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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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#作業療法士

その人らしさを大切にできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは承認上手

人は、油断すると、誰かと比較してしまい、時には自分がやりたいことより、比較の中で自分の立ち振る舞いを決めてしまうこともある。 もちろん、人は多様性の中で生きていて、誰かと比べちゃいけない!ということではないのだけど、 比較した上でも、 「じゃ、自分らしさって、何だろう?」 と、ベクトルを自分に向けることが建設的だと、私は思っている。 〜〜〜 リーダーとして、スタッフ一人ひとりの個性、特性を見極めて関わることは、とても大事で、 そのためには、スタッフ一人ひとりをよ

一緒に考えられる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは質問をしている

「質問は、何のためにする?」 このような問いを置かれると、いかかでしょうか? 仕事において、多くは、質問は、情報を確認したり、進捗を確認したりする。 というように、質問する側が聞きたい情報を得るためにすることが多い。 〜〜〜 一方、コーチングスキルの質問となると、主体は、質問する側ではなく、質問を受ける側、つまりクライアントが主となる。 これを仕事に置き換えると、スタッフが主体的に、スタッフ自身が主語を自分にして、 「私は、、、」 となる、そのようなイメージ。

【音声で学ぶ】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたいスタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、音声配信で紹介します🎤 一つひとつの記事は、すぐに実

聞き上手な理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは主語を自分にさせる

聞き上手なリーダーと聞くと、どんなスキルを使っていそう? ちなみにこの場合の聞く、傾聴の聞くだけでなく、どんな質問をするかという意味合いが強い。 〜〜〜 聞き上手で、スタッフのやる気を引き出しているリーダーを観察したり、 実際にそのリーダーにお話を聞いてみると、 「主語をスタッフ自身にさせる質問をしている」 〜〜〜 つまり、スタッフに、 「あなたは、そのことについては、どう考えているの?」 だったり、 「これから、あなたはどうしたいの?」 と、 「あな

【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたい】スタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、紹介することにしました。 一つひとつの記事は、すぐに

待てる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは主体性を育める

仕事をする中で、スタッフの主体性を育むべく、 質問をして考えてもらうことは、多くのリーダーが行っている。 この時に、課題の緊急性や重要度によっても変わってくるが、 いかに、質問をした後に、スタッフから言葉が出てくるのか、リーダーとして、 「待てる」 かがポイントになってくる。 〜〜〜 ちなみに、主体性と似た言葉で、自主性がある。 この言葉の違いは、 〜〜〜 スタッフを指導、特に、新人を指導する際には、順番的には、 自主性→主体性 という流れが良くて、つ

応援するというマインドを持てる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは笑顔が多い

マネジメントにおいては、 「他者を通じて物事を成し遂げる」 私は、このH.クーンツとC.オドンネルの定義が好き。 プレイヤーの時は、自分で物事を成し遂げることに注力するけど、 マネージャーとなれば、上記のマインドが必要となる。 〜〜〜 では、 「他者を通じて物事を成し遂げる」 時に、マネージャー、リーダーとして大切なことが、 私は、 「スタッフを応援する」 というマインドを持つことだと信じている。 人は、応援されると、困難な状況を乗り越えることができる

何のために傾聴するかを意識できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長を促せる

コーチングスキルの傾聴。 研修などで、ワークを通しながらその大切さを理解していただくのだけど、 一方で、 「じゃ、傾聴すれば良いのですね!」 というシンプルなものでもない。 もちろん、傾聴することは、第一歩だけど、リーダーとして、 「話を聞いて終わり」 ではなく、そこからが大事。 〜〜〜 ただ、話を聞いて欲しい。 というのであれば、それで良いのだけど、スタッフがリーダーに話を聞いて欲しい場合には、 何か課題があり、困っていて、解決したい、して欲しいから、

叱ることができる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの成長を促せる

先日、叱ることも承認という記事を書いたのだけど↓ リーダー向けの研修などで、 「褒めるだけが承認ではなく、叱ることも承認です。」 と伝えると、多くの人が、頷いて、 「そうそう、そうですよね!」 とリアクションをしてくれる。 〜〜〜 このご時世、 「●●ハラスメント」 とすぐに言われてしまう中で、多くのリーダーが、自分自身の言動に気をつける必要がある。 その中で、いかに、 「上手に叱る」 か、リーダーとして大切な、スキルの一つ。 〜〜〜 この時に大事

リフレーミングできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは行動を変えられる

コーチングスキルのリフレーミング。 〜〜〜 実際に、コーチングセッションの中で、リフレーミングのスキルを使うときは、 例えば、クライアントが、 「あのことは、普通◯◯ですよね! 私は、だからスタッフに◯◯と繰り返し言っているんです!」 となっていた時に、コーチが、 「◯◯を、違う角度、例えば、スタッフの立場からみると、どう見えます?」 と問いを置くと、クライアントは、 「そんな、スタッフがどう思っているかは、あまり聞いていないから分かりません。 多分、◯◯

エンカレッジできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは人のやる気を倍増させる

エンカレッジ。 勇気づける、励ます、促進する、いずれもリーダーとして、スタッフのモチベーションを高めて、いわゆる、 「やる気にさせる」 とても、パワーのあるコーチングスキルの一つ。 〜〜〜 ただ、このエンカレッジ、 闇雲に、 「励ませばいいんでしょ!」 と言う、シンプルなものでもなく、むしろ、愛のこもっていない、エンカレッジは、相手に、 「あっ、本当は、この人、そう思っていないな。」 と思わせてしまい、それこそ、 「やる気を操作されて、仕事に取り組ませら

内省を促せる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは成長を待てる

私の大学(理学療法士養成)の卒業アルバムに、担任の先生が、みんなへのメッセージで、 「教育とは待つこと。」 と書いてくれた。 その時は、 「確かに、そうだなぁ。」 ぐらいの感想を持ったのが、正直なところ。 〜〜〜 この言葉が、 「いやぁ、そうだなぁ。先生良いこと書いてくれたなぁ。」 と思えるようになったのが、自分が理学療法士として訪問看護ステーションでマネジメントやスタッフの育成を行うようになってから。 自分も含めて、スタッフ一人ひとりの成長速度は異なる。

共感できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフとの信頼関係をつくりやすい

共感。 他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること。 ↑と、定義されている。 この辺りは、同調との違いもあるので、言葉の意味を考えてみるのは面白い↓ 〜〜〜 今回考えてみたいのは、 「共感」 を、字として捉えると、 「共」と「感」。 私が、共感する時に意識しているのが、 「感情」と、「共に」、一緒にその場に居る。 と言うこと。 〜〜〜 そこに、自分の感情に背いて、同調してしまう必要はなく、相手の感情に対して、 その瞬間、その場に、一緒に、共に、

要約できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはスタッフの頭を一緒に整理できる

コーチングスキルの要約。 〜〜〜 要約が上手く機能すると、スタッフも、 「そう、そうなんです! それで、実は、、、」 と、話がさらに展開していき、対話を一緒につくるという感覚になっていく。 ただ、その時にいくつか気をつけるポイントがあって、 ①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。 ②要約した言葉が、相違ないかの確認を行う。 〜〜〜 ①スタッフが使った言葉を、できるだけそのまま使う。 あくまでも、スタッフの話した言葉を使いながら、要約していくスタ