コロナ時代を生き抜く店舗経営

創業40年の飲食店、創業13年の美容サロンを経営。店舗利益率は40%、顧客リピートは8…

コロナ時代を生き抜く店舗経営

創業40年の飲食店、創業13年の美容サロンを経営。店舗利益率は40%、顧客リピートは80%を継続中。

最近の記事

第13回 好きなこと、嫌なこと、面倒なこと・・

好きなことをして生きていきたい よく使われる言葉です。 社会に出ていない学生に向ける言葉としては、価値がありますが、すでに社会に出ている私たちには当てはまらない場合が多い。 なぜならば・・ 好きなことを選び、好きなことをしてきて「今」がある訳です。 もちろん、「今」の現状に満足しているなら、あなたがやってきた【好きなこと】が功を奏して「今」があるのでしょう。 ですが、好きなことをしてきた「今」に満足出来ないとしたら・・ 好きなことだけではなく、嫌かもしれない、面倒か

    • 第12回「先もらい」or「後もらい」??

      第12回目は「先もらい」なのか、「後もらい」なのかについて 「金持ち父さん、貧乏父さん」で有名な概念になった【キャッシュフロークワドランド】 ご存知の方も多いと思いますが、お金の流れを4象限で表現されたもの。 それぞれのセクターは、 Employ:従業員 Self-Employ:自営業 Business-Orner:ビジネスオーナー Investor:投資家 と区分分けされている訳ですが、その真ん中を基軸に左側と、右側では「天と地ほどの差」があると思う訳です。 【

      • 第11回「r>g」と「ヒト資源」

        第11回は、「r>g」と「ヒト資源」について触れたいと思います。 資源=ヒト・モノ・カネ と言われますが、どんなに素晴らしいモノ資源があっても、どれだけ自由に使えるカネ資源があったとしても、結局をそれを使うのは「ヒト」な訳で。。 つまりは「ヒト」としての資源を最大化することが、資源の最大化へのもっとも近道=費用対効果が高いのかもしれません。 なので、私たちは飲食事業でも、美容事業でも「ヒト資源」を最大化するために、ゆっくり丁寧に時間を掛けています。 昔は、「〜あるべき

        • 第10回 失敗を認めたとき、初めて失敗は過去のものとなる

          第10回は、失敗要因=倒産要因を考えてみたい。 最近読んだ著書の中に、こんな言葉があった。 「失敗を認めたとき、初めて失敗は過去のものとなる」 「失敗した事実を否定する人は、決してそこから抜け出せない」 「失敗は恥ずかしいことではなく、失敗を認めるということは、以前より賢くなったことを意味する」 なるほどなー、ホントその通りだなーーって思った。 みなさんは、どうだろうか? 5月1日現在、新型コロナウイルス関連によっての倒産件数は、114件とのこと。 今までに経済危機

        第13回 好きなこと、嫌なこと、面倒なこと・・

          第9回 大切なのはヒト

          第9回は、大切なスタッフ=ヒト資源について、です。 5月に入り、限定的に、変則的に営業を再開するにあたって、オンラインで1人1人にシェアしました。 守りの財務が整ったら、次はこれからのコロナ時代をいく抜くため、飛躍するための準備です。 そこで何より大切なのは、テクニックではありません。 どんなに素晴らしい道具があっても、それを使う「ヒト」によって天と地の差が拓くものです。だからこそ、時間を掛けて(そもそもヒトと共に成長することは、時間が掛かるもの)共に学び、共に成長し

          第8回 資金調達は完了? 危機関連保証を知らない人多すぎ。。

          第8回は、資金調達についての進捗と続報。 私は飲食事業、美容事業ともに会社は別々なので、資金調達がそれぞれ完了しました。 1.政策金融公庫 金利0.22% 3年後 1.06% *利子補給は3年分 2.セーフティネット4号での地銀 金利0.8% *利子補給3年 3.危機関連保証での地銀 金利0.8% *利子補給3年 上記3本でそれぞれの会社で調達完了しました。 20時くらいに公庫担当の方から申請通りました、ってお電話を頂いた時には、こういう人たちが支えてくれているから

