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【本棚のある生活+α】2023年11月に読んで面白かった本と見応えがあった映画

今年の9月から思い立って始めた自主企画?でもないけど、毎週、週末(現状、毎週、土曜日にアップ予定。)にでも、月毎に読破した本と鑑賞してみた映画を備忘録として紹介しています(^^)

月イチペースで、今月、読んでみたい本とかを、先月の内にリストアップして、特に、今月何冊読むとか決めずに、通勤時とか隙間時間等を活用して読んだりしています。

人にとって、“読書”とはいったい何なのだろうか?

実は、前に書いた「読みさす」という言葉が出てきた新聞記事は、詩人の長田弘さんが書かれたものです。

「悦ばしい読書 自分の時間で読み継ぐ」と題されたもので、人にとっての読書というものの意味について書かれたものです。

その記事は、次のように始まっていました。

「読書というのは、本を最初から最後まで読むこと、しっかり読みとおすこと、読み切ること、読みぬくこと、読み解くこと、なのだろうか。

そうではない、と思う。

むしろ、最初から最後まで読まなければ読んだことにならないと断じるくらい、読書というもののありようを不用意に歪めてしまうものはないのではないか、と思う。

本は、最初から最後まで読まれなければならないものでは、本当はなかったからである。

最初から最後まで読まれることをのぞんでいない。

そういう本が、本の世界にはけっして少なくないし、さっと読み飛ばせない、というより、さっと読み飛ばさせない、そういう本がある。

読み方しだい。

読み方によって生き生きとしてくるのも、つまらなくなるのも読書だ。

読みとおすのでなく、読みさす。

読み切るのでなく、読み余す。

読みぬくのでなく、読み継ぐ。

読み解くのでなく、読みとどめる。

そうして、開いたまま本を伏せて、あるいは閉じて積んで、自分の日々の時間のかたわらに置く。

そういう本のあり方、読み方をおのずからもとめる本があり、本というもっとも古い人間の文化のありようをもっともよく伝えてきたのは、そうしたけっして読み飛ばさせないような本の記憶だったと思う。

二千年のいのちを今もたもっている強靭な本のおおくがそうだ」

ギリシャやローマの哲学者の本や、論語などの古代中国の本、聖書にしても、

「最初から最後まで読み飛ばせる本とは到底言えない。

どんなに引き込まれても、読み切れず、繰りかえし読みさしてしまう。

それでいて、読みさしをくりかえすうちに、いつか気づくこともなく、その本の言葉が自分のなかに畳まれていて、一度も通読した覚えがないのに、いつのまにか全体を読んでいる」

というのです。

そして、「中断を楽しむことのできる本は間違いなくいい本だ」といっていました。

なるほどなあ~本を読むということは、その内容や考えを検索し、要約するというようなこととは違うのでしょうね。

それは本によって、本というひとつの世界のつくり方を学ぶということなのかもしれません。

ということで、2023年11月に読めた本や観た映画の中から、特に面白かった本(3選)と見応えがあった映画(4本)のご紹介です。


【特に面白かった本3選】

1.「営繕かるかや怪異譚」小野不由美(原作)加藤和恵(漫画)

この漫画の原作が小野不由美さん、漫画が加藤和恵さんの作品です。

「営繕かるかや怪異譚」(角川文庫)小野不由美(著)

原作の方を読んでいて、漫画化の話を知って読んでみました。

小野不由美さんは、とても文章の上手な、巧みな作家さんであり、特に、「屍鬼」や「残穢」を夢中になって、一気読みした事がありました。

営繕とは、建物を新築したり改修することです。

怪談の舞台設定としては古い城下町であり、この連作短編集の主役は家というより、住まいと言った方が適切かもしれません。

旧い町並みに、典型的な日本の幽霊話は確かに怖くて、幽霊というより、妖怪と呼んだ方がよいような存在まで登場します。

それらを強制的に成仏させるのではなく、営繕屋の仕事の仕事としては、その存在をハッキリと認めた上で、住まいを直す/治すだけ。

各短編の、それぞれの主役である住まいの構造や設計は、緻密かつ明晰に書かれています。

そして、営繕屋が施す営繕も、強制的ではなくて、きわめて具体的で興味深いです。

怪異とタイトルには付いているけれど、この趣向が、本書に凡百の怪談、心霊、ホラー小説とは、全く異なる新しさを与えていると感じます。

ただ単に怖がらせる話ではなく、一種の建築小説でもあり、且つ、人の心も建築として、住まいとして扱われており、どこか哀愁を感じるような、そんな怪異譚です。

2.「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ(著)

