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個人インターンのこと

ぼくは、京都を中心に小劇場の舞台芸術の企画制作と、舞台俳優としての経験や知見を元にしたワークショップ型の学びや場づくりといった教育分野での活動をしています。
フリーランスになって7年、こういった活動をしてきました。

そして、コロナ禍以降から始めた取り組みとして、
「企業だけでなくフリーランスの活動を知りたい」ということもあっていいじゃないかと、「個人インターン」の受け入れもしています。

特にぼくは、ニッチな分野のお仕事ですし、コロナ禍以降は、若い人が現場に出れなかったり経験が積めなくなってしまったので、
「この分野に進みたい」という思いがあっても「どこにいったらいいかわからない」という方を受け入れられたらいいなぁと思って、始めました。

今春卒業の子の巣立ち

この春、ぼくが去年まで見ていた個人インターンの子の1人が、エンタメ系企業に就職しました!

彼女は、大学でも芸術系のことを専攻していましたが、マネジメントのことや現場のことを学びたいと、面識のなかったぼくのところを人づてに訪ねてきてくれました。

個人インターンは、基本的には、一人ひとりのやりたいことや希望など、相手のお話を聞きながら進めていきます。
いま悩んでいることや考えていることを聞いたり、キャリアをどうして行くかなど、その人の「もう一歩踏み出したい」という気持ちに寄り添うように心がけています。

何かを教えたりとかより、ぼくが関わる現場や企画の中で、実践から学んだり気づける機会を作ったり、人との出会いを提供したり、というのをしています。

この春から就職が決まった子も、現場での姿などのインターン活動を通じて、彼女はきちんとしたリズムで、コツコツやれることや、研究熱心な姿もたくさん見てきました。
きっとどんな分野でも活躍できるだろうなぁと感じてました。

活動に対する思い

個人インターンにくる子が、その後、就職を選ぼうとも、フリーランスや起業を選ぼうとも、あるいは全然違う業界に行くことにしようとも、
ぼくは、どんな選択をしてもいいんです。

ぼくの根底にあるのは、彼ら彼女らが、いまを生きぬく力をもって、心豊かに過ごしていってほしい、という思いです。

若い人たちの成長を支援することができればという思いなので、進んだ業界が様々であっても、彼ら彼女らの根底の土台をつくるお手伝いやきっかけになれたら、という気持ちです!

今年度もやります

個人インターンは、今年も引き続き、受け入れていこうかなと考えてます。

僕のやっていることは、
舞台芸術の制作者、アートマネジメント、パフォーミングアートグループ“ソノノチ”のプロデューサー、アートと教育、表現やコミュニケーションのワークショップ、ファシリテーターやコーディネートをメインで活動しています。
やりたいことが重なっていて、スキルアップにも繋がりそうだなぁと感じる方に、また出会えたら嬉しいです。
期間や内容は個別相談で、最大でも2人くらい受け入れます。

個人インターンは、ぼくが、20代の若かりし頃に30代の先輩たちにお世話になったぶんの恩返しという面でもあるので、今年もたくさんの若者たちが夢を追いかける手助けをしたいと思っています〜✨

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