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#コーチングスキル:コーチングスキルに関しての言語化

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傾聴、承認、フィードバックなど、いわゆるコーチングスキルに関して、体験談を交えながら言語化
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新人看護師・救急救命士向けに、多様性の理解についてお話ししてきました♫

9月25日は、株式会社メディカルコミュニケーションポート(MCP)の廣田コーチからご依頼をいただき、 今回で4年目となる東京都の多摩市にある病院で、新人看護師・救急救命士向けに、 「多様性の理解」をテーマに、120分一緒に学びの時間を共有しました。 ~~~ 私自身、20年前の2004年から理学療法士として働いているわけですが、 最初の半年、1年は、ベクトルが常に外側(対先輩、上司、多職種などなど)に向いていて、 自分がどんな人間で、本当はどうしたいのか?などを考え

【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたい】スタッフのマネジメントがもっとスムーズになる!言葉の違い7選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーを中心としたパーソナルコーチングセッション実績770時間、病院・介護施設でのチームビルディング、多職種連携、マネジメント関係の研修

気づきを促す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーはシンプルな問いを置いている

「こうこうこうで、これは、私としてはそう思っていて、もちろん、これが合っているとは思わないし、人それぞれあると思うけど。でも、正しいことは大事で。でも、結局は、自分がどうしたいかなんだけど、あなたはどうしたい?」 もし、自分がリーダーや上司から、このような質問をされたらどうだろう? 最後は、 「あなたはどうしたい?」 と、一見オープンクエスチョンに聞こえるけど、それまでの前置きが長くて、きっと聞いているスタッフは、 「あぁ、○○さんは、こう言って欲しいんだろうな。。

1on1で目的地を確認できる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーになろう

みなさん、タクシーに乗って最初にすることって何でしょうか? 多くの人はというか、基本的には、 「行き先(目的地)を、伝える」 だと思います。 〜〜〜 最近、1on1が、さまざまなところで大事と言われて、スタッフとのコミュニケーションの一環として行なっている人も多いのでは。 1on1にコーチングの要素を取り入れて、より効果的にしたいという思いから、 コーチングを学び始めるリーダーの方もいる中で、私は、上記の話を行うことが多い。 〜〜〜 1on1を効果的にするた

シンプルな問いを繰り返す理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは対話を深められる

人はついつい、あれこれ聞きたくなり、たくさん質問してしまう。 一つひとつの質問は全然問題ないし、むしろ相手に興味関心があることも伝わり、良いとは思うけど、 質問が2、3つ重なってくると、結局、何を聞かれて、何を答えて良いかわからなくなる。 〜〜〜 その中で、私は、質問というスキルをコミュニケーションやコーチングの研修の時にお伝えしているのが、 「質問は1回につき、1つまで。」 これを意識するだけでも、相手の反応が変わる。 上記みたいに、2、3って投げて、相手から

スタッフを観察し対話できている理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは眼差しが温かい

コーチングスキルの承認、相手を認めて伝えるがある。 承認は、結果承認、変化承認、存在承認の3つがあり、この中で、存在承認、 つまり、そもそもの相手の存在を認めることは、かなりパワフルで、スタッフを勇気づける。 存在承認の反対にあるのが、無視・無関心。 〜〜〜 先日とある、1on2の機会をいただき、上司と部下の方の対話にコーチという立場でジョインした。 そこで出会った上司の方のあり方が素晴らしく、部下の方へのコメント一つとっても、温かく、 「あぁ、日頃から、部下の

その人らしさを大切にできる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは承認上手

人は、油断すると、誰かと比較してしまい、時には自分がやりたいことより、比較の中で自分の立ち振る舞いを決めてしまうこともある。 もちろん、人は多様性の中で生きていて、誰かと比べちゃいけない!ということではないのだけど、 比較した上でも、 「じゃ、自分らしさって、何だろう?」 と、ベクトルを自分に向けることが建設的だと、私は思っている。 〜〜〜 リーダーとして、スタッフ一人ひとりの個性、特性を見極めて関わることは、とても大事で、 そのためには、スタッフ一人ひとりをよ