          第8回 資金調達は完了? 危機関連保証を知らない人多すぎ。。

          第7回 【最新版】資金調達

           第7回は、資金調達についての内容と優先順位のアップデートを。 今日、緊急事態宣言が延長される。 そのおかげあってコロナ感染者数は減るかもしれないが、店舗へ足を運んできて頂けるお客様は期待出来ない状況になる。 やっぱり手元のキャッシュの調達が何より生き残りには欠かせないようだ。 結論から言うと、優先順位は・・ 1.金融政策公庫 2.持続化給付金 3.セーフティネット4号を使っての地元金融機関 4.危機関連保証制度を使っての地元金融機関 *3、4は保証協会枠だけど、別枠

          第7回 【最新版】資金調達

          第6回 あるべき、すべき論者の本質

          第6回は、あるべき論、すべき論を語るヒト要注意って話。 今のような不安定の時だったり、また個人的に不安を感じている場合は特に、「〜あるべき」とか「〜すべき」って断定してくれる人に安心感を得たり、意見に傾いたりしやすいもの。 だけど、そもそも世の中に「正解」なんてモノは存在しない。 良い面があれば、対極に悪い面もある。 こだわりが5つあるなら、対極の譲れること5つを指し示してあげないと、自分も相手もしんどい。。 つまりは何か1つに偏った考え方は、自滅するし、相手も潰してし

          第6回 あるべき、すべき論者の本質

          第5回 雇用調整助成金に捉われているヒト、潰れますよ!?

          第5回目は、雇用調整助成金について。 そりゃ「融資」という名の『借金』より、「助成金」という名の『寄付金』みたいな返済義務の生じない制度を利用したい、という気持ちはよーく分かります。 ただ、私たちにとって「今」もっとも大切なことは何ですか?? それは手元キャッシュを厚くして、出口が見えない(個人的には一時収束が見えてきているように感じている)コロナ時代を生き抜くことです。 であれば、助成金とか融資とか言ってる場合?? 自分で調べれば分かると思いますが、雇用調整助成金

          第5回 雇用調整助成金に捉われているヒト、潰れますよ!?

          第4回 コロナ危機の資金調達

          第4回は、資金調達について 税理士さんとは顧問契約をしているけど、その他の労務や財務に法務については、分からない・・という場合も多いのではないでしょうか。 無論、私もその1人でした。 今ではそれぞれ顧問契約をしたり、またそれとは別に投資家の人たちとの繋がりで、相対的に、客観的に判断が出来るようにはなりましたが。。 このコロナ時代を生き抜くためには、当面死なないためのキャッシュが必要となる。だけど、実情ではすぐには倒れないお店や、会社の方がより効率的に、より好条件で資金調

          第4回 コロナ危機の資金調達

          第3回 バケツ理論

          第3回は、バケツ理論について触れたいと思います。 投資の概念で共通するのは、 投資 消費 浪費 この3つに分けられるということ。 これは時間に対しても、お金に関しても、労力に関しても、全てのことに言える。 だけど、多くの人はこの概念を「なんとなく」でしか理解をしていないため、そもそも投資に回す原資を作れていない場合が多い。 私がお手伝いさせてもらい、一緒に設計をしていくと、多くの方に下記の言葉を頂くことがある。 「給与は増えていないのに、貯金が増えた!」と。 そ

          第2回 木こりのジレンマ

          第2回目は、このコロナ時代を「生き残る」ことについて。 まずは、渦中にいる「今」を何がなんでもしのぎ、生き延びることが大切になる。 お金を支払わないと出来ないことなんて、本当になくて、時間にゆとりのある今、今までの考え方を改め、まずは自分が理解出来るまで分けて考え、自分で理解出来ることを行動していくのが大切になるのではないかと想う。 面倒くさいこと、大変なことの中にしか、費用対効果が高いものは眠っていないことを、今一度理解したい。 例えば、水1本を買おうと思えば近くの

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          第1回 コロナ社会を生き抜くには「騙されない」こと

          ほんの数ヶ月前とは、世界が一転した。 世界の歴史を見れば、同じように繰り返されてきたことも、やっぱり我ごとになるのは、自分の身に迫ってきた時だけなのか・・ どちらにしても、パラダイム(モノの見方、考え方)が変わった今、今まで通りに生きていくには難しいのは明白だ。 ポケベルが売れまくっていた時代、PHS、携帯電話なんて金持ちの一過性のブームで売れねーよ・・って抗っていた人たちも、会社も無くなってしまった。 つまり、今はそういう過渡期なのだ。 ただ単に増え続ける累計の感染

          第1回 コロナ社会を生き抜くには「騙されない」こと