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「イノベーションのタネ」を見つける情報管理術。

なにか問題が発生すると、上司から
「もっと情報を集めろ!」
 「成果に繋がる情報はないのか?」

と言われます。

しかしそういう上司自身も、本当に重要な情報が何かが分からず指示を出しているかも知れません。

※私の経験では、結構こういうケース多かった!

最近の情報源について、興味深い調査結果がありました。

グラフを見ると、SNSがもっとも多い情報媒体でした。

SNSは、リアルで話合うような気軽なコミュニケーションができますが、反面、整理されていない刹那的な情報になったり、限られたメンバーの情報に偏るリスクもあります。

1.ビジネスにおける情報の役割は、成果をあげることです。


このような刹那的な情報でも、なんらかの方法で整理されれば問題はありません。

近い将来、AIが情報を分析し、整理された情報に纏め上げてくれる時代がくるかもしれませんが、我々はそれまで待つわけにはいきません。

では私達が組織のなかで、今すぐできることは何か?

それについて考えてみましょう

2.ビジネスが求める3つの情報とは何か?

そもそもビジネスにおいて、最も重要な情報とはなんでしょうか?

まずは継続経営ができること、さらにイノベーションを起こすために、以下の3つの情報を知ることです。

「経営に資すること」
 「戦略戦術が上手くいっているかを知る」
 「世の中でどんな変化が起こっているのかを知る」

この3つの情報を、手に入れるには次の6つの情報整理術で情報を整理する必要があります。

1)危機管理に関すること

昨今、ガバナンス、コンプライアンスに抵触する行為や発言が、一夜にして会社を存亡の危機に陥らせることがあります。

危機管理情報は、第一に優先されるべきものです。

2)戦略戦術に関すること

成果に直結した問題や、戦略戦術の進捗状況です。

戦術が上手くいっているのか?上手くいっていないのか?

原因を検証し、フィードバックすることです

3)変化に関すること

社会、市場、社内において変化はあるのか?

その変化は、目指す姿、目的、目標の達成にどう関わるのか?

マイナス面、プラス面、イノベーションに繋がるのか?

を観察することです。

4)ビジネスマンの情報整理術”2W 1H 1R”

上記の3つの重要情報を、整理せずに持っていても成果に繋げることはできません。

様々な情報源から得た情報は、起承転結を一目でわかるように”2W 1H 1R”に整理すると、成果に繋がる情報として昇華させることができます。

 ①What 何が起こって(現状分析、結果)
 ②Why 何故それが起こったのか(仮説、戦略、戦略)
 ③How 何をするのか?(戦術)
 ④Result どうなったか?(戦術の検証とフィードバック)

5)整理された情報を、戦略戦術に活かす方法

起こったWhat(問題)に対して、Why(幾つもの仮説をたて)、How(戦略戦術を設定)します。(下図参照)

上手くいかなければ、成果が上がるまで新たな仮説と戦略戦術を繰り返し、結果をフィードバックしていきます。

このマネジメントを『ロジラテ思考マネジメント』と名付けています。

6)過去の戦略戦術は資産になる

問題発生⇒「仮説立て⇒課題設定⇒解決策(戦術)⇒実践」が成功するせよ、失敗するにせよ、その原因をしっかりフィードバックする必要があります。

なぜならフィードバックは体系化された戦略戦術になっているので、それを蓄積していくと戦略戦術の資産となるからです。

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以上のフローを繰り返し、記録していくと必ず成果に繋がります。
是非『ロジラテ思考マネジメント』をお試し下さい。
必ず成果があがります。






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