【行楽(レジャー)の秋編(その2)】大人の探検ごっこ
子供の頃、誰も?が勝手に基地を作ったり、また、近所の路地や山を探検して歩いたことだろうと思う(ニヤリ)
そんな誰もが昔子供時代にやっていたであろう探検ごっこを大人になってからもやってみる。
そういえば、依然、廃墟ブームってあったけど、これも危険であるのを承知しながらも、何が起こるのか、何がその建物の中にあるのか、をドキドキしながらも楽しむという遊びのひとつだったのかもしれない。
そうした廃村などに行ってみたり、クルマでは行けない山奥の駅などを探検して歩いてみるのも面白いかも。
例えば、こんな所。
多摩川源流遡上(山梨県甲州市)
富士山 村山口登山道(静岡県富士市・富士宮市)
四万川上流「湯の泉」(郡馬県吾妻郡中之条町)
上高地 徳本峠越え(長野県松本市・東筑摩郡波田町)
尾瀬ヶ原 幻ノ大池を探しに(新潟県魚沼市)
那須岳縦走と幻の滝(福島県西白河郡西郷村・南会津郡下郷町・栃木県那須塩原市・那須郡郡須町)
丹沢 まぼろしの大滝(早戸大滝)の先へ(神奈川県愛甲郡清川村・相模原市・秦野市)
天城山脈横断(静岡県賀茂郡河津町・西伊豆町・松崎町)
水窪、大嵐、小和田の廃道(静岡県浜松市)
奥鬼怒 湯沢の原始温泉へ(栃木県日光市)
冬季 三本滝(長野県松本市)
稗之底村の湧水(長野県諏訪郡富士見町)
常布ノ滝下の湯へ(群馬県吾妻郡草津町)
冬季 三斗小屋温泉(栃木県那須郡那須町・那須塩原市)
奥多摩の廃村(東京都奥多摩町)
富士山 幻の滝(静岡県駿東郡小山町)
冬季 池ノ平湿原(群馬県吾妻郡嬬恋村、長野県東御市)
冬季 安達太良山(福島県二本松市)
奥利根湖カヌー横断で源流へ(群馬県利根郡みなかみ町)
【参考図書①】
「大人の探険ごっこ」(アスキー新書)清野明(著)
作家・椎名誠さんの冒険精神によれば「野次馬精神」の原点が、「さまよえる湖」と「十五少年漂流記」であるそうです。
「ぼくは海に行き、川に行き、小山に登って、遊びまくった。こんなに楽しい記憶がたくさん詰まった土地は、ぼくの人生の中でここが一番である」
椎名さんがそう書いた土地は千葉県の幕張町。
いまは「幕張メッセ」と千葉マリンスタジアムで有名なここが、椎名さんの子供時代は海、小川、丘、畑と自然いっぱいのワンダーランドだったのです。
子供時代をそのまま現在までひきずっているかの感がある椎名さん。
その「背骨」は、「冒険」と「本」の2本でできています。
南太平洋に浮かぶチャタム島は、少年の頃に読んで憧れた「十五少年漂流記」のモデルになった島です。
湖も、光る3つの岩も小説に描かれたとおり。
椎名さんは見晴らしのいい丘にすわり、「ついに憧れの島にやってきたぞ!」と感慨にふけります。
そんなふうに本の中のまだ見ぬ世界に憧れ、想いを募らせ、ついに現地を訪ねるというのが、椎名さんの行動パターンのようです。
本が行動をひきずりだし、行動が読書へとかりたてる。
理想的な循環ですよね。
憧れの辺境の地を訪れる喜び、死と隣り合わせになる危険、生きることの意味を考えさせられる貴重な体験が、つぎからつぎへと出てきます。
【参考図書②】
「冒険にでよう」椎名誠(著)(岩波ジュニア新書)
大型テーマパークも良いのですが。
飽きません?
え!?
飽きない?
そっか~でもね。
オモシロ・ハラハラの体験記を存分に楽しんでみるのも時には良いかもよ(^^)
もし、飽きる時が来たら、全国各地に身を潜めてるであろう、非日常空間は、現代社会のオアシス?だったり、癒しの空間だったり。
ナンセンスさが孕む深淵さを味わうために、野次馬根性丸出し!で。
まだ見ぬ珍スポット≒B級スポットの数々を堪能してみては?
以前、出張先で出くわした、ここはいったい何でしょう?的な珍スポット。
思わず廃墟?
営業してるのか?
と疑いの眼差しで、人けのない不気味な場所を探検するスリルを味わいながら入ってしまった喫茶店が徳島でも屈指の珍名所「大菩薩峠」だったとは知らなかった(@@)
詳しい内容は、とくしま建物再発見⑰「喫茶・大菩薩峠」ロマンとエネルギー凝縮(徳島新聞(2001年8月25日)より)を参照してみてください。
フツーの観光地では満足できない!方には、
などを確認頂いて、踏み出そう!
最寄の珍スポットへ♪
「Let it go.」(これでいいの by アナと雪の女王『Let it go』バージョン♪)
そうそう、言い忘れないうちに。
あそこには行かないように!と言う場所に限って、行きたい!って言い出す輩っているじゃないですか(ニヤリ)
大学時代、人智を超えた神秘的な岩々が見られる下北半島の西側にある仏ヶ浦に行ったことはあったのですが、恐山に次ぐ、青森県むつ市のディープスポットと呼ばれるヤバい場所が”とびない旅館”。
ゲームの攻略法なら分かるけど、攻略法が存在する旅館って、日本の中でここぐらいじゃないか?(@@)
どんな所なのかは、以下の訪問記を参照。
で、旅館のブログは、↓こちら。
まだまだ、日本は広いわ(^^)
では、ちっちゃなお子様に人気?の個人的にオススメ&ノリノリソング!
この国のB級サブカルを思う存分に賞揚しているneco眠る「ENGAWA DE DANCEHALL」でも、どうぞ♪
【参考図書③】
「新・廃墟の歩き方 探訪編」栗原亨(著)
廃墟に興味を持った人はまずこれを読んだ方がいい。
廃墟の初心者用の本です。
「廃墟紀行 荒廃した静寂な空間が語る郷愁」栗原亨(著)
廃墟界の第一人者と言われてる著者の本。
「廃墟の歩き方」「新・廃墟の歩き方」が売れたのでその第三弾として発売。
「世界の廃墟」佐藤健寿(監修・解説)
TBS系列でオンエアしてる「クレイジージャーニー」の準レギュラー的な立ち位置の佐藤健寿氏の廃墟本です。
「ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 東日本編」(ちくま文庫)都築響一(著)
都築響一氏が北海道から名古屋方面までのナゾのスポットを写真付きで紹介
「ROADSIDE JAPAN―珍日本紀行 西日本編」(ちくま文庫)都築響一(著)
これも都築響一氏が北陸から沖縄までのナゾの珍スポットをこれでもか!と紹介。
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