心と身体はつながっている。（休職直後～心身回復期）

休職すると不安や焦りが出ることもあると思いますが、まずは休養とることを優先しましょう。
ここではどうしたらいいかわからない時や少し回復してきたときの過ごし方についてお伝えします。

休職直後

休職に入った後というのは、それまで蓄積していた過労やストレスの大きさにもよりますが、張りつめていた気持ちが緩み、何もする気が起きなくなることもあります。

何もやる気が起きない時の過ごし方

不安な気持ちになることもあるかもしれませんが、この状態はある程度の期間で回復します。
何もする気が起きない時は最低限生活に必要なことだけをおこない、後は気分に任せましょう。

そうしていくうちにだんだんと外出しようといい意欲が出てきたら、食べたいものが浮かんできたりします。

少し意欲が出てきたら

「外にでてみようかな」や「あれ食べたいな～」といった意欲が少しで出てきたら、次のステップに進んでみましょう。

・なるべく夜寝て朝起きるという生活リズムに近づける
・毎日一度は外出するよう心がけ る
・軽い運動ができるか試す

少しづつやってみて、まずは日常生活ができるレベルまで身体を回復させるようにしてみましょう。

心身回復期

身体が回復したら、次は心の回復を考えます。

とはいえ、日常生活ができるまで回復していれば、心もある程度回復しているはずです。

なぜなら身体と心はつながっているから。

身体が元気になったからこそ気になってくること

身体が元気になってくると、「ふと仕事のことを思い出したときの不安」や「今後の生活の心配」などが浮かんできます。

この時に自分の頭の中だけで色々なことを考えると悩みが深くなり、また身体に影響が出てきます。

気になることが浮かんできたときの対応策

そんな時は頭の整理やリフレッシュをしてみてください。

・家族や友人などと話す
・外出する
・遊びに行ってみる
・旅行に行く

などをおこなってみるのもいいかもしれません。

ただ休職中ですので職場の人に「休んでいるのに遊んでいる！」などの 誤解を与えないように、SNSなどの付き合い方にはご注意ください。

治療の一環として、カウンセリングを受け始めるのもこの時期からがいいかと思います。