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人事部長が語るマネージャーに求められるもの3つ

こんにちは。ベルパーク採用広報担当の加藤です。
皆さんは「マネージャー」という言葉からどんな仕事内容を思い浮かべますか?

本日は弊社ベルパークの花形ポジション「マネージャー」の仕事内容や、やりがいにフォーカスし、わかりやすく解説するシリーズ、第3弾をお届けします!

今日はマネージャー経験者でもあり、現人材開発部部長・採用責任者の田代と対談し、「マネージャー」に求められるもの3つを語ってもらいました。
では早速1つめからご紹介します!


▼ 人事部長が語るマネージャーに求められるもの3つ

1.信念

― マネージャー職に求められるものを3つ上げるとすると、1つめは何でしょう?

質問をして間髪入れずに返ってきた答えは『信念』という言葉でした。

「マネージャーに求められるものは『信念』。エリアマネージャーになると50人くらいのチームメンバーを持つことになるよね。まずはその50人のチームをどうしたいかどこに向かわせたいかどの方向に進んでいきたいかチームとしてどういうゴールを達成したいか、を考えて、一貫してずっとメンバーに語り続けること。それが大事なんだと思う。」

― なるほど、当社の業務に当てはめて考えると…例えばどういうことでしょうか?

「当社であればまず通信キャリアのビジョンや目標があって、そして当社のビジョンや目標がある。そのビジョンや目標を理解してきちんと咀嚼して、自分の言葉で部下に伝え続けることが大事なんじゃないかな。」

― 自分の言葉で伝えるというところがポイントのようですね。マネージャーというポジションは、売上や利益にもコミットしなければいけない立場なので、一見目標数字を達成することばかりに追われて理想と現実の乖離に悩まされそうな印象を持ちますが、そのあたりのジレンマはどうしていけば良いのでしょう?

「数字に追われちゃ駄目なのよ。数字は自分達で“つくる”ものなんだよね。目標は自分達が向かっているゴールを達成する為には必要不可欠部下にその数字を達成することにどんな意味があるのかをちゃんと自分の言葉で伝え続けなければいけないじゃないと、何のためにやっているのかわからなくなっちゃう。

ここで一つ、筆者のエピソードをご紹介させていただきます。筆者は前職、人材会社で法人営業の仕事をしていました。企業から求人をもらい、自社の登録人材をご紹介する営業担当です。人材の仕事に希望をもって飛び込んだ業界でしたが入社して1年、2年経つうちに、何のために数字をつくっているのかわからなくなって、何度も立ち止まってしまった経験がありました。なのでこの話は筆者にはめちゃくちゃ刺さりました。

今思い返せば、何のために数字をつくっているのかわからなくなったのはきっと、ただ数字を達成することだけを求められていたからなんだと思います。機械的に数字を作ることをただただ求められていた、といっても過言ではないと思います。

もし当時のマネージャーが、自分達はどんなミッションをもっていて、どんなゴールに向かっているかを語ってくれて、その数字を達成するごとにどれだけそのゴールに近づいているかを語ってくれたら、きっと立ち止まることなく進めたのかもしれません。当時未熟だった自分は、そんなことには気付かず、ただただこなしていくことに一生懸命でしたけどね…!

「あとは具体的に『どういう行動を賞賛するか』を決めることも大事。マネージャーの信念はチームの馬力になるよ。」

部下はリーダーのことをいつも見ているので、リーダーが他のメンバーや自分をどう称賛するかには非常に敏感なものですよね。だから、称賛するポイントと、ちゃんと軸を持たなければいけない、ということですね。

2.ポジティブ変換できる力

― マネージャー職に求められるもの、2つめは何でしょう?

一見ネガティブだと思われることを頭の中でポジティブに変換できる力かな。我々の業界って変化の激しい業界でしょ?だから「うわぁ〜また変わるのかぁ」とか「え?明日から?」とか、いろんなピンチがやってくるわけ。それを嘆いていても始まらない。ネガティブなことばっかり言ってる上司って嫌じゃん。変化を受け入れてボジティブ変換し、アウトプットしていくことが大事なんだと思う。」

― 自分がポジティブ変換した言葉が本当に部下に伝わっているかどうかは、どうやったらわかりますか?

「うちのマネージャーと店長だったら、店長会議で店長の発言を聞いていたらわかるかな。ちなみによく会議の場で「徹底的にやります」という発言を聞くけど、「徹底的にやります」は再現性が無いからダメ。例えば、イベントで80台が目標なのであれば、「店内は薄くなるけどアウトキャッチに人員を〇名割いて、アウトキャッチで数字作ります!」という発言であれば、再現性があるからOKです」

3.責任感

― マネージャー職に求められるもの、3つめは…?

「3つめは『責任感』かな。マネージャーって部下50人の人生を左右する仕事だと言っても過言ではない。人事考課の面でも、異動に関する面でも自分の決定や判断が部下の人生を変える自分に関わっている以上は人として成長させなきゃいけないし、何年一緒に仕事をするかはわからないけども、その人としっかり向き合わないといけない。特に当社の場合は店長から評価者になるから、人の人生に大いに影響を与えるようになる。部下は年下かもしれないし年上かもしれないけど、ちゃんとその人の人生に責任を持つ。その人のことをしっかり考えなきゃいけないよね。」

よく経営者は従業員の家族のことまで考えなければいけない、と言いますよね。経営者だけではなく、店長でもマネージャーでも一緒。

当社の場合は店長の立場になった瞬間から店舗のメンバーの上期・下期の評価をし、それが賞与や給与の金額にも直結しますので、人に対する責任は重大一緒に仕事をするからには自分がその部下に対してどういうバリューを出せるのか、しっかり考えて行動していかなければいけないですね。

▼ 取材後記

今回は現 人材開発部部長に『マネージャーに求められるもの』3つを語ってもらいました。

【まとめ】マネージャーに求められるもの3つ

  1. 信念を持ち語る力

  2. ポジティブ変換できる力

  3. 人に対する責任感

取材を終えてこの3つの言葉を眺めている今、この3つは全て『人を動かす』ことにつながる言葉だと感じています。

チームをゴールに導くためにはいろいろな困難が降りかかるものですが、信念を持って突き進んでいけば乗り越えられるものですし、環境の変化や困難なことが待ち受けていてもポジティブに変換する力があれば乗り切ることができます。そして、チームのメンバー一人一人に責任を持とうとするその姿勢は、人の心を動かします筆者もこれからこの3つを強く意識して仕事に取り組んでいければと思いました。

以上、今回は「人事部長が語るマネージャーに求められるもの3つ」でした!最後までお読みいただきありがとうございました!


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