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相手に変わって欲しいと思う前に考えてみて欲しいこと

皆さん、こんにちは。

今日は新年スタートして
最初の出張ホテルステイでした。

ご近所のよく知っているホテルで
これまでにも何度も利用しているところです。

ここは4スターなので
元々そんなに手厚いサービスはありませんが、
この状況になってからというもの
素泊まりに近い状態で2万円ほど。
一切の食事もドリンクも付きません。

とはいえ
僕がホテルに求めるのは
居心地の良さなので、
食事は特に問題になりませんでした。

だけど、
今回ばかりは本当にがっかりで。
あまりに酷いオペレーションに
沢山の気付きや学びがあったので
ブログでシェアしておこうとここに向かいました。

普段から結構出掛けると
店員さんから学びをもらうことは多いものです。

というのも、どこのお店でも
店員さんというのは
その仕事が大好きでそこにいるわけではなかったり、
むしろできることなら他のことをしたい
=こんなことしてる自分は好きじゃない、
というような人が多いので、
精神的に既に気分が低いところにいますから
何かと問題を起こしやすい状態ですよね。

特にアジア以外の国では
ホスピタリティという感覚がなかったりするので、
こっちが特に面倒なことをお願いしていなくても
面倒臭そうな対応をされることはしょっちゅうです。

最近は海外移住を目指してる方も増えてきていますが、
旅行に数日行くだけでは見えてこないのが
このあたりの日本の価値だと思います。

海外に住む、ということは
良いサービスを期待しない、
約束を守ってもらえると思わない、
(やるって言ったことをその日にやるとは限らない)
などなど「期待をしない」というトレーニングを
徹底的にさせられることになります。

つまりは「ガッカリしない」という
自己防衛のための「はなから期待しない」ということです。

今回の僕のホテルの件で言うと、
慣れ親しんだご贔屓にしていた場所だったので
ついうっかり「いつもと変わらぬサービス」
を期待してしまったために、
今回ガッカリに繋がってしまった。

だけど思い返してみれば、ここのところ
行くたびにスタッフも新人さんだったりと
入れ替えが激しくなっていましたし、
同じクオリティを保つということ自体が
かなり高度な技術なわけですね。

諸行無常とは言いますが、
この世は移ろい行くものであって
全てが常に見えないレベルですらも
変化していっているのだそうです。

だからどんなに行きつけの店であっても、
品揃えが変わることもあるし、
店員さんが変われば流れるエナジーそのものが変わる。

同じであることを求め続けると
必ずどこかでガッカリに出くわすことになります。
なぜなら必ず全ての物事には
終わりと始まりという変化がやってくるから。

正直、今回のホテルステイは
ガッカリが大きかった。
それは否定のしようがないことなんです。
が、それと同時に
新たな扉が開くきっかけにもなりました。

どうせ同じだけの金額を払うのであれば
他にも良いホテルは沢山あるわけだし、
そこに固執するということがバカバカしい話です。
前にも記事にしましたが
「執着する」というのは
自分の周波数が低い状態を意味します。

心をオープンにして
もっともっと自分にとって最善を迎え入れましょう。

そのホテルがダメダメになってくれたからこそ、
もっと良いところとの出逢いのきっかけになる。

これは人間関係でも言えることですよね。
誰かとの関係が崩れて別れがあるからこそ、
新たなもっと自分の周波数と合う
相性の良い人との出逢いに繋がっていくわけです。

一つの物事の終わりや決別は
寂しさを伴うため、
どうしてもそこにすがってしまいがちです。

要は「相手側に変わって欲しい」と願ってしまうんですね。
そうしたら自分はまだここにいれるから。
この関係を終わらせなくて済むから
気持ちがラクなんですよね。

でも、相手側を変えようとすると、
余計なストレスがかかることになっていきます。
ただでさえ嫌な思いをしているのに、
更に最後の力を振り絞って戦うことになるんです。

僕の場合、ホテルにクレームをいれて
ホテル側を改善させようとすること。
これにはマネージャーに会ってもらって、
一から全て何があったかを説明して、
どうやって改善していったらいいのか
僕からアイディアを出してあげて、、
と最終的にコンサルになってしまいますし、
社員教育だって、僕がする話になっちゃいます(^^;

そこまでの労力をかけたって
結局は何も変わらない可能性だって高いし、
もっと僕の大切な時間、
他のことに使いたいですよね。

自分の周波数がそこと合わなくなったのだったら
それは同時に喜ばしいことでもあります。

周波数が変われば(上がれば)、
その周波数のものへ向かって
旅立たなければいけないのです。

どこかにクレームをいれる前に
考えてみてほしいことですね。

待てよ、これはこの人たちが悪いんじゃなくて、
自分が上がっちゃったんじゃないの!?ってね。
その場合はクレームをしたって
話通じないだけですから、
どうか無駄な時間や労力で
自分を消耗させないで下さいね。

もっと良い出逢いを見つけたときに、
「あの時は嫌な思いをさせてくれてありがとう!
そのおかげでもっと良い場所へ
旅立つことができたよ♪」って
むしろ心から感謝できるようになります。

今日も優しい自分を思い出して穏やかな一日を。

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