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【本棚のある生活+α】2023年5月に読んで面白かった本と見応えがあった映画

先月から思い立って始めた自主企画?でもないけど、毎週、週末(現状、毎週、土曜日にアップ予定。)にでも、月毎に読破した本と鑑賞してみた映画を備忘録として紹介しています(^^)

月イチペースで、今月、読んでみたい本とかを、先月の内にリストアップして、特に、今月何冊読むとか決めずに、通勤時とか隙間時間等を活用して読んだりしています。

村上春樹さんが読書は心の貯金って言っていたけど、覚えている(貯めた)エピソードなどあれば、教えてください(^^)

読書という、「旅」を楽しんだ記憶が、少しは、残っていませんか?

読書という名の旅をする上で、考える効率・感じる効率がポイントです!

そのためには、ページを大幅に戻ったり、中断して考えたり、ときにはその本は閉じて、他の本を開いたりすることも大切。

楽しんだり、悲しんだり、ショックをうけたり、情景を思い描いたり、未来を想像したり、過去をふりかえったり、人に伝えたり、そういうことが自分を作っていく。

だから、本(旅)の途中で戻ろう~止まろう~♪

大切なことは、本の中にあるのではなく、本と自分の接点にあるのだから。

中谷彰宏さんも言っていました。

「あなたの人生は、移動ですか?旅ですか?移動の人にはマイナスの回り道も、旅の人にはたのしみになる。」って(^^)

旅の目的は、目的地にたどり着くことではなく、道中をたのしみながら、日常では出会うことのできない、新しい発見や出会い・成長をたのしむこと。

読書という「旅」をたのしんでみませんか?

一つのことから、多くを学びとる人がいる。

一方で、たくさん体験しても、ほとんど学びとれない人がいる。

もちろん、速読・多読で、多くを学び取れる人もいるだろうと思います。

読書という「旅」にも、「感読」「耽読」「惜読」「愛読」「敢読」「氾読」「食読」「録読」「味読」「雑読」「狭読」「乱読」「吟読」「攻読」「系読」「引読」「広読」「精読」「閑読」「蛮読」「散読」「粗読」「筋読」「熟読」「逆読」と、こんなに多くの旅の仕方があるんだよね(^^)

ただ、不器用でそれができない人は、スピードを落として(「遅読」)みるのもいいかもしれません。

きっと高速道路を下りたあとのように、景色がゆっくり見えるはず。

たくさんのことに気がついて、知識が形作られていくかもしれないし、ね(^^)

ということで、2023年5月に読めた本や観た映画の中から、特に面白かった本(3選)と見応えがあった映画(3本)のご紹介です。


【特に面白かった本3選】

1.「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 下」アンディ ウィアー(著)小野田和子(訳)

本書は、映画化もされて大ヒットしたハードSF「火星の人」の第3作目です。

ビル・ゲイツさんの「2021年に読んだなかで大好きな本5冊」にも選ばれていましたね。

第1作の「火星の人」は、探査の事故で1人火星の残された主人公が知恵と前向きさで状況に立ち向かっていく、緻密かつ軽快な面白さのある傑作でした。

第2作「アルテミス」では、移住初期の月面を舞台に親がイスラム教徒の溶接職人の悪ガキ少女が自由気ままに活躍する作品でしたね。

そして本書は、やや新しい路線で、前作を越えるすさまじさがあります(@@)

ある宇宙生物により地球が滅亡してしまうことを防ぐため、宇宙にとびだった宇宙船「ヘイル・メアリー」。

搭乗員のグレースは、地球を救う方法を見つけることができるのか?というストーリーです。

この類をみないストーリー展開のために、いくつかの舞台装置や設定はご都合主義なところもあるので気になる人もいるだろうけれど、それがあってこそ描かれる物語はすごいと感じました。

また、グローバル化した社会の中で異なるバックグラウンドを持つ人種と協働してチームを組んで、困難極まる問題の解決を図ることや、不確実性に直面した際に、いかに計算可能なリスクに落とし込んでいくのか、そのコミュニケーションのあり方について小説という形で楽しむことができるのが本書の魅力でもあります。

SFとしてはど直球のお話で、

グレゴリイ・ベンフォード、

「輝く永遠への航海〈上〉」(ハヤカワ文庫SF)グレゴリイ ベンフォード(著)冬川亘(訳)

「輝く永遠への航海〈下〉」(ハヤカワ文庫SF)グレゴリイ ベンフォード(著)冬川亘(訳)