本書は、モンゴルの後宮に仕えた実在した女性であるファーティマの生涯を題材として描いた歴史漫画です。

過酷な人生に立ち向かう一人の少女の物語としても素晴らしいですが、中世のイスラム女性の暮らしや、モンゴル側の事情を描いた物語というのも貴重です。

西暦1213年、イラン東部の「トゥース」という都市を舞台に物語は始まります。

奴隷の少女シタラは、「教養をつけさせれば高貴な方の傍仕えになる」という奴隷商人の目論みで、その地方で有名な学者の家に預けられます。

しかし、幼かったシタラは、母のもとに帰りたがっており、教養を身につければ遠くへ売られてしまうと勉強を拒み、逃げ出そうとします。

そんな中、その家の一人息子ムハンマドは、事情を聞いて穏やかに助言します。

「勉強して賢くなればどんなに困ったことが起きたって何をすれば一番いいかわかるんだ それは絶対にわるいことじゃない」

ムハンマドに知識と勉強の大切さを教わったシタラは、この家に残り、奥様のファーティマに仕えながら勉学に励むようになります。

ムハンマドは、やがて学問のために旅に出ますが、手紙を書くと約束して何度も送ってくれます。

奴隷の身ながらも、心優しい家族と教育熱心なファーティマ夫人のおかげで、充実した日々を過ごしていたシタラでしたが、ある日突然悲劇が起こります。

モンゴル軍がトゥースの街を襲撃し、シタラを守ろうとしたファーティマが殺されてしまうのです。

その後、モンゴル軍の捕虜となったシタラですが、ファーティマの復讐を果たすため、自ら「ファーティマ」を名乗り、ファーティマから教わった「知力」を武器にモンゴル軍での出世を図るのでした。

3.「星旅少年」坂月さかな(著)

静かな夜を旅するようなSFファンタジーコミックです。

〈ある宇宙〉全体で、人々は「トビアスの木」の毒によって覚めない眠りにつきはじめている世界。

そして、ほとんどの住民が眠ってしまった星は、まどろみの星と呼ばれます。

そんな、まどろみの星を訪ね、残された文化を記録する星旅人303と呼ばれる主人公が星々を旅し、そこに残された文化を記憶・保存していく物語です。

坂月さんは、青を基調とした絵を描いており、やっぱり夜といえば青。

そして、一番好きな距離感を感じられるのが、夜という時間帯だそうです。

また、周りから攻撃されることも、自分が相手を攻撃することもない、でも、ちゃんと存在するんだってわかる距離感が一番心地良いというか安心するとも話していました。

この距離感を漫画で描きたいなと思っているため、303は、そういう、つかず離れずの距離感を体現していて、意識して描いているそうなので、青・夜・距離感をキワードに読んでみると面白いと思います。

【参考記事】

【見応えがあった映画】

そう言えば、片岡義男さんが「ブックストアで待ちあわせ」の中で、

「ブックストアで待ちあわせ」(新潮文庫)片岡義男(著)

「読んでから観ても、観てから読んでも、映画は面白い勉強だ」と言っていたけど、原作のある映画なら、映画の画面を見てセリフを聴いているだけでは充分にわからないので、こういったペーパーバックをかたっぱしから買っておき、観てから読んだり、読んでから見たりすると、勉強になって楽しいと思います。

1.「三ツ星フードトラック始めました」

ずっと料理一筋に生きてきた主人公が、突如壁にぶち当たり、改めて料理の楽しさや家族との絆を再確認していく物語です。

全てを手放した主人公が、再び、仕事への情熱と、家族の絆を取り戻していく様子が、痛快であり感動。

始めは距離があった息子とも、屋台での料理を通して少しずつ本当の家族になっていく様子が感動的です。

また、どんな時でも、決して、自分らしさを忘れず、困難に立ち向かっていく主人公の姿も、非常に痛快です。

ダスティン・ホフマンやスカーレット・ヨハンソン、ロバート・ダウニーJr.といった大物が友情出演しているあたり、さすが、映画監督の交流の広さや人柄を感じさせます。

あ~あのキューバサンド食べてみたいっ!

