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高校時代、毎日タクシーで帰ってた話

私は高校時代、ほぼ毎日タクシーで帰っていた。

私の高校は家から距離が遠く、行きは父親が送迎してくれて帰りはバスで帰るのが普通。

しかし、私は帰りをバスでなくタクシーで帰っていた。

なぜわざわざ高いお金を払ってまでタクシーで帰っていたのか?

それは、私は学校にいるときはいつも体調不良だったからだ。

具体的な症状としては、頭痛、腹痛、動悸、緊張、呼吸が浅くなるなど。

これらの症状は学校にいるときはいつも感じていて、帰りのバスに乗る時もだった。

バスには同じ高校の生徒が大勢乗るので、かなり人が多くなる。

私はそれが耐えられなかった。

人の目線は気になるし、動悸や呼吸が浅いので、本を読んだりスマホをいじっていても何も頭に入ってこない。

しかし、タクシーは完全に1人の空間。

毎日タクシーで帰っていたので、他の生徒からしたら裕福な人間だと思われていたのかもしれない。

しかし全然そんなことはなく、私の貯金は20万円くらいあったのだが、このタクシー代のせいでほぼなくなった。

祖母からもらっていたお小遣いもほとんどこれでなくなった。

本当に辛かったなぁ…。

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