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就活でのガクチカ・自己PRでアピールすることないよって悩んでいる人へ

就活を始めると自分の良い点などを相手に伝える機会が増えてくると思います。しかし、周りの就活生を見てみると留学やサークル長など輝かしい経験をアピールする人が多く、自信を無くしてしまうことも少なくないと思います。自分には自己PRで使えるものがないと悩む人も多いと思います。
そんな悩みに対して就活を終えた身として自分なりの考えを書いてみようと思います。


1.大切なのは経歴ではない

留学・TOEIC○○○点・○○大学。。。

就活を始めると非常に素晴らしい資格や経験を持っている人に会います。
「海外に住んでいたことがあります」「TOEIC○○○点持ってます」「NGO団体で○○してました」など。。。
対して自分はサークルには参加しているものの、サークル長などの役割についていないし、バイトで忙しくて特に自慢できることがない。
正直大半の学生が後者の状況にあると思います。

私はTOEICで800点台を超えていたこともあり、「正直この点数だけでもまあまあいい結果貰えるのではないか」と考えていました。しかし就活を進めていくと、自己PRなどESでアピールすべき点は結果でなく、過程が重視されるということを非常に痛感しました。
就活で見られるのは結果でなく、その結果を成し遂げられた裏付けである取り組みの過程です。人事は過程を知ることで、その人の物事への取り組み方を知り、入社後の結果の再現性を評価しているのです。


バイト・筋トレ・自炊どんなことでもあなたの強み

先ほど述べたように大切なのは過程です。なのでバイトでも筋トレでも自炊でも自己PRの材料になり得るのです。
例えば塾バイトにおいて、、、
「従来の指導方法に加え、生徒の悩みをヒアリングする時間を導入しました。結果として生徒の合格につながった。」
この事例を通じ、ただ慣例に即して働くのではなく、自ら改善点を見つけ行動することができるという強みをアピールすることができます。
対して結果に重きを置いてしまうと、「自分の指導によって生徒を○○人合格させることができ、塾内でトップの成績を収めました。」となってしまい、生徒が優秀だったのかあなたの行動が良かったのかが不明瞭でうまく強みをアピールできなくなってしまいます。

何度も言いますが大切なのは結果に至るまでの過程です。
結果に至るまで、自分がどう考え、どう行動したのかをうまく伝えることができれば留学でも筋トレでも関係ないんです。
これまでの自分を責めなくて大丈夫です。今までの経験の中に必ずあなたの良さを裏付ける思考や行動が現れています。これを機にもう一度自己分析を深め、最強の自己PRを練ってみましょう。

2.どうやって強みを見つけるの?

就活をやってみると、たいして自分のことってわかってなかったんだなと思うと思います。しかし面接やSPIなどの対策に目を取られて、自己分析が一番後回しになりがちです。自己分析は自分の強みを見つけるのはもちろん、馴染める職場環境や業務体系など、企業を選ぶ際にも非常に重要な役目を果たします。是非これを機に一度自己分析をしてみませんか?

おすすめ①年表法

おすすめの方法①は年表法です。その名の通りあなたが今まで生きてきた年表を作ってみましょう。
幼少期から現在に至るまで、、、
①褒められたこと
②怒られたこと
③楽しかったこと
④嫌だったこと
この4点を思いつく限り書き出してみてください。
書き終わったら下にスクロールしてください。





書き終わったら同じカテゴリーの出来事を見比べてみましょう。
似たような出来事や感情があぶり出されてくると思います。それがあなたの強みや弱み、行動のモチベーションです。
①や③は強みなどあなたの行動のモチベーションであったり、求める職場環境を反映していると思います。
②や④にはあまり苦手なことや、やりたくないことなど弱みが反映されていると思います。
頭の中で考えるだけでなく、実際に紙に書き出す方が共通点を炙り出しやすいのでお勧めです。

おすすめ②友達や親に結果を見せてみる

録音した自分の声を聞くと気持ち悪いと感じるように、自分の見ている自分と人から見た自分って思っている以上に違っています。
そこでこの違いを利用して新たな自分の部分を見つけてみましょう。
年表を作るのを一緒に友達とやったら、結果を交換して見せっこしてみてください。会話ベースで思ったことを言い合ってみると、思ってもみないところから自分の行動の軸や強みを裏付ける出来事などを見つけることができます。
また、相手から意見を貰うだけでなく、相手に