ロバート・E・フォワード、

「スタークエイク」(ハヤカワ文庫SF)ロバート L.フォワード(著)山高昭(訳)

ハル・クレメント、

「重力の使命」(ハヤカワ文庫SF)ハル・クレメント(著)浅倉久志(訳)

あたりのハードSFが好きな方にはたまらないだろうと思います。

ここ数年で世界中で注目され続けている中国発の傑作SF「三体」と比べると登場人物の数や関係がシンプルなのでかなり読みやすいとは思います。

「三体」劉慈欣(著)立原透耶(監修)大森望(訳)

と、簡単に紹介してみましたが、あらすじや紹介としては、冬木糸一さんの記事がまとまっていて詳しいのでこちらを読んでみてください。

なお、早川書房が、

各人のtwitter感想をまとめたものを載せているので、興味のある人はぜひどうぞ。

2.「ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか」サイモン・バロン=コーエン(著)篠田里佐(訳)岡本卓(監修)

「共感する女脳、システム化する男脳」で有名なサイモン・バロン=コーエンが、「自閉症スペクトラムは世界の規則性を探す能力が秀でており、それゆえに人類を繁栄させてきた!彼らこそパターンシーカーなのだ!」と仮説を述べた本です。

「共感する女脳、システム化する男脳」サイモン・バロン=コーエン(著)三宅真砂子(訳)

例えば、発明王エジソンは、4歳になるまで話をせず、話すようになっても「なぜ?」を繰り返し、大人たちを辟易とさせたといいます。

エジソンのような人たちは、自閉症と分類されてしまいますが、実は、大きな探求心を持って行動していました。

同じように6歳のときから校庭で葉っぱの種類を分類し始めたジョナが紹介されています。

ジョナの植物に関する知識は百科事典並であり、世界中のすべての木の種類6万種以上の全種の情報収集に夢中になっていたそうです。

こうした自閉症の若い男性たちを、著者は、ハイパー・システム化マインドを持った天才と定義しています。

そして、ハイパー・システマイザーの例として、

芸術の分野ではアンディ・ウォーホル

(参考図書)「ぼくの哲学」アンディ ウォーホル(著)落石八月月(訳)

哲学の分野ではルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン

(参考図書)「哲学探究」ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン(著)丘沢静也(訳)

文学の分野では、ハンス・クリスチャン・アンデルセン

(参考図書)「雪の女王」ハンス・クリスチャン アンデルセン(著)サンナ アンヌッカ(イラスト)小宮由(訳)

物理学の分野では、アルバート・アインシュタイン

(参考図書)「ひとはなぜ戦争をするのか」(講談社学術文庫)アルバート アインシュタイン/ジグムント フロイト(著)浅見昇吾(訳)養老孟司/斎藤環(解説)

をあげています。

こうしたハイパー・システム化マインドを持った自閉症は、if-and-thenパターンを探すという目的をもった課題を与えられると、能力を発揮できるそうです。

if-and-thenパターンという見方で物事を捉えるというのは、具体的には次のように考えることです。

土に種を蒔き(if)、土が湿っていると(and)、種から芽が出る(then)。

巨大な重い石があって(if)、それを牛にくくりつけると(and)、石が動く(then)。

あるいは、リンゴに支えがなく(if)、重力が存在すれば(and)、リンゴは地球に向かって落下する(then)、というもので、人類が発展するために必要不可欠なパターンです。

私たちは、みな大なり小なりそのような仕方で物事のパターンを捉えています。

但し、普通の人には、「なぜ」を何百回も問われることに耐えられないため、ハイパー・システム化マインドを持った天才は、普通の人とのコミュニケーションに問題を抱えることになってしまいます。

著者の提案は、自閉症の子供たちは、海水の中の淡水魚のように適切な環境が与えられずもがき苦しんでおり、自閉症と診断されやすいハイパー・システム化マインドを持った天才をフォローする仕組みを作ることです。

注意欠陥多動性障害(ADHD)などと診断され、病気として治療しようとする人がいかに多いことか。

ところが、コミュニケーションが不得意というだけで社会的孤立に追いやられ、フルタイムで就労している成人はわずか16%に過ぎません。

彼らは、神経多様性の持ち主であるといった適切な理解が私たちにも必要です。

そして、これまでの著作でそうであったように、著者はハイパー・システム化と自閉症との間に強いつながりを認めています。

両者はもちろんイコールではありませんが、それらには共通の因子があり、一方の特性を持つ人は他方の特性も持つことが多い、というのがその考えの根底にあります。

【参考記事】

3.「フィルム・アート―映画芸術入門―」D・ボードウェル/K・トンプソン(著)藤木秀朗/飯岡詩朗/板倉史明 /北野圭介/北村洋/笹川慶子(訳)