ただ、下ネタ系が結構多いので、1人映画や気の置けない友人との鑑賞がオススメです(^^)

2.「グランド・イリュージョン」

4人の特徴を派手に、興味を沸かせる演出により、出だしが小気味良くて、ただのエンターテイメントではなく、現代版ねずみ小僧的な映画。

皆、人とは違う能力があるというのではなく、最高度トリックで、やってのける点に、驚きが隠せません。

飛行機内でトランプのトラップをかけた際の発言。

引っかかって、怒る人いないと。

なるほど。

驚きはあるけど、その時の一瞬に怒りは存在しないかも。

また、人は、そのイリュージョンを見たいが、その種も知りたいというずるい類であるので、種明かしの要素も加味している点がグッド。

ところで、彼らの目指すものってのが、なんだかメルヘン。

伏線のあるストーリーに驚きのラストで、一瞬も飽きさせない作品でした。

3.「LION/ライオン ~25年目のただいま~」

インドで生まれ5歳で迷子になり、以来、家族と生き別れたまま、成り行きでオーストラリアの夫婦のところに養子としてもらわれていった少年サルー。

その後、夫婦の愛情をたっぷり受けて何不自由なく生活していましたが、20年が過ぎたところで、あることをきっかけに過去と家族を思い出し、5年かけて自力でグーグルマップを頼りに故郷と家族を探し出した実話です。

この内容だけでも「奇跡」なのですが、自分の子供が産めるのにあえて産まずに、孤児などの不幸な子供たちを養子としてわが子のように愛情を注いで育てたいという考えの人たちがいる事実に驚き感動した。

まさに奇跡です。

その「育ての母親」を、私生活でも養子をとっているニコール・キッドマンが「説得力」の演技で熱演していたことも素晴らしかったです。

実の母、育ての母、それぞれの母たちの想いがわかっている結末をより劇的に、より感動的にしているため、ラストは感動の涙を流さずにはいられませんでした。

そして、最後の最後に題名の「ライオン」の意味と主人公がいなかった間、実の母親がどんな想いで待っていたかの説明に感動はピークに達しました。

4.「それでも夜は明ける」

イメージとしては、「大統領の執事の涙」を、より、リアルに近づけた感じで、苦しい、ツラい映画でした。

折檻するシーンなんかは、思わず目を背けたくなるくらい、容赦ありません。

結構、エグいです。

人類史上、あってはならない制度である奴隷制度の理不尽さに目を覆いたくなりました。

俳優さん達の迫真の演技に圧倒されます。

これが、人間の歩んできた歴史だと思いながら観ると、非常に、やるせなくなるかとは思います。

そうであっても、決して、目を背けてはいけないのも、また、事実。

記憶に残る作品となり、台詞無しで長回しのワンカット・シーンを、効果的に使い、表情、仕草や目の動きで、奥深い表現を見せてくれます。

人間とは?と、改めて考えてみたい方にオススメです。

【二言三言】

「食器と食パンとペン わたしの好きな短歌」安福望(著)

本書は、人気イラストレーターの安福望さんが、2011年より一日一首、さまざまな現代歌人の好きな短歌を選んで、それをモチーフに絵を描いた人気ブログ「食器と食パンとペン」から、

選りすぐりの作品を著者が同書のために再構成した歌集でもあり、イラスト集でもあります。

タイトルと表紙にパンがあるけど、パンの本ではありません(^^)

短歌専門店と言っていい「葉ね文庫」さんのおすすめでもあります。

全体のイラストの1/3がブルー基調で好印象あると共に、表紙から見る想像より、ずっと味わえる一冊だと思います。

全ての短歌に、柔らかで、愛らしく、どこか、鋭さのある絵が添えられており、それによって、言葉の世界は、より自由に広がり、すっと心に届くように感じられるのではないでしょうか。

例えば、以下の様に、普段の生活では、見過ごしてしまいそうな程、細やかな一瞬を切り取り、パッと鮮やかに目の前に差し出してくれるような短歌の数々。

阿波野巧也「雨の日の空間がぴたぴたとしててほんとはぼくじゃないかもしれない」

中山明「あたらしい明日があなたにくるようにかうして窓をあけてゐる」

岡野大嗣「散髪の帰りの道で会う風が風の中でいちばん好きだ」

まひろ(葛山葛粉)「あいうえおかきくけこさしすきでしたちつてとなにぬねえきいてるの」

谷じゃこ「優秀なペンギンなので空を飛ぶことを望んでなんていません」

中畑智江「わたくしを温めるため沸かす湯はかつて雪なる記憶を持てり」

佐伯紺「寝た者から順に明日を配るから各自わくわくしておくように」

実山咲千花「どうしても思い出せない色がありその空白を黒と名付けた」

笠木拓「花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花をうけとれるように」

檀可南子「ありがとう なんてことない人生をちゃんと物語にしてくれて」

井上法子「煮えたぎる鍋を見すえてだいじょうぶこれは永遠でないほうの火」

短歌から生まれた新たな世界を描いた絵と短歌が出会うと、片方だけでは辿り着けない思いがけない場所に連れて行ってくれます(^^♪

読んでいると、そのささやかで大切なものの積み重ねで日常が形づくられていると、あらためて気づかされます。

たくさんの一瞬を切り取った短歌が右のページにひとつずつ。

そして、隣に優しいイラストが寄り添うようにひとつずつ。

古くから、私たちの体に馴染んできた短歌のリズムと、日本語の響きに、夜眠る前に大切にページをめくるのが嬉しくなる様な、また、ほっと一息つく午後の時間、一人でじっくり浸りたい一冊ではないかと思います。

