前川明海 | 変化を味方にするビノレポ

ブライトン・コンサルティング株式会社 代表取締役|顧問企業4社|元ソフトバンク|未来を…

前川明海 | 変化を味方にするビノレポ

ブライトン・コンサルティング株式会社 代表取締役|顧問企業4社|元ソフトバンク|未来を語るの大好き|エクスポネンシャルな発想大好き|人が気づかない共通点を見つけること大好き|フレブル大好き|文具大好き|娘大好き|家族大好き|好きなものに囲まれて今日もニヤついてます、ごめんなさい。

最近の記事

キャリコンを資格から職業へ意識変革すること=ガラケーをスマホに機種変更すること

国家資格キャリコンという存在キャリコンという国家資格ができたことで、固定電話は携帯電話に変わった。 なぜ、携帯電話が必要なのか?いつでも、どこでもキャリアについて話すことが必要になったからである。 携帯電話になることで、通信手順が変わり、圏外をなくすという新しい課題が加わってきた。だから、固定電話にはない新たな知識を持つことが必要である。必要な知識を体系化したのが国家資格キャリコンだと思う。 ガラケーからスマホへキャリコンを資格から職業へという意識変革はガラケーからスマホ

    • 変化の時代は”正しい”よりも”楽しい”を

      正しいことは重要なのか?コロナ禍で自宅に仕事場を移して数カ月、以前よりもネット上の発信や発言を見るようになった。そんな中で目立つのが「批判の発言」である。出来ていないことや足りないことを批判し、それに賛同のコメントが連なっている。 変化の時代に正解を求めても、誰も教えてくれないし誰も断言してくれない。したがって、正解でないことを羅列し賛同を得て空白を埋めていくことで、なんとなく正しいことの輪郭を浮かび上がらせようとしているように感じる。 ”正しい”を求めると”正しくない”

      • ニューノーマル=企業と個人の新しい関係

        コロナ禍のパラレルワールド10年以上前になるが、村上春樹の「1Q84」を読み、いまだに私の中で「パラレルワールド」という概念が心を占めている。もしかすると、この世界と違う世界が隣り合う世界として存在し、2つの違う世界を意識しないまま行ったり来たりしているのではないか、そんな感覚を持っていた。 コロナ禍によって強制的に移行したテレワーク世界に慣れるに従い、ふっとその「パラレルワールド」の感覚が蘇ってきた。私がZOOMを通して2つの地域の方々とつながって打ち合わせをしているとき

        • 変化の時代に送るエール

          若い世代へのエール50歳で起業して3年目となったが、最近、若い経営者(20代後半~30代半ば)の方々と仕事する機会に恵まれている。彼らに共通して目につくことは”スピード”である。打ち合わせ後のアクションが「早く」、そして「速い」。水の流れで例えると、「大型用水路」である。荒々しさがなく、一見穏やかだが、近くで見ると結構なスピードで水が流れている。上流の急流とは違い流れ方がスマートなのである。 そんな彼らと仕事することで、さらに若い就活生と話す機会にも恵まれる。私の年齢からみ

        キャリコンを資格から職業へ意識変革すること=ガラケーをスマホに機種変更すること

          「無為の技法」から学んだこと

          泳ぐのをやめないと見えない景色社会の変化スピードが増している。だから、もっと早く、もっと多くのことに対応しようと努力する。変化に対して俊敏に適応しようと努力する。 変化への対応が、「下流に流されないように努力する」ことだとすると、上流には何があるのだろう。泳ぎ続けて、適応し続けることで、どこへたどり着くのだろう。これまで向かっていた方向のまま、ただ単に上流に向かおうとしているだけではないだろうか?流れは変わってはいないだろうか?そこは川のままだろうか?もしかして、すでに海に

          「無為の技法」から学んだこと

          コロナ禍に思うガンディーの言葉①

          A man is but the product of his thoughts. What he thinks, he becomes.ーマハトマ・ガンディー(人間はその人の思考の産物にすぎない。 人は思っている通りになる。) 「問題を解決することが得意な人は、問題を作り出すことも得意だ。」そんな誰かの言葉を思い出した。 問題というものは、問題があると思って物事を見るとき、または、問題のない状態を定義したときに発見される。量子力学的に解釈すると、問題のある状態と問題のな

          コロナ禍に思うガンディーの言葉①

          変化を楽しむ、変化を味方にする

          テレワーク前提社会の兆し緊急事態宣言の全面解除後もテレワークを続け、出勤率を押さえる動きが出てきている。 以前の投稿にも、解除後の通勤・通学等の「通い方」を再考する必要性、その前提としてテレワーク環境を継続することが新しい社会での必須の取り組みと書いた。実際にそういった動きを表明する企業が出てきたことは望ましいことだと思う。 生活圏の経済変化テレワーク(在宅勤務・遠隔授業)が前提となることで、池に広がる波紋のように様々な場所で変化の連鎖が起こっていくと思う。在宅勤務が進む

          変化を楽しむ、変化を味方にする

          新しいルールに変わるとき

          通い方を改革する必要性は? 緊急事態宣言が解除され、少しずつ新しいルールでの新しい生活が各地で始まっている。娘の中学校も6月から学年別に登校が始まる。PC画面での入学式から約2ヶ月。待ちに待った登校の時がやってくる。分散登校で学校でのソーシャルディスタンスは”ある程度”確保されると思われるが通学の電車はどうなるのだろう? 解除されれば、あの通勤ラッシュが戻ってくる。6月は雨の季節。窓を開けての三密防止も難しい季節。さらに夏は窓を開けることで冷房が効かないという逆の苦痛もや

          コロナ禍に社会に出る人へ〜父親世代の呟き〜

          新しい人たちが、新しい時代に ”デビュー” するということ 先日、大学生の方々とZOOMで語り合う時間をいただいた。約2時間。とても充実した時間を過ごさせていただいた。 「自分を動物に例えると何ですか?」自己紹介のコメントを求められた。「こいつら大丈夫か?」という気持ちと「なんて答えよう」という不安が同時にやってきて「カンガルー」と答えた。なぜかトラックのコンテナが思い浮かび、そのシルエットが「カンガルー」だったのである。そう、あれである。 社会人への質問コーナーが始ま

          コロナ禍に社会に出る人へ〜父親世代の呟き〜

          新しいルールには、新しい価値を

          緊急事態宣言解除とともに新しいルールがやってくるビフォーコロナには戻らない。一番顕著なものはテレワークだと思う。  こんなに便利で、こんなに生産的であることをコロナは我々に"強制的"に体験させてくれた。 すべての人が等しく体験できたことで、"わざわざ足を運ぶ"という儀礼的観念を社会全体でリセットするチャンスを与えてくれた。テレワークで商談をすることに抵抗感が薄らぎ、逆に顔を突き合わせることのリスクを考える必要が出てきた。 今回のコロナの教訓を事業継続性として捉えると、テレ

          新しいルールには、新しい価値を

          風車な生き方〜向かい風をチカラに変える〜

          withコロナ時代の生き方は、”向かい風を自分のチカラに変える” 生き方へ 5月14日にコロナによる緊急事態宣言が多くの県で解除された。私の住む横浜はもう少し後になりそうだ。 この4月に中学生になった娘は、PCの画面を見ながらの入学式を自宅のダイニングで迎えた。制服と図書館が気に入り入学した都内の中学校。入学式に着るはずだった制服は袖を通すことなく夏服の季節となり、一目惚れの図書館もいまだに足を踏みれていない。 前代未聞のコロナ禍は、娘の中学生活だけでなくオリンピックを

          風車な生き方〜向かい風をチカラに変える〜