日本人が即刻捨てるべき「経済大国」という幻想
手抜きしようと思ったら、
日本人が即刻捨てるべき「経済大国」という幻想
また、こんな記事が。
国際競争力の低下と少子高齢化が再三叫ばれる一方、多くの日本人は自国を「大国」であるとなぜか信じている。しかし、数々の統計やランキングは、日本が間違いなく「小国」になることを冷徹に示している。
少子高齢化がさらに進展するのは事実です。
2020年、日本の総人口は約1億2600万人。2008年に1億2800万人を突破したのをピークに、このまま出生数の低下が続くと、2100年には4906万人にまで人口が減ってしまう。およそ80年で8000万人も減る。
そうです。まったく正しい。しかし、人口が減るのが問題でしょうか?人口ばかり着目するニュースが多すぎます。私のシリーズで、なんども申し上げている通り、2100年、22世紀に向けて、減るのは人口ばかりではありません。居住可能な平野も減るのです。海抜10メートル以下は、海の底になるか、頻発する高潮で年間数週間、数カ月は水浸しになるか。
私の投稿を御参照してください。
だから、人口が減るのはちょうどいいのです。安全に住める場所の面積も人口減少を軌を一にして減っていくのですから。ですから、一人あたりの居住可能面積を確保するためには、人口は減らなければいけません。それと同時に、海抜の低い土地に住んでいる人は、その土地を捨て、海抜の高い土地に移住する必要があります。人口が減り、国内総生産が減り、税収が減るのですから、危険な土地の保全に限りある日本国の資産を費やすことは許されません。ゼロメートル地帯の居住地は今から廃棄しないと、間に合わなくなります。これからは、22世紀になっても安全な土地の開発を行い、低地は放棄しないといけません。
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