【参考記事】

【参考図書】

「はつなつみずうみ分光器 after 2000 現代短歌クロニクル」瀬戸夏子(著)

「エモーショナルきりん大全」(新鋭短歌シリーズ)上篠翔(著)藤原龍一郎(監修)

「感電しかけた話」伊舎堂仁(著)

【補足情報(ネタバレ注意!)】

映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」

本作は、1920年代初頭にオクラホマ州で発生した実際の連続殺人事件を元にしており、

で紹介した「花殺し月の殺人―インディアン連続怪死事件とFBIの誕生」の物語の元となったネイティヴ・アメリカンにまつわるアメリカの黒い歴史劇であると同時に、当時はまだ認知されていなかったFBI誕生譚でもある映画です。

その背景には、石油マネーが絡んでいました。

20世紀初頭、この土地に長らく暮らしていたオセージ族は、白人によって、ネイティヴ・アメリカン居住地区に追いやられてしまいます。

ところが、その土地で石油が採掘され、生産量に基づくロイヤリティによって巨額の富を手にすることになりました。

もちろん、白人にとっては、とても面白くない話のため、オセージ族に、有り余る富を管理する能力はないと勝手に決めつけます。

その身勝手さは、1921年に「先祖の血が半分以上混じっているオーセージ族は、裁判所によって後見人を任命すること」という法律までも定めてしまう結果に繋がって行きます。

それらの財産は、後見人によって管理され(そのほとんどは、地元の白人だったと言われています)、オセージ族は、自由にお金を使うことができなくなってしまったのでした。

やがて、オセージ族の財産を狙って、凄惨な殺人事件が多発するようになり、1925年までに、少なくとも60人のオセージ族が死亡し、彼らの土地は地元の弁護士や後見人に相続されます。

これ以上の犠牲を出すまいと、オセージ族は私立探偵を雇って事件を解明しようとするが、その探偵も地元の白人たちによって危害を加えられてしまう始末。

潮目が変わってきたのは、コロラド州の新聞が、この事件を「恐怖の支配」と報じ、次第に全米の注目を集めるようになってからであり、そして遂に、この事件にFBI(連邦捜査局)が乗り出すことになります。

初代長官・ジョン・エドガー・フーヴァーの命令によって、捜査官たちが事件解決のために送り込まれ、オセージ・ヒルズのキングとして知られていた名士ウィリアム・ヘイルが逮捕されます。

ヘイルは、甥にあたるアーネスト・バークハートとブライアン・バークハートをオクラホマに呼び寄せ、純血のオセージ族と結婚するように仕向けていたのですが、最終的な目標は、一族を殺害して莫大な富を相続することでした。

全ては、血と欲にまみれた策謀だったのです。

裁判の結果、アーネストと共にヘイルは、終身刑を言い渡されました(1947年に仮釈放され、1962年に死亡)。

【参考記事】

【リストアップした書籍】

「平安貴族とは何か 三つの日記で読む実像」(NHK出版新書)倉本一宏(著)

「ブラッド・クルーズ 上」(ハヤカワ文庫NV)マッツ ストランベリ(著)北綾子(訳)

「ブラッド・クルーズ 下 」(ハヤカワ文庫NV)マッツ ストランベリ(著)北綾子(訳)

「小説の描写と技巧—言葉への認知的アプローチ」山梨正明(著)

「新しい小説のために」佐々木敦(著)

「営繕かるかや怪異譚」小野不由美(原作)加藤和恵(漫画)

「営繕かるかや怪異譚」(角川文庫)小野不由美(著)

「天幕のジャードゥーガル」トマトスープ(著)

「星旅少年」坂月さかな(著)

「光が死んだ夏」モクモクれん(著)

「ブランクスペース」(ヒーローズコミックス ふらっと)熊倉献(著)

「「社会正義」はいつも正しい 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて」ヘレン・プラックローズ/ジェームズ・リンゼイ(著)山形浩生/森本正史(訳)

「宗教の起源 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか」ロビン・ダンバー(著)小田哲(訳)

「普遍の鍵」パオロ・ロッシ(著)清瀬卓(訳)

「だらしない夫じゃなくて依存症でした」三森みさ(著)今成知美/島内理恵/田中紀子/松井由美/松本俊彦/村瀬華子(監修)

「ディスコ探偵水曜日(上)」(新潮文庫)舞城王太郎(著)

「ディスコ探偵水曜日(中)」(新潮文庫)舞城王太郎(著)

「ディスコ探偵水曜日(下)」(新潮文庫)舞城王太郎(著)

「Your Brain on Art: How the Arts Transform Us」(English Edition)Susan Magsamen/Ivy Ross(著)

「闇の精神史」(ハヤカワ新書)木澤佐登志(著)

「七王国の玉座〔改訂新版〕(上)(氷と炎の歌1)」ジョージ・R・R・マーティン(著)目黒詔子(イラスト)岡部宏之(訳)

「七王国の玉座〔改訂新版〕(下)(氷と炎の歌1)」ジョージ・R・R・マーティン(著)目黒詔子(イラスト)岡部宏之(訳)

「緑のさる」山下澄人(著)

「なぜあの人はあやまちを認めないのか」エリオット・アロンソン/キャロル・タヴリス(著)戸根由紀恵(訳)

「運動の神話 上」ダニエル E リーバーマン(著)中里京子(訳)

「運動の神話 下」ダニエル E リーバーマン(著)中里京子(訳)

「江戸の読書会」(平凡社ライブラリー)前田勉(著)

「エモい古語辞典」堀越英美(著)海島千本(イラスト)

「明るさの神秘」宇佐見英治(著)

「Self-Reference ENGINE」円城塔(著)

「小説のストラテジー」(ちくま文庫)佐藤亜紀(著)

「ある男」(文春文庫)平野啓一郎(著)

「なぜ私だけが苦しむのか 現代のヨブ記」(岩波現代文庫)H.S. クシュナー(著)斎藤武(訳)

「脳の外で考える―最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法」アニー・マーフィー・ポール(著)松丸さとみ(訳)

「道化師の蝶」(講談社文庫)円城塔(著)

「〈弱いロボット〉の思考 わたし・身体・コミュニケーション」(講談社現代新書)岡田美智男(著)

「Scrapbox情報整理術」倉下忠憲(著)

「三姉妹とその友達」福永信(著)

「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」(河出文庫)中原昌也(著)

「あらゆる場所に花束が…」(新潮文庫)中原昌也(著)

「九十九十九」(講談社文庫)舞城王太郎(著)

「化け者心中」蝉谷めぐ実(著)

「やってみたくなるアディクション診療・支援ガイド アルコール・薬物・ギャンブルからゲーム依存まで」松本俊彦/佐久間寛之/蒲生裕司(編)

「ゲーム障害再考 嗜癖か、発達障害か、それとも大人のいらだちか」(こころの科学メンタル系サバイバルシリーズ)佐久間寛之/吉川徹(編)松本俊彦(編, 読み手)井原裕/斎藤環(読み手)

「人はなぜ依存症になるのか 自己治療としてのアディクション」エドワード・J・カンツィアン/マーク・J・アルバニーズ(著)松本俊彦(訳)

「男らしさの歴史 1 男らしさの創出 〔古代から啓蒙時代まで〕」アラン・コルバン/ジャン=ジャック・クルティーヌ/ジョルジュ・ヴィガレロ(監修)鷲見洋一/小倉孝誠/岑村傑(翻訳)

「男らしさの歴史 II 男らしさの勝利 〔19世紀〕」アラン・コルバン/ジャン=ジャック・クルティーヌ/ジョルジュ・ヴィガレロ(監修)鷲見洋一/小倉孝誠/岑村傑(翻訳)

「男らしさの歴史 III 〔男らしさの危機? 20-21世紀〕」アラン・コルバン/ジャン=ジャック・クルティーヌ/ジョルジュ・ヴィガレロ(監修)鷲見洋一/小倉孝誠/岑村傑(翻訳)

「ロボット 共生に向けたインタラクション」(知の生態学の冒険 J・J・ギブソンの継承 1)岡田美智男(著)

「人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか」池上高志/石黒浩(著)

「野性の知能 裸の脳から、身体・環境とのつながりへ」ルイーズ・バレット(著)小松淳子(訳)

「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」大阪大学ショセキカプロジェクト(著, 編)

「Big Fiveパーソナリティ・ハンドブック 5つの因子から「性格」を読み解く」 谷伊織/阿部晋吾/小塩真司(著)

「ゲーム脳の恐怖」(生活人新書)森昭雄(著)

「ぼくは「ぼく」でしか生きられない」吉上恭太 著)

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