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ヨーロッパ縦断旅(11日目) 新鮮と安心、感動

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今日はワルシャワ への移動です。

ベルリンとの間にはベルリンワルシャワエクスプレスというなんとも安易な名前の列車が走っています。エクスプレスといえど客車を繋いだだけの列車なのですが。

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昨日は飲みすぎました。

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ホステルに別れを告げ、Hbf(中央駅)に向かいます。綺麗ですよね。

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でかすぎて意味がわかりません。サンドイッチ屋さんもイートインがあるお店もマクドナルドも、近日中にREWEもできて、日本の駅デパートみたいですね。

肝心の列車なのですが、座席指定だけで40ユーロです。本当に意味がわかりませんでした。

チケットを買ったのは実は21日なのですが、昼便を買おうとしてカウンターに行きましたが、そのときに言われたのは「日曜だから混む、夜便しか空いてなくこれを取らないと次の便は3日後」と言われました。予定通り旅を進めたかったので渋々買うことにしました。

だけど!やはり納得が行かずまたまたカウンターにいきました。

これを発券しているのはドイツ鉄道なのでぼったくることはあまり考えられず、何かトラブルでこのような法外な値段になっていると思いました。

今日対応してくれたのは、優しそうなおばちゃんで「これはおかしいね、聞いてみる」と同情的。やはり法外な値段のようです。

だけど帰ってきた返事は「システム上この金額になっているから私は何もできない」でした。ここまでくればもう仕方ないです。乗るしかありません。

旅には予想外なことがつきものです。無事に着けることを願うしかありません、

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上のホームから出発です。事前に電光掲示板で知らされるセクションでまたなければいけません。

ちなみに、日本であれば「1号車乗車口」のようにホームの床などに表記されることが多いですが、ヨーロッパでは「1等車はセクションEに停車、2等車はセクションBCDに停車」のような表記が図と共に電光掲示板に表記されます。

またホームにはどの号車がどのセクションに止まるか書いてあるボードもあります。

列車の号車は日本のように1~9号車の9両編成などではなく、262~265,245~247号車の8両編成など号車はバラバラです。

ヨーロッパで列車に乗る時は自分の号車がどこに止まるのか予め把握しておきましょう。

あと、電車は来たらすぐに乗り込んだ方が良いです。発車の合図もないし客車列車であればどこ行きなのか書いてない客車もあり、全くスリル満点です。もし間違えていたらと考えると怖いですね。乗り込むときに、「わるしゃわ?」とおじさんに聞かれたのでそうだよと答えてあげ、一緒に乗り込みました。

ベルリンからワルシャワまでは6時間ほどです。

コンパートメントの向かい合わせの座席で(全然空席ばっかだけど!!)、順調に走っていました。
ポーランドに入り、ポーランド国鉄になった瞬間にワゴンを運んだポーランドのお姉さんがポーランド語でパンやお水を無料でサービスしてくれます。欲しければ欲しいと意思表示しなければくれませんので、ちゃんとほしいー!っていいましょう。英語で喋りかけるとポーランド訛りの英語で対応してくれます。食堂車も連結されていたみたいで、お食事もできますね。

Warszawa Centralna(ワルシャワ中央駅)に到着は23:26という治安の悪そうな時間帯ということもあり、結構気を張っていました。実際ポーランドはドイツより治安が悪いと勝手に思っていました。

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着いたらこんな感じ。列車は長く、人はたくさん乗っていたようです。

人の流れに身を任せ、地上階に上がるとMax(スウェーデンのハンバーガーチェーン)の広告が見えました。
なんで?と思いつつ薄暗くてだだっ広い構内を外に向かって歩きます。

駅隣接のバスターミナルには多くのバスが止まっていました。ほとんどの人はいたって普通に行動しています。僕が想像していた夜中のワルシャワ中央駅ではありませんでした。

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なんだか幻想的なライトアップされた高い建物が僕の興味をそそるかのように佇んでいました。

それは今まで見たこともなく、新世界を飾っていました。

その時直感的にこの国は何かが面白いって感じました。(笑)

幻想的なビルたち、英語のあまり通じない場所、共産圏を思わせる中央駅、全てが新鮮でした。そして安心を感じることもできました。

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停車中のバスは照明が落とされ何だか怖いですが、チケットを有効化しようと機械にぐいぐい押し込んでいると近くにいたお姉さんが動いてから試してみてと声をかけてくれました。ますますポーランドに興味が出て、わくわくしました。


明日は市内観光です。

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