理想があるから現状とのギャップで悩む【プロコーチの視点】

悩みや課題があると言うことは、裏を返すと、そこに自分の理想があることとも言える。 では、自分の思い描いた理想な状態って、どんなもの? コーチングセッションでは、よくゴールを描くと言うけど、 「ゴール=理想の状態」 と言うことになり、このことを明確にするだけでも、悩みや課題の理由も分かってくる。 〜〜〜 そして、何よりのポイントは、そのことを自分の頭の中でぐるぐるさせるだけでなく、 コーチという第三者に、自分の言葉で話してみて、自分の言葉に気づくことが、コーチング

一緒に考えられる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは質問をしている

「質問は、何のためにする?」 このような問いを置かれると、いかかでしょうか? 仕事において、多くは、質問は、情報を確認したり、進捗を確認したりする。 というように、質問する側が聞きたい情報を得るためにすることが多い。 〜〜〜 一方、コーチングスキルの質問となると、主体は、質問する側ではなく、質問を受ける側、つまりクライアントが主となる。 これを仕事に置き換えると、スタッフが主体的に、スタッフ自身が主語を自分にして、 「私は、、、」 となる、そのようなイメージ。

【音声で学ぶ】理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたいスタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、音声配信で紹介します🎤 一つひとつの記事は、すぐに実

聞き上手な理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは主語を自分にさせる

聞き上手なリーダーと聞くと、どんなスキルを使っていそう? ちなみにこの場合の聞く、傾聴の聞くだけでなく、どんな質問をするかという意味合いが強い。 〜〜〜 聞き上手で、スタッフのやる気を引き出しているリーダーを観察したり、 実際にそのリーダーにお話を聞いてみると、 「主語をスタッフ自身にさせる質問をしている」 〜〜〜 つまり、スタッフに、 「あなたは、そのことについては、どう考えているの?」 だったり、 「これから、あなたはどうしたいの?」 と、 「あな

【理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが知っておきたい】スタッフのマネジメントで悩んだ時に役立つコーチングスキル10選

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーが日々の業務の中で、スタッフのモチベーションを維持し、チーム全体のパフォーマンスを向上させるためには、効果的なマネジメントスキルが欠かせません。 リーダーとして、どのようにスタッフとコミュニケーションを取り、信頼関係を築いていくかは非常に重要です。 そこで、私自身のコーチング×理学療法士としての経験を基に、スタッフのマネジメントで役立つ実践的なコーチングスキルを10個厳選し、紹介することにしました。 一つひとつの記事は、すぐに

待てる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは主体性を育める

仕事をする中で、スタッフの主体性を育むべく、 質問をして考えてもらうことは、多くのリーダーが行っている。 この時に、課題の緊急性や重要度によっても変わってくるが、 いかに、質問をした後に、スタッフから言葉が出てくるのか、リーダーとして、 「待てる」 かがポイントになってくる。 〜〜〜 ちなみに、主体性と似た言葉で、自主性がある。 この言葉の違いは、 〜〜〜 スタッフを指導、特に、新人を指導する際には、順番的には、 自主性→主体性 という流れが良くて、つ

応援するというマインドを持てる理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリーダーは笑顔が多い

マネジメントにおいては、 「他者を通じて物事を成し遂げる」 私は、このH.クーンツとC.オドンネルの定義が好き。 プレイヤーの時は、自分で物事を成し遂げることに注力するけど、 マネージャーとなれば、上記のマインドが必要となる。 〜〜〜 では、 「他者を通じて物事を成し遂げる」 時に、マネージャー、リーダーとして大切なことが、 私は、 「スタッフを応援する」 というマインドを持つことだと信じている。 人は、応援されると、困難な状況を乗り越えることができる