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風車な生き方〜向かい風をチカラに変える〜

withコロナ時代の生き方は、”向かい風を自分のチカラに変える” 生き方へ

5月14日にコロナによる緊急事態宣言が多くの県で解除された。私の住む横浜はもう少し後になりそうだ。

この4月に中学生になった娘は、PCの画面を見ながらの入学式を自宅のダイニングで迎えた。制服と図書館が気に入り入学した都内の中学校。入学式に着るはずだった制服は袖を通すことなく夏服の季節となり、一目惚れの図書館もいまだに足を踏みれていない。

前代未聞のコロナ禍は、娘の中学生活だけでなくオリンピックを目指していたトップアスリート達にもこれまでに経験したことのない変化を強いることとなった。この夏に人生最高のパフォーマンスを出せるよう綿密に調整してきたトップアスリート達は、一年後に再度ピークを持ってこれるようこれまで誰もしたことのない試みに挑むこととなる。

夏の甲子園、インターハイも中止となり、試合に向けての努力や思いはどこへ向ければ良いのか?そんな埋めようのない思いを想像すると彼らの指導者や関係者も、「また、来年頑張ろう」なんて言葉はそう簡単にはかけられないであろう。

これは、向かい風。いつ弱まるのかわからない向かい風。

それならいっそ、この風を動力に変えよう。そう、風車のように。

娘は自宅にいる時間で英検の勉強を始めた。中学校を会場として受けるはずだった英検を自宅近くの会場に変更し、書店の棚から数冊の問題集を手に取った。

コロナという風が授業を止める。授業がないので多くの時間を問題集に費やすことができる。そう、向かい風をチカラに変えるのだ。

アスリートもビジネスマンも自分の立っている場所に吹く風を、自分なりの仕組みでチカラに変えよう。

この一年でさらに記録を伸ばす選手。この一年で頭角を現す若手社員。崩れた既得権益に台頭する新興企業。これまでの常識が崩壊し、新しいルールが誕生する。

さあ、向かい風をチカラに変えよう。風が弱まる前に、たくさんの風を浴びよう。

コロナの緊急事態宣言も来週には解除の見通し。新しいルールに向けて社会が変わり始める合図。

娘に負けじとこの私も、「動画編集」という新しい世界に足を踏み入れてみる。 50の手習いで、向かい風を楽しんでいこうと思う。

新しいルールはまだ見えないが、無駄にはならなさそうである。





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