すずめ

人間よりの情報学を専攻する、大学3年生。特技はどこかに行くこと。ツイッターの文字制限に…

すずめ

人間よりの情報学を専攻する、大学3年生。特技はどこかに行くこと。ツイッターの文字制限に収まらない規模のもの、自分の脳内で繰り広げられている会話、普段は見えづらい、たいせつなことをまとめる場所。ゆるく綴っています。

マガジン

  • 日記

    タイトルのままです。日記と言いつつ不定期更新。

  • 編入のお話

    筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類 3年次編入試験についての私的まとめです。誰かのお役に立てればうれしいです。

  • 初恋の悪魔

    初恋の悪魔を見て感じたこと、考えたことをまとめる場所です。

  • バイトの素敵なひとたち

    素敵な人たちとお話ししたことをまとめたくなって作りました。

  • 学生研究奨励賞

    21年度学生研究奨励費、奨励賞研究関連の記事を集めました。

最近の記事

私の行動は全て、どのジャンルにおいても ただそこに、あなたを包むあたたかい空間がありますように。「一緒にいる」ことが実感できる居場所がありますように。 ということを願ってとっているものなのかなとふと思った

    • ちいさなせかい

      1がつ5にち ボールと子供たち 最近、近くの博物館でアルバイトをしている。そこは小さな子どもがよくくる場所で、地元では比較的名の知れたところだ。 休みの日にシフトが入ると、特に子どものお客さんがたくさんくる。 私の担当する展示室に、ボールを使って体験できる作品がある。なぜだかわからないが、子どもはボールというものがとても好きで、取り合いになることも少なくない。お客さんの多い休日は尚更だ。 今日もボールの取り合いが起ころうとしていて、私が止めようと思った時のことだ。 車

      • 湯気の中で考えたこと

        今年のすずめは2022年みたいに日々のあれこれを綴りたいと言っているので有言実行。 ここ数日だけでも色々あって、過去の自分の言葉を思い出したわけで。noteに残した言葉って、自分の中にずっと残る。きっと一度思っただけじゃなくてちゃんと思い出そう、表現しようとする時間があるからですね。思い出したいことっていっぱいあるけど、なにせ日々あれこれありすぎてだんだんその思い出が色褪せてしまう。そこで記憶や感覚が鮮明なうちにnoteに綴る。時々見返してみることでここが戻る場所になる、そ

        • noteの記事は時に大学の課題の役に立つことがある。他のどこよりも自分の気持ちに正直になれる場所だから。

        私の行動は全て、どのジャンルにおいても ただそこに、あなたを包むあたたかい空間がありますように。「一緒にいる」ことが実感できる居場所がありますように。 ということを願ってとっているものなのかなとふと思った

        マガジン

        • 日記
          15本
        • 編入のお話
          3本
        • 初恋の悪魔
          3本
        • バイトの素敵なひとたち
          2本
        • 学生研究奨励賞
          4本

        記事

          寄り添うこと

          はじめに すずめです。 今年一年色々考えたことをふとまとめたくなりまして。筆を取ってみました。 思い返せば今年は去年より忙しく、あまりnoteを書けていなかったなぁ、と。アウトプットが少なくなるとストレスが溜まりやすいので2024年は気をつけたいですね。アウトプットだいじ。 寄り添う、をテーマに考えたことを記述しようと思ったのは12月頭くらいかな。そのあたりから自分は来年何をやるべきなのか、何がやりたいのか、物事とどう向き合うべきなのかがはっきりしてきました。 来年は

          寄り添うこと

          筑波大学に編入してからの話

           Klis Advent Calendarに参加することにして、さて何を書きましょうか。と。せっかく同じ学類の人やその関係者の方の目に触れる文章ならば、ここで編入してからの話を振り返ろうか〜と思いつき、ずっと書いてなかった編入後の大学生活諸々について残すことにした。 これから編入する人、編入を目指す人の役に立てることを願って。 🌸春🌸3月  筑波大学管弦楽団に2月から入れてもらい、しばらく実家から練習に参加する日々が続いていたが、3月中旬にやっとつくばへ引っ越し、こちらで

          筑波大学に編入してからの話

          おもしろいはなしってなに?

          授業にて、1100字以上で面白い体験談を書いてくださいというお題が出た。私はwordファイルと睨めっこするより、noteと睨めっこした方が筆が進むので、ここで書いて、後でコピペすることにした。 突然面白い話を書けと言われても困ったものだ。なぜならば自分の思う面白い、と他の人の思う面白い、は多分違うからだ。 さておき、16:30までになんとしても1100字以上生成しないとまずいので、面白い体験談を考える。 面白い体験、最近面白い体験をしただろうか。私は笑いが取れる面白いより

          おもしろいはなしってなに?

