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こんにちは、久家です。

健康について
「体」と「心」両方が大事
とよく言われますが、
現代のストレス社会では
心を病んでいる方が
非常に多いように思います。

以前に書いた記事で

最初に感情がくるのでなく、まず体の反応がきて、その反応に合わせた感情が生まれるのが人間だ

ということをお伝えしました。

怖いから緊張するのではなくて

「体の緊張が先で、その体の状態に合わせた感情が生まれますよ」

っていうのが
もう何十年も前から
言われていることで
今の科学的な見解なんですね。

そういう意味では
しっかりと体の状態を整えることで
「感情が整って心も健康になる」
と言えますが、
心の健康を考える時、
もう1つ重要な要素があります。

それは「言葉」です。

感情は
体の反応だけでなく
言葉とも密接な関わりがあり、
心の健康、精神の健康
ということを考えた時に
言葉は欠かせない要素だと僕は考えています。

そこで今回は
感情と言葉についてお伝えします。


言葉の扱い方がその人を表す

普段
ご家族(旦那さん、奥様、子ども)に対して
どんな言葉を使っていますか?

意識して使っている方は
少ないかもしれませんが、
おそらく
その時の感情に合わせて
言葉を発していると思います。

ムカついていたら
攻撃的な言葉が出てきてしまうし、
逆に
優しい気持ちになっていたら
優しい言葉が出てくるものです。

自分の感情がどうであれ
良い言葉が出てくればよいですが、
やっぱり
それなりの言葉が出てきてしまうのが
僕ら人間ではないでしょうか。

このように
目の前にいる人に対する感情が
その時生まれてくる言葉を
ある程度決めているのが実際です。

この点を踏まえると、

その人の言葉遣いやその人が生んでいる言葉っていうのは、その人そのものなんだなって思います。

人の言葉を大切に扱うことは
その人を大切に扱うということだし
人の言葉をテキトーにしか聞かなければ
その人をテキトーにしか扱っていない。

人に対して丁寧な言葉を使っていれば
その人を丁寧に扱うということだし、
人に対して乱暴な言葉を使っていれば
その人を乱暴に扱うということ。

言葉の扱い方がその人を表すんです。


バカと言われるとバカになる?


人間の脳は、イメージするものと実際に体験するものの区別がつかない

ということが
科学的に分かっています。

言葉を使うということを
この視点で少し考えてみましょう。

例えば
「バカ」という言葉を使った時に
言葉だけでなく
「バカ」という言葉がもつイメージが
一緒に頭の中に入ってきます。

そうすると実際に
「バカ」を体験することになります。

これは
言われた側が気にしていないつもりでも
無意識のレベルに入ってくるので
「バカ」と言われて育ってきた人は
自覚していなくても
どこかで自分をバカだと思ってしまうんです。

昔から
「息子がバカだから」
「うちの子は成績が悪いから」
みたいなことをいう親がいますが、
もし子どもに直接言っているのだとしたら、
子どもを「バカ」にしているのは
その親だということです。

普段お子さんに
どんな言葉をかけていますか?

ご家族や友人、
会社の同僚に対してはどうですか?

そしてあなた自身は周りから
どんな言葉を受け取っていますか?

毎日見ている
テレビ、ネット、YouTube、SNSなどから
どんな言葉を受け取っているでしょうか?

人間の脳は、イメージするものと実際に体験するものの区別がつかない

この事実をしっかりと受け止めて
自分が使う言葉
自分が受け取る言葉
を選んでくださいね。


言葉は心の栄養


「言葉遣いには気をつけなさい」

僕らの世代は
子供の頃から厳しく言われてきたし、
大人になってもいろんな文脈で言われることです。

言葉遣いがあなたを作る
とよく言われますが…

言葉として出てくるものって普段入れているものです。

だから

どういう言葉を受け入れるかを選択することは、すごく大切なことです。

ネットやSNSで
誰かわからないような人の意見を
いっぱい見て受け入れている人は、
情報に迷うというよりも
心が迷っている状態だと思います。

そんな状態に
毎日のようになっていれば
当然自分というものがブレてしまいます。

「自分らしさ」というのが
分からなくなってくるでしょう。

そうならないためにも
1つ意識して欲しいことがあります。

それは

言葉は食べ物と一緒

ということです。

「食べた物で体はできている」
とよく言われますが、
言葉もそれと一緒で、

「得た言葉で心はできている」

体を健康にするためには
添加物を気にしたり、
ジャンクフードを減らしたり、
糖質制限したり、
腸活をしたり、
食べ物に気を使いますよね。

それと同じで
どんな言葉を栄養にするかっていうのは
心の健康を考える上で
とても重要なことなんです。

だから
普段受け取る言葉も
なんでもかんでも
受け取ればいいってものではありません。

本当に自分を大切にしてくれる言葉

本当に自分を育んでくれる言葉

を選ばないといけない。


僕が見ている限り、
ネットやSNS、YouTube上は、
ジャンクフードのような言葉ばかり…

そんな言葉を
いっぱい摂っていてもしょうがないんです。

ダメージなんだから。

食事と同じように
自分に合ったものを摂らないといけないし、
それを最大限尊重することが
「自分を大切にする」ということです。

そうやって
自分を大切にしていくと
その人らしさが隅々まで出てきて
言葉がその人を表す
っていう風になっていきます。

なんとなく言葉を受けて
なんとなく言葉を使っていると
いつまで経っても
自分らしさなんて出てきません。

言葉は心の栄養です。

ちゃんと自分をケアしてくれる言葉を選びましょう!


いい言葉を選択するには…


体に良いように見せて
パッケージの裏を見たら
めちゃくちゃ悪い食べ物って
世の中には結構あるものです。

言葉もそれと同じで、
一見聞こえがいいこと言っていて
すごい邪悪なベースから出てきている
みたいな言葉ってたくさんあります。

そういうものを
無意識に受け取っていると
ダメージを受けてしまいます。

すると
自分がそういう人になってしまい
他人をそういう風に扱うようになってしまう…

これって結構深刻な問題です。

にも関わらず、みんな…

マーガリンは気にするのに言葉は気にしません。

これっておかしな話だと思いません?

体に悪いと知ってマーガリンは食べないのに、訳のわからない言葉は何の抵抗もなく受け入れているんです。

ではいい言葉って
どうしたらわかるのか?

大切なことは…

常に体調を整えて、自分の感情をケアしていくことです。

体を整えて
日々の感情が良いものであれば、
いい言葉との出会いが必ずあります。

そして
美味しいものを食べていれば
美味しいものがわかるように
いい言葉を受け入れていれば
いい言葉がわかるようになるんです。

何となく毎日
スマホで情報に触れていても
いい言葉になんて出会えませんよ。

日常の中で
いい言葉を選択して
心の健康を作っていきましょう!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

久家


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