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【読書】(健康美)アレルギーの9割は、腸で治る!~薬に頼らない免疫力のつくり方~

■ 免疫力は、腸がつくる!
■ 健康は、自然がくれる!!

あっという間に1週間。
今日は雪山で思いっきり滑って癒されようと試みるも、朝起きれず断念。。
ゆっくりするには、雨の天気がちょうどいいかもしれません。
にしても、ちょっと雨脚強すぎですね。。
皆さまお気を付けて。

今日は、少し前に読んだ本のご紹介。

2011年に出版されたようなので、コロナ関連の情報は特にありませんが、
人間の免疫力を最大限に発揮するための情報が載っています。

■ 免疫力は、腸がつくる!
前回の読書でご紹介させていただいた、
「大人の免疫学」に載っていたように、
免疫細胞の7割が腸に存在している為、
免疫力を高めようとするには、
腸内環境が最も大事!
となるわけです。


そしてもう一つ、私の予想が当たった!
と思う結論は、
■「健康は、自然がくれる」
ということです。

ここ最近、とても自然を欲しています。
仕事が忙しい、ということと、
自分がわくわくすることが少ないことが理由かなぁ、と思っています。
ここ数年、自分がぴんとくること、心が響くこと、好きなこと等、
どこか抑制しているような気がしています。
頭でっかち・・
だから今年のテーマは、
「考えるより、感じること」。

話がずれましたが・・

自然に親しむと、なぜか免疫力が上がる。
本書によると、
東京に住むビジネスマン30名を対象に、NK細胞活性化の実験を行い、
二つの場所で過ごしてもらったところ、

① 長野県で森林浴を楽しんでもらう
② ホテルで遊んでもらう

① のグループはずっと免疫力が高く、
その後も1週間ほどは維持できたそうです。


その他、この本書が述べていることは、
「キレイ社会」「清潔志向」が、免疫力低下を導き、アレルギーをつくったということ。

昔は今より緑も多く、スギ花粉も多かったのに、昔の人は花粉症にはならなかった。
つまり、排除する機能が体に備わっていた、
と推測されます。
ではなぜ、花粉症が増えたのか。

「アレルギー反応は、寄生虫、細菌やウィルスなどの微生物が抑制する」
ということが、分かってきたそうです。

人間の体には、元々細菌などの微生物が備わっていて、その微生物が、
私たちの体に悪いウィルスが侵入するのを防いでくれています。
例えば、皮膚には、常在菌がいますが、
手を洗いすぎると常在菌がいなくなり、手も荒れます。
すると、荒れた手からウィルスが侵入します。
うがいのし過ぎ、ウォシュレットの使い過ぎも要注意だそう。
腸内細菌も同様で、悪玉菌の全てをやっつけてしまうと、病原菌に対する抵抗力を弱めてしまうそう。

花粉症が増えた理由は「キレイ社会」により、
人間が元々持っている「抵抗力」が弱まったから、(微生物が少なくなったから)、
と言えるでしょう。

コロナ前に出版されているので、
コロナ予防としては、どうなのか?
と気になるところですが、
私自身は、コロナ渦ではありますが、
私も手洗い・うがい、アルコール除菌は、
最低限にとどめています。

著者、藤田絋一郎さんは、
「ばい菌との共生」を提唱しており、
前回の「大人の免疫力」とは、
また違った視点だったので、おもしろかったです。

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