          見える音楽

          見える音楽と聴いて、何を思い浮かべるだろうか?楽譜が見える音楽?奏者の動きという意味で、見える音楽?はたまたまた違うものだろうか 私が今回の記事をこのタイトルにしよう、と思ったのは先日の合奏中だ。その時、音楽が見えるという感覚が今までで一番わかった日でもあった。 最近、合奏中の自分の感性を研ぎ澄ませるために視覚情報を意図的に制限している。「なるべく楽譜を見ない」ことだ。これをするのはまあまあ難しくて、たくさんのリスクももつ。当たり前だけど音程だけでなくアーティキュレーショ

          見える音楽

          たいせつなこと。 何かに対してお金や値じゃない、自分にとっての価値を持つことができること。 それは他人に意見されるべきものではなくて、ただ自分の心の中にあり続けること。

          たいせつなこと。 何かに対してお金や値じゃない、自分にとっての価値を持つことができること。 それは他人に意見されるべきものではなくて、ただ自分の心の中にあり続けること。

          ひらがなメロンパン

          コンセントの配置がとっても悪い部屋で、充電のなくなったスマホ片手に私はこの文章を書いている。 布団を敷いた場所から一番近いコンセントに充電器をつけて、そこに寄って寝ることに寄って寝転がりながらnoteを書くことに成功した!(体勢は非常にキツイ) 今日食べたメロンパンがひらがなの味がして、商品名これにした人は粋だなぁと思ったのでタイトルに。でも、ひらがなメロンパンみたいな日でした。(このメロンパン食べた人ならきっとわかると信じる) 他人の幸せは自分の幸せでもあるなぁという話

          ひらがなメロンパン

          ものごとの見え方

          6がつ22にち 研究室に行った。今日はゼミ形式で他の研究生の先輩と一緒にワークをやった。先輩の研究に近い内容が取り上げられており、自分の研究とは直接関係するわけではなかったが、非常に楽しいひとときだった。 こんな感じで、蜜蝋で作られたクレヨンで紙の質感を楽しみながら無限遠からの流れに乗って線を書いたり、図形を描いたりしていた。この世の中は、水で埋め尽くされていて水をかいたら他の人に波が伝わるように人と人とが相互作用していて、たとえ互いに話していなかったとしてもお互いを無意

          ものごとの見え方

          豪雨の中、全身の痛みに耐えた日

          6がつ2か〜3か とても長い夜だった。散々な1日だった。もうこんなことは味わいたくないというくらい辛い日だったけれど、これを乗り越えた自分を後で褒めてあげたいのでここに何があったかを記録しておく。 夜の時間が好きな私が、今までこんなにも朝になってくれと思った日はない。それくらい辛い夜だった。 タイトルの通りだ。ここ数日頭痛には悩まされていて、どうせいつもの天気によるものだろう、と思っていた。(金曜に台風が来ることも、大雨が降ることも予報に出ていたので。) 今考えれば、最

          豪雨の中、全身の痛みに耐えた日

          東京の雑踏の中で探し物を見つける

           私自身は楽器の修理をしに、そして探し物をしている人に合流して東京まで行ってきた。東京は、今私が住んでいるところよりも空気は綺麗じゃないし、星もよく見えない。人の数が多くて息苦しい。だけど、雑踏の中で探し物を見つけるのがたまらなく好きだ。綺麗なものや、自分のお気に入りを混沌から見つけられた時の喜びはとても大きく、そういうものはずっと大切にしたいと思うものだ。自分だけしか見つけられなかった特別な気分になれるからだろうか。この感覚をどうしても味わい続けたくて、私は週に一回くらい東

          東京の雑踏の中で探し物を見つける

          流す、と放つ

          5がつ1にち 時間を共有すること 視界が一度ぼやける。 そして鼻筋に重みを感じた瞬間にまた視界がはっきりする。「見える」という意味では同じだが、もう一つのレンズ越しから世界を覗くのは丸一日ぶり以上だろうか。 私が24時間以上、もう一つのレンズで覗いていた世界を今から残してみようと思う。 時間の共有は、空間の共有でもあり、その場所に一緒に乗っているという意味では何か乗り物に一緒に乗る時と同じような気分になる。 同じ時間でもゲームをする時間と、おしゃべりする時間と、夜

          流す、と放つ

          優しさと愛は似て非なるもの

          とっても心の綺麗な人がいる。 でもその人は、自分なんて汚い人間だから、っていう。 「心が綺麗」と「汚い人間」って一見相反する言葉に見えるけど、実は共存できるのかななんてことを最近考え始める。 心は人間の一部だからとってもちっぽけなものに見えるけど、それが全てを映しているんだよね。 心はなかなか自分では見えないものだから、すごく綺麗な心を持っている人なのに、それに気づいていないってことがあるのかしら。 心は人を介して外に初めて出て来られるものだから、綺麗な心に触れたら綺

          優しさと愛は似て非なるもの

          見つからない、を見つける

          4がつ2にち くま 駅前にある自販機の横にあるゴミ箱の上に、クマのクッションがあった。 誰が何を思ってこの子をここに置いていったんだろうって考えていたら、電車乗り遅れそうになった。きっとこの子は、このゴミ箱に飲み物のゴミとは違うものを捨てる人がいないか見るためにここに来たのだろう、と自分の中で納得した。 私は何かにつけ物事の理由を探しているんだな、ということに気がつく。 みんなどこへ向かってるのかなんて結局はわからない 知らないおばあちゃんが、私をみて彼女の孫に「

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