけ提示されるものもあり、その粒度は様々です。
--伊藤さんは実際に疑似プロジェクトに参画して、どのように感じましたか
伊藤:
私はミドルウェアの疑似プロジェクトに参画しました。データベースをクラスタープロで冗長化させて、JP1でメッセージ内容を監視するという内容でした。扱う製品の知識も全くなく、知識をつけるところからだったのでとても難しかったです。期間も1か月半と短かったので、納期に間に合わせられるよう必死でした。
--雲見さんはアドバイザーとして疑似プロジェクトに関わっていますが、アドバイザーとはどのような役回りなのでしょうか
雲見:
アドバイザーは、顧客とメンバーの間という立場で、メンバーの質問に答えたり、レビューのフィードバックを行ったりしています。
基本的にはそれ以外の手助けは行いませんが、自分の案件経験から、顧客折衝の部分やタスク管理などをアドバイスをすることが多いです。
--アドバイザーとしてどのような事を心がけていますか
雲見:
現在参画している中途オンボーディングでは、それまでの技術研修がすべて個人作業だったのに対し、疑似プロジェクトはチームで進めていくので、チームでの動き方を身に着けてほしいなと思っています。
技術力というよりは、得意不得意を活かして、助け合える関係になれるようにサポートするよう心掛けています。
お二人の今後は
--UKでの経験を活かして今後どのように動いていきたいですか
伊藤:
クラスの担任として管理を任せてもらっているので、参加してくれる人にも帰属意識を持ってもらえるように動いていきたいです。現在参画している案件はSESなので、社内での時間を作ろうと意識しないと、どんどん社内から離れていってしまうなと感じています。HRをきっかけに、UKにいる実感を持ってもらえたら嬉しいです。
案件では製品に触れられるのが嬉しいので、自分の技術力を高めていきたいです。
雲見:
私はUKで集まって仕事をしたり、疑似プロジェクトのアドバイザーとしてチームをサポートした経験から、チーム調整等のマネジメント業務が楽しいと感じることができました。これからは案件リーダーにも挑戦して、ゆくゆくはプロジェクトマネージャー等人に働きかけるような仕事ができたらいいなと思っています。
おわりに
今回はUKの伊藤さん、雲見さんに現在のUKの取り組みについてお話しいただきました。
前述したように筆者もUK所属であり、今回紹介した「クラス編成」「疑似プロジェクト」にも参加した経験があったため、コンテンツの始まりや、運営の裏側のお話しを聞けて、「そんなこと考えてくれていたんだ!」と発見と感動の連続でした。
コンテンツに対しお二人とも真摯に取り組み、それがもっと良くなるように動いている姿はとてもカッコよく、こんな方々がいてくれる部署にいられてよかったなと改めて思いました。筆者もより一層貢献できるように頑張ります!
次回の更新もお楽しみに!