本書は、原書の第1版が1979年に出版されて以来、何度も改訂を重ね、読まれ続けており、映画分析の基盤となる方法論を網羅することを目指したものです。

また、本書は、著者が自身のウェブサイトで、差し替えた旧版の作品論や最新版の間違いの訂正を載せており、まさに進化し続けています。

本を読むように映画を見るなどというのは、考えもつかなかったころの体験としての映画への誘いが、この1.6キロもある本には詰まっています。

つまり、近年の受容のかたちの変化それ自体も含む、表現としての映画の歴史とその魅惑が、スチル写真ではなく1,000枚近い画面そのものの引用を実現させた本書には溢れていて楽しめます。

【参考記事】
映画を本格的に学び、語り、論じるために必携必読の、圧倒的な一冊。

レビュー「フィルム・アート―映画芸術入門―」

【見応えがあった映画】

1.「ヒート」

男の美学がわかる映画1選目は、男なら、何事にもプロ意識を持って挑めです。

名匠マイケル・マン監督による伝説的映画「ヒート」の続編小説が2023年5月18日刊行されることになったので、

「ヒート 2」(ハーパーBOOKS)マイケル・マン &メグ・ガーディナー(著)熊谷千寿(訳)

ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノが共演した映画「ヒート」(1995)を再度観てみました。

ロバート・デ・ニーロ演じるギャングのボス、ニール。

そして、アル・パチーノ演じるLA市警刑事のヴィンセント。

ともに自分の仕事に過剰なまでのプライドを持った、プロ中のプロです。

そのうえ、名優同士がハイレベルの熱演を披露しています。

絶対に譲れない男のプライドを表現したこの「ヒート」は、ハードな男の世界を体感させてくれる映画です。

そんな男のプライドの中でも我らが参考にすべきは、 プロ意識の高さです。

この主人公2人を中心に「ヒート」に出てくる男たちに共通するのは、損得に関係なく、カラダの中から湧き出してくる本能が原動力になっているという点です。

実際には、まわりに迷惑をかけるので真似できないのですが、その本能のままに行動できる男らしい心意気だけは持っておきたいと思います。

2.「ザ・ブリザード」

男の美学がわかる映画2選目は、頼れる男といわれるためには?です。

救助に大事なことは、捨て身の覚悟と載一遇の機会を逃さないことと言われても、なかなか出来る事ではありませんよね(^^;

1952年、未曽有のブリザード(暴風雪)がアメリカ東海岸を直撃したため、そこに居合せた
巨大タンカーが座礁して真っ二つになり、32人の生存者が海の只中に取り残されてしまった。

この事故がとんでもなかったのは、あまりにも救出が困難な状況だったことです。

風速40mの大吹雪、波の高さは20mもあり、通常であれば救助に向かえる天候ではありませんが、そんな中救出に向かったのがわずか定員12人の救命艇一艘。

正直、嵐の中でタンカーを探すのは命がけの行為です。

映画の中で男らしさを感じるのが救出に向かう湾岸警備隊の勇気であり、沈みゆく命を救うには、無謀ともいえる捨て身さで挑まないとできないことを救助隊は教えてくれます。

そう、救助は、ワンチャンスを掴まなくてはダメであり、迷っていてはいけないことを肝に命じておきたい。

何が起こるかわからない災害時に頼りになるのは、恐れずに立ち向かう心意気と先を読む発想ということ。

3.「127時間」

男の美学がわかる映画3選目は、過酷な状況でもあきらめず生き残れ!です。

大ピンチなら究極の決断は、自分で下すしかあえいません。

なんとか肉体を動かせれば、生き残る術を見つけられるかもしれないkど、まったく動けない状況では、助けを呼ぶことすらできない。

閉所での生死ギリギリの恐怖を体感させるのが、この映画です。

さまざまなサバイバル映画がありますが、本作程の究極の決断は、珍しいのではないでしょうか。

動けない原因は、岩に挟まった右腕。



サバイバルの極意がここにあります(^^;

【二言三言】

映画の見方は、人によって異なる感想があっていいと思うのですが、皆さんには、映画を観てこういった経験はありませんか?

「あのシーンにはどういう意味があったのだろうか?」

「作者は何を伝えたかったのだろうか?」

「作品のテーマが聖書からの引用みたいだけど意味は分からない」

そう、監督や製作者側は、必ず意図をもって映画を撮っています。

そこで、その意図を読み解くためにも知識をつけて鑑賞できれば、更に、その作品が面白く好きになる可能性があると思うんだよね(^^)

映画は視覚や聴覚をコントロールする ―映画のどこを見たらよいのかー

現在、映画関係の専門的で想像力あふれる本がたくさん出ているので、以下の通り、簡単に紹介させて頂きますね。

皆さんの映画ライフがより良くなりますように。

全編、ビジュアルによる意味の発見に満ちており、文学、心理学、図像学、美学、デザイン、記号論、哲学を自在に横断しながら、言語の深淵さ、デザインの面白さに触れることを試みた、「見る」「読む」「書く」「描く」ことを考えるための必読の一冊。

「本を読むときに何が起きているのか ことばとビジュアルの間、目と頭の間」ピーター・メンデルサンド(著)山本貴光 (日本語版解説)細谷由依子(訳)

本書は、DVDやサブスクリプションサービスの普及により、映画体験が「スクリーンで観る一回きり」のものではなくなった現代の状況に応じて、より精密な手法で分析を試みた画期的な映画批評です。

その対象は古典作品に留まらず、メディア・ミックス、リメイク、そして観客の視聴環境といった、現代の映画/映像表現と切り離せないテーマにまで及びます。

「24フレームの映画学―映像表現を解体する」北村匡平(著)

画的ストーリーテリングと呼ばれる、感情に時間の要素が加わった視覚心理が学べる本。

「映画表現の教科書 ─名シーンに学ぶ決定的テクニック100」ジェニファー・ヴァン・シル(著)吉田俊太郎(訳)

本書は映画理論の入門書として書かれたものであり、 4人の著者は、「メッツ以降」を担うフランスの代表的な映画理論家、映画研究者です。

初版は、1983年ながら、現在でも映画研究を志す学部課程の学生のための教科書的な役割を果たしつづけています。

「映画理論講義 映像の理解と探究のために」J. オーモン/M. マリー/A. ベルガラ/M. ヴェルネ(著)武田潔(訳)

本書は、21人の「映画論の冒険者たち」が取り上げられていますが、網羅的なものではなく西洋中心になっているという限界はあるとはいえ、入口としては、貴重なものであるのも確かであり、狭義のシネマスタディーズにとどまらず映画や表象について考えたい人にとってガイドブックの役割を果たしてくれるものです。

「映画論の冒険者たち」堀潤之/木原圭翔(編)

デジタル化の進展に代表されるメディア環境の変化を踏まえ、近年の映像研究ではアニメーションへの関心が俄然高まっており、映画史家として著名なトム・ガニングの近年の論考もそうした傾向を代表するものです。

「映像が動き出すとき―写真・映画・アニメーションのアルケオロジー」トム・ガニング(著)長谷正人(編, 訳)

ソ連の映画作家セルゲイ・エイゼンシュテインに代表されるヨーロッパ型のモンタージュ(映画技法で、複数の映像の断片を組み合わせてひとつの連続したシーンを作る方法。)は、より作家性や左翼的なイデオロギーと結びついており、むしろ観客の安定した日常を揺さぶり、それを積極的に問いかけるものとして提示されました。

「映画の弁証法」(角川文庫)エイゼンシュテイン(著)佐々木能理男(訳)

映像メディアは、19世紀末の誕生以来、トーキー化、デジタル化などの変化を遂げながら、私たちが生きる世界を取り囲み、生活のすみずみに浸透してきました。

そんな映画という「窓」から眺めると、どのような世界が見えてくるのでしょうか。

「世界は映画でできている」(Artes MUNDI 叢書)石田聖子/白井史人(編)

【補足情報(ネタバレ注意!)】

映画「ヒート」の目玉のひとつが、デ・ニーロとアル・パチーノがロサンゼルスの市街で10分以上にも渡る銃撃戦です。

臨場感が凄くて、気が付けば、自分もロサンゼルスに立っていると思うほど、銃撃戦に引き込まれる。

これは、3Dなどのレベルではなくて、リアリティを徹底する為、実銃の音をサンプリングして、銃声にしているため、まず、「音」に驚きます。

日本に住んでいる限り、本物の銃声なんて聞いたことないと思う(個人的には、韓国出張時に、明洞実弾射撃場でマグナムを撃ってみた経験有)ので、明らかに他の映画とは違う銃声に驚く筈です。

そして、銃撃戦を演じる俳優達も、実銃で訓練をしてから演技に臨んだそうです。

つまり、徹底した臨場感によって、3Dでは味わえない迫力を出すことに成功しています。

【リストアップした書籍】

「コーマック・マッカーシー 錯綜する暴力と倫理」(アメリカ文学との邂逅)山口和彦(著)諏訪部浩一(監修)

「ヒトはなぜ笑うのか」マシュー・M. ハーレー/レジナルド・B. アダムズ,Jr. /ダニエル・C. デネット (著)片岡宏仁(訳)

「プロジェクト・ヘイル・メアリー 上 」アンディ ウィアー(著)小野田和子(訳)

「プロジェクト・ヘイル・メアリー 下」アンディ ウィアー(著)小野田和子(訳)

「図説 世界の水中遺跡」小野林太郎/(著, 編集)

「ザ・パターン・シーカー 自閉症がいかに人類の発明を促したか」サイモン・バロン=コーエン(著)篠田里佐(訳)岡本卓(監修)

「美術の物語」エルンスト・H・ゴンブリッチ(著)田中正之(その他)天野衛/大西広/奥野皐/桐山宣雄/長谷川宏/長谷川摂子/林道郎/宮腰直人(訳)

「フィルム・アート―映画芸術入門―」D・ボードウェル/K・トンプソン(著)藤木秀朗/飯岡詩朗/板倉史明 /北野圭介/北村洋/笹川慶子(訳)

「43回の殺意―川崎中1男子生徒殺害事件の深層」(新潮文庫)石井光太(著)

「シティライツ 完全版上巻」大橋裕之(著)

「シティライツ 完全版下巻」大橋裕之(著)

「GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 」アダム グラント(著)楠木建 監訳)

「レンブラントの身震い」(新潮クレスト・ブックス)マーカス・デュ・ソートイ(著)冨永星(訳)

「舞踏会へ向かう三人の農夫 上」(河出文庫)リチャード・パワーズ(著)柴田元幸(訳)

「舞踏会へ向かう三人の農夫 下」(河出文庫)リチャード・パワーズ(著)柴田元幸(訳)


「超入門!現代文学理論講座」(ちくまプリマー新書)蓼沼正美/亀井秀雄(監修)

「会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか」ニック・エンフィールド(著)夏目大(訳)

「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」ふろむだ(著)

「ある人殺しの物語 香水」(文春文庫)パトリック ジュースキント(著)池内紀(訳)

「性欲の科学 なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか」オギ・オーガス/サイ・ガダム(著)坂東智子(訳)

「平原の町」(ハヤカワepi文庫)コーマック マッカーシー(著)黒原敏行(訳)

「2666」ロベルト ボラーニョ(著)野谷文昭/内田兆史/久野量一(訳)

「秋葉原事件 加藤智大の軌跡」(朝日文庫) 中島岳志(著)

「硝子の塔の殺人 」知念実希人(著)

「欲望する「ことば」 「社会記号」とマーケティング」(集英社新書)嶋浩一郎/松井剛(著)

「虚数」(文学の冒険シリーズ) スタニスワフ レム(著)長谷見一雄/西成彦/沼野充義(訳)

「妻はサバイバー」永田豊隆(著)

「ネットワーク科学が解明した成功者の法則」(光文社未来ライブラリー)アルバート=ラズロ・バラバシ(著)江口泰子(訳)

「OPEN(オープン) 「開く」ことができる人・組織・国家だけが生き残る」ヨハン・ノルベリ(著)山形浩生(解説)山形浩生/森本正史(訳)

「人は2000連休を与えられるとどうなるのか?」上田啓太(著)

「空爆の歴史―終わらない大量虐殺」(岩波新書)荒井信一(著)

「WORLD WITHOUT WORK―AI時代の新「大きな政府」論」ダニエル・サスキンド(著)上原裕美子(訳)

「脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ」ポール・ジョセフ・ガリーノ/コニー・シアーズ(著)石原陽一郎(訳)

「もうダメかも―死ぬ確率の統計学」マイケル・ブラストランド/デイヴィッド・シュピーゲルハルター(著)松井信彦(訳)

「おいしい味の表現術」(インターナショナル新書)瀬戸賢一(編集)味ことば研究ラボラトリー(著)

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