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コーチングスキルとしての、「フィードフォワード」を考えてみる。

フィードバックの対となる言葉で、フィードフォワードがある。

“的からどれだけズレたか“をフィードバックしてもらい、目標に近づける。

“的づくり“な要素が強い、フィードフォワード。

コーチングセッションの時に、使い方を間違うと、

コンサルやアドバイス、ティーチングになりやすい。

そう考えると、使い方というより、コーチとしてのあり方が、

フィードフォワードをコーチングスキルとして使う際に、大切になってくる。

「クライアントの中に答えがある。」

やはり、これが原理原則。

~~~

イメージ的には、コーチがクライアントに、フィードフォワードで、

クライアントが、“まだ“見えていない、未来への的づくりをしていく。

そんな感じ。

「コーチングって、言っても、まだ自分の目標とか目的がなくて、、、」

って、良くあるよね。

関連note↓

そんな時に、フィードフォワードが機能しやすい。

例えば、高校サッカーで頑張っていて、

特に、目標がない場合に、

「あなたのサッカーへの情熱や、センスの良さだと、

私には、Jリーグ、いや、日本代表、

Wカップで活躍したり、

レアルマドリードで10番をつけてプレーして、

世界中の子供に夢を与える存在になる。そんな風に見える。」

めっちゃ、テンションあがるよね?!

~~~

そう考えると、フィードフォワードは、

「存在承認」

の要素や、クライアントへの期待値が高く、

やっぱり、クライアントの可能性を、クライアント以上に信じている。

そんな、コーチのあり方が基盤だよね。

フィードバックと、フィードフォワード。

使い分けることができると良いよね。

フィードバックに関してのnote↓

~~~

ちなみに、私があるコーチから頂いたフィードフォワードで、

「もうさぁ、山田さんの仕事での人を大切にする話を聞いていると、

今の理学療法士の仕事は勿論だけど、

全然違う分野、それこそ、営業だったり、販売だったり、

そして、もちろんコーチとしても、なんだって、どこだって上手く行くように見えるんだけど。

どう?」

めっちゃテンション上がって、新たな”的”が出来て、

実は、自分の中でモヤモヤしていた今後のことに向けて、

「よしっ!やろう!!」

そう思えた瞬間が、このフィードフォワード。

そして、このフィードフォワードって、

「誰から、もらうか。」

ここも大きく絡んでくる。

この辺りのことは、他のスキルの承認・傾聴・質問・フィードフォワードだったりと同じで、

「誰から。」

もポイント。

同じ事を言われても、ある人から言われると、

「なんだよ。私だってわかっているのに。」

となるか、

「いやぁ、そうですよね!ありがとうございます!」

となるか。

もともとの関係性が大事で、信頼関係だったり、セットアップだよね。

、、、言語化してスッキリ☆☆

クライアントの可能性、そしてコーチとしての自分の可能性を信じて、

”的”をつくる意味での、フィードフォワード。

大切なコーチングスキルだね。

どんどん、自分の未来への”的”もつくって行こう♪

さぁ、明日もガンバルンバ💪

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