子育て、決まった「ルール」にご用心!?


どれを信じるのか、どうやって決めますか?


こっちではこう言ってるんだけど、こっちではこう言ってるんだよね

TVを見ても、本を見ても、ネットを見ても……溢れかえる情報と、様々な人が、何を根拠にしているのかもわからないような主張がいっぱい…。

どれを信じていいのやら??

広告主のいうがままの雑誌は当たり前、スポンサーありきのマスコミ、裏付けもないままに発信されるネット情報まで、もうあふれかえる情報。

簡単に情報が手元で見れるようになった分、翻弄される日々も増えた今の子育て。

世の中は、個人としての「わたしと赤ちゃん」「わたしたち家族」という単体を尊重したり大切にしたりはなかなかしてくれない。

一生懸命「誰か」を思って活動する人も、情報発信だけでは、なかなか「ひとりひとり」には届かない。



個別で医者にかからずに、適切な答えを見つけられますか?


すべてがエビデンスに基づいている現代医療でさえ、誰しもに当てはまる100%の答えというのはないから、ネットで見た情報で自分の子どもを診断することはできないですよね。

赤ちゃんに異常があるときには、医療現場でさえ、「その時初めて会った医者の見立てより、お母さんの<いつもと違う>という感覚がとても大切なんです。」ということも少なくありません。

それなのに、「発達」や「生活」について、具体的にいうと、<抱っこ> <おっぱい> <ねんね> なんかについて、なにか一般的な答えがあると思ってしまいがち。


親子にとって一番大切なシステム「相互作用」


そもそも人間は、親となったものと生まれてきた子どもの間で、自然と「相互作用」というものが働きながら「一番いい状態」を作り出していく、生まれながらのシステムが備わってるそうです。

子育てにおいてなにか問題が起きているとしたら、問題が ″元々あった” とか ”突然発生した” のではなくて、むしろその相互作用を「誰か(何か)が邪魔してしまった」ときにおこることのほうが多いと言ってもいいくらいかもしれないのです。

本来、その相互作用に介入していいのは科学的(誰がやっても同じ結果が出る)な研究から導き出された答えが認められている場合(薬を使用した治療など)だけだと言います。それほどに、ナチュラルな相互作用に割って入る、という介入はリスクが高いんだそうです。

要するに、誰か他人が、一定のレベルの問題が出ていない親子の間に、上記のような根拠なく「これが正しいよ」「このほうがいいよ」「こうしなければいけないよ」と割って入るのは、細心の注意が必要ということ。

それは「情報」も同じ。


一人一人の「最適最善」や「解決の答え」は違う

赤ちゃんの発達においても、何か月からOK!というのはあくまでも大体の指標であって答えではないし、誰かがある一定の経験から導き出したメソッドも、誰にでもは合わない。その経験範囲や方向性によっては、ほとんどの人にとって間違っていることだってあり得えますよね。

時代が違えば常識も違うように、「科学的な裏付けがある」と言われたことだって例外ではないかもしれません。

だから、一方的な「指導」や「情報」は、参考にはなっても、ひとりひとりの答えを導くものではない。ってことを日ごろから切実に感じます。



あなたの感覚、赤ちゃんの様子(表情)を大切に。


じゃあ何を頼ればいいの~!!何を信じたらいいの~?!

となってしまってたらごめんなさい。。。

このnoteで言いたいのは、「自分(たち)自身を信じてください」ということ。

でも、この時代子育てを間近に見たり体験したりしてから親になることが少なくなってるから、ほとんどの場合において助けは必須です。

どうぞ、助けを借りるときは、「コンサルティング」をしてくれる専門家を頼ってください。

本来の支援的なコンサルティングとは、「情報交換」です。

助けてもらったときに得られる結果は、当人が「納得して」「自分の中に最適な答えを見つけ」「自信をもって行えること」、そしてそれらが自然な笑顔を生み出していくことだと思うからです。

そのためには「情報交換」が欠かせません。

あなたのもつ、「私の好みは、、私の感覚は、、私のライフスタイルは、、私の強いところ弱いところは、、私の想いは、、私の望みは、、普段は~、こういう時は~、」(「私は~」をもう一度、「赤ちゃんは~」、にも置き換えてみてください)という、情報をコンサルタントに提供して、

コンサルタントは、その情報をもとに、自分の知っている「情報」のどれがマッチしそうか、親子と共に探し提供する。

今困っていることはなんなのか、あるいは本人が気づいていないことでも、ちょっとした投げかけや視点によって一緒に発見して、じゃあどうしたらいいかな。を一緒に並走して答えを見つけていく。

最後はいつも、「自分(たち)」自身の感覚的な声を大切にすることで、親子が、家族が本当に心から笑顔でいれる日々が得られると思います。


このnoteでは、そんなコンサルティングの具体的事例を、ご相談いただく「ひとりひとり」に向けて書かせていただきます(*^^*)

少しでも参考になれば嬉しいです。


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独 ディ・トラゲシューレ(パイオニア校として業界に強い影響を持つ)認定ベビーウェアリングコンサルタント
ディディモス本社 認定ベビーウェアリングコンサルタント 
米国各協会認定講座終了 ヒプノセラピスト
木村まゆ

4人の母。楽しいこと、気持ちいいことが大好き。ベビーウェアリングに出逢うまでは子育てが辛いと思うことも多かったけれど、自分に合ったベビーウェアリングは驚くほど自由と新しい世界をくれ、親になってから初めて自分に自信ができ始めた。すれ違う抱っこが辛そうなママにおそるおそる声をかけては、「こんなに楽になるなんて!」という声を聴くのが趣味(笑)

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