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NIKEでオシャレランに憧れてみる

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走り始めたとたん息切れ。 やる気が出てきたら骨折。 それでも半年待ってラン再開! 青春を取り戻せ、オジ!
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#わたしのチャレンジ

42° Centigrades の走行

42° Centigrades の走行

アトゥイ

倒れるなぁ。

そう思いつつ
42度の街を走る。

自然とペースはゆっくり。

音楽は古いR&B

私以外誰も走っていない。

公園の遊具は動いていない。
時間まで止まっているようだ。

汗もかかずに
熱中症で
死ぬのかな。

それもまたいまはよしと思える。

手放した方が楽だなことは
わかっている。

最後の握力がなぜだか
指先を曲げている。

暑い。

このまま。

走らなかった朝

走らなかった朝

皇居ランの次の日、月曜日。
気だるい筋肉痛あり。

走ろうと思えば走れる程度の疲労感だけれど
思い切って
休むことにした。

昔は仕事でもなんでも
無理をしていた。

それを考えると
私も大人になったものだなと
思う。

休むときは休むことが
継続につながる。

適切な休憩を。

また明日から走る。
いや、今日の夕方、走っちゃうかもね。

2ヶ月記念

2ヶ月記念

走り始めて2ヶ月
全てのランナーが一度は耳にしたことのあるコース
そう
皇居

はいわかってます、無謀なチャレンジではあります。

でも走ってきた。

一周5.3kmらしい。

大都会の真ん中の
自然が残る場所。

前日も当日も入念に地図で予習したけれど
田舎者の哀しさゆえ
全然景色のイメージが湧かない。

そして相変わらず走り始めからして遅い。

早速抜かれることはあっても抜くことはないという。

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坂の上

坂の上

意外に坂の多い街かもしれない。
車で移動しているときには気がつかなかった
高低差を
駆け上がる。

脚が持ち上がらない。

子どもの頃は
へっちゃらだったと思う。

「最近、走っているんだよ」
そう言ったら
父親は大丈夫なのかと言った。

母親はじっと私をみていた。

「ほら昔、家の周りを走らされたでしょう?」

私がそういうと
母親が僅かにうなづいたような気がした。

まだ元気なうちに
少しでも

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リライト

リライト

Apple Watchを忘れた当直あけの朝。
iPhoneを持って走り始めた。

耳にはAir Pods
はじめて音楽を聴きながらのランニング。

あら、あたし、オシャレになったじゃないの。

聴覚からの刺激は快適でいつもより長く走れそうな気がする。
3km走っても気分は楽勝。

Apple Musicが選んだ曲は私にとって懐かしい
アジアンカンフージェネレーション。

リライトして
人生が良い方

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2度目のチャレンジ

2度目のチャレンジ

普通2回目の挑戦は初回がうまくいかなかったリベンジを
誓うものだ。

私は違う。

1度目はもちろんうまくいかなかった。
2.27km 平均ペース7'52"だ。
えらそうに。

はっきりいってノロい。

でも気持ちよかった。
夕方、最高42度まで上がった(わたし、車しらべ)気温は
軽い夕立で走らなければ涼しいくらいまで下がった。

2回目
なんの目的もなく
早く走るつもりでもなく
Dutyでもなく

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空はまるで

空はまるで

はじめてのランニングマシーン。
わざわざこのためにここまで履いてきたNIKEペガサス40。

泳いだ後の心地よい怠さを
振り解くために
機械を相手に
まずは設定をした。

最初は歩いていこう。
そう希望したわけではないけれど。
Walk, don't run.
村上龍と村上春樹の対談集の題名だ。

走っても仕方がないから歩きなさいという意味かと思っていた。
いまは違う解釈をしている。

大人が子供

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走らなかったのに

走らなかったのに

羽根の音ではなかった。
少しの雨なら走ってもよかった。
その日は心を挫くのに十分な量だった。

仕事がうまくいって
ひとつずつ過去を乗り越えられると
喜んだのも束の間
今日は重い知らせを受け取った。

次から次へと
試練が自分を狙い撃ちにして降りかかるような気がする。

「もうやだ」

子供みたいに
我儘を言いたくなる。

食欲もない。
残り少ない愛想を無理やり絞り出し
仕事をこなしやりきったけれ

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夜と霧のあいだを

夜と霧のあいだを

日没前後
涼しい中を走り
最大酸素摂取量の改善を確認した。

明日は
スタッフとの面談がある。

走りながら分断を促すことにする。

深い眠り、
鼾の回数が減った。

朝、
アラームより先に
目が覚める。

不快な気持ちは
最小限だ。

もう一度走る。

霧が晴れ
背中を強い光で押される。

夜露が
NIKEの爪先から染み込む。

草いきれ。

逃げないカラス。

私の呼吸音。

スタッフを笑わせ

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