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「何をしたら私の心は満たされるのか」その答えを見つけた先に、自分のやるべきことが見えてきた!

現在、企画職として働くKさん。新卒で現在の会社に入社以来、様々な部署での仕事を経験し、現在はチームリーダーとして活躍しています。上司からの評価も高く、日々仕事にはやりがいをもって働いてきました。
しかし、2024年の春頃から「今のままの仕事の延長だと自分のスキルがこれ以上伸びないかもしれない」というモヤモヤした気持ちを感じるようになりました。
現在39歳。これから先の40代、50代でのキャリアを考えた際に、今何をすべきなのか、自身のキャリアを整理したいと考え、キャリアステージを受講しました。


経歴とキャリアステージを選んだ理由

新卒で入社した会社で約17年働いているのですが、2024年の春ごろからぼんやりと「このままだと自分のキャリアは伸びないのではないか」と思うようになりました。30代後半となり、これから40代、50代働き続けることをイメージしたときに、自分の中では「40代でスキルを伸ばし、50代からはそのスキルや経験を生かして会社や社会に貢献していくんだろうな」と考えていました。40代は自分がスキルをぐっと伸ばしていく大事な10年。しかし、それが今の環境のままで実現できるのか?と思うようになったのです。

そんなモヤモヤした気持ちを抱え、試しに転職エージェントに相談してみることに。けれど、転職を真剣に考えていたわけでもない中で、すぐに求人を紹介されてしまったり、エージェントからの「何をしたいのか」「自分のキャリアを今後どうしていきたいのか」という問いにきちんと答えられず、結局モヤモヤは解消されませんでした。
そんな時、キャリアステージの存在を知り、少し金額が高いなと思ったものの、モヤモヤを引きずるくらいならやってみても良いのではないかと申し込んでみることにしたのです。

コーチからの客観的な分析を受け、自分が「幸せだと感じることは何か」がわかるようになってきた。

実際にセッションが始まると、コーチがとても話しやすいこともあり、自己開示ができるな、と感じました。転職エージェントと違い、すぐ求人紹介に結び付けられないので、じっくりと私の話を聞いてくれるという感じでした。
自己開示しながら自分で自分を理解していく…という過程において、要所要所で、コーチが客観的に話を聞いてどう思ったかという“第三者の意見”をフィードバックしてくれました。担当の炭コーチはとてもいいタイミングで「私は今話を聞いててこう思いましたよ」とコメントをしてくれたので、「あ、周りからはこう見えてるんだ」「人はこういう風に私を捉えるんだ」と客観的に自分自身がわかるようになっていきました。

客観的に自分が見えるようになると、これまでの色々なことが腑に落ちていく感じがしました。例えば、私は現在の組織の中で評価されてないわけでもない、給料に不満があるわけでもない、なのになぜモヤモヤしているのか、ということがわからなかったのですが、「Kさんの働きが誰かの役に立っている、そんなことをダイレクトに感じられる環境にいることがKさんののモチベーションの源泉なんじゃないですか」とコーチに言われたときに、今までのモヤモヤが全部「ストン」と落ちるような感覚がありました。
どんなに評価が高くても、どんなに給料や役職に恵まれていても、“自分の周りにいる誰かの役に立てているという実感”がない働き方は満足できない、という「自分の軸」がわかってきたのです。
今の職場で、そういった働き方が全くできないわけではないのですが、目標の数値を追うことが第一で、私が本質的に関わりたいと思っている「人材開発」や「組織改善」といったことは二の次になってしまう。そういった環境で働いていることが、自身のモヤモヤを生んでいたのだと気づきました。

マイナスの気持ちで環境を変えるのではなく本当にやりたいことのために動く。そう決断できたのは、コーチングがあったから。

こうした整理を続けていくうちに、だんだんと自分自身が明確になっていき、今後の方向性が見えてくるようになりました。
そこで改めて「転職」を視野に検討してみようかなと思うようになりました。

最初に転職エージェントに相談をしたときには、自分が「転職」をする理由などが全くない状態でした。今の仕事は好きだし、悪い環境では決してない。ただ、ワークやコーチとの対話を経て、これから先の自分のスキルや私らしい働き方を考えた時に、環境を変えたほうがより良くなりそうだ、と本心から思えるようになったのです。
なんとなく感じていたモヤモヤから「逃げる」ために転職という選択肢を考えていた自分が、やりたいことのために転職をするんだ、というポジティブに変化したことは、とても大きな前進だったと思います。
「逃げる」というマイナスな気持ちで転職を選択するのは嫌だったので、自分で自分の未来のために、プラスの気持ちで意志決定できたのは、コーチングの成果だと思いますね。

納得いくスキルと働き方を目指して踏み出したい。そうすれば、きっと40代・50代も道は拓ける。

「転職をする」という気持ちが固まったので、アクションプランのフェーズでは「改めて転職エージェントに相談をしてみる」というtodoを立て、実行してみることにしました。
春に相談した際には、自分が何をやりたいのか、どうして行きたいのかが全く言語化できず、モヤモヤが残ってしまったのですが、コーチングを経て、自分自身の理解、何の軸を大事にしていきたいかなどがはっきりしてきたので、エージェントのどんな問いにも明確に答えることができました。エージェントの方には「今まで1000人以上面談してきているけど、そこまでしっかりと自分について語れる人に出会えたのは初めてです」と言われました(笑)コーチにも「ずいぶんアクション早いね!」と驚かれたのですが、ズルズルいくのは良くない!と思い、今はとにかく“行動すること”を大事にしています。

「何をしたら私は心が満たされるのか」、今はその問いにしっかりと自分の言葉で答えることができます。自分の納得いく働き方とスキルが身につく環境に一歩飛び出して、50代になった時にはそのスキルを活かして、もっと誰かに貢献できるようになっていたいと思います。

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