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夜と霧のあいだを

日没前後
涼しい中を走り
最大酸素摂取量の改善を確認した。

明日は
スタッフとの面談がある。

走りながら分断を促すことにする。

深い眠り、
鼾の回数が減った。

朝、
アラームより先に
目が覚める。

不快な気持ちは
最小限だ。

もう一度走る。

霧が晴れ
背中を強い光で押される。

夜露が
NIKEの爪先から染み込む。

草いきれ。

逃げないカラス。

私の呼吸音。

スタッフを笑わせる方法を思いつく。
こっちでいこう。

楽しい方がいいかもしれない。

3.5km。

夜も朝も
霧も露も。

走った。

私は走った。

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