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コミュニケーションの話



昨日の夜ちょうど感情のぶつけ合いをしてしまったこのタイミングで、今朝の授業で感情についてのワークをした。ちなみに感情のぶつけ合いについては、ぶつけ合ったままでまだ解決していないという、私も相手も1番いやーな段階だ。

カードを持って、「〇〇ってどう思う?」と尋ねるワークは普段自分が身近な人と深く話す時にする方法と同じだなと思った。ただ関係性がそこまで深くない受講生の人たちとこういう話をするのは新鮮だ。

非暴力コミュニケーションとは、周りの人が自分を見た時に敵だと感じさせないようなコミュニケーションの在り方だと先生がおっしゃっていて、はじめは「?」だった。そもそも最初非暴力コミュニケーションの専門の人が来ると聞いて、授業テーマとどう関係があるんだろう?と謎だった。

でも、ワークを通して相手の話を聞き、自分が自発的に話し、それを受け入れてもらい、相手もまた自発的に話し、それを自分が受け入れることで自分も相手も大事にできるコミュニケーションが生まれるとわかった。双方向なコミュニケーションだ。

就活をしていた時に、面接官に「チームで何かをする時に最も大事なことは何だと思うか」と聞かれて私が話していたことが↑の内容そのものだと思った。私はチームで何かをするためにはまず全員が心地よいと思えるチームである必要があって、そのために対等なコミュニケーションができる環境を作ることが大事だと思っている。

リーダーのような役割を作ることはあんまり好きじゃなくて、いらないとも思うけれどチームをまとめる上で最初は必要で、もし自分がその役割を負うことになったらそれぞれの個性や性格に合わせたファシリテーションがしたいと伝えたのを思い出した。その手法が今日やったワークそのものだった気がする。

非暴力コミュニケーションは私が今年よく言っている、「誰も取り残さない」ということにも通じることで私の中では大事にしたい考え方だ。そういう意味で今日のワークには共感できるところがたくさんあった。今日のワーク難しかったなーという声も聞いたが、その難しかったなと言う経験をどこかでその人が思い出してくれたらいいなーと心の中で思った。自分の価値観の押し付けはしてはならないが、同じように考える人が増えればあたたかみのあるやさしいせかいに近づく気がする。(やさしいせかい、は去年の自分がテーマにして目指していたことだが人生のビジョンとしてもずっと大切にしたいことである。)

さて、私が昨日感情のぶつけ合いをしてしまったのは今日のワークで言う対立段階の部分なのだが、そこからどうやって互いに満足できる結果に持っていけるかが、今日の授業で学んだ成果を発揮できるタイミングなのではないだろうか。

話し合ってみようと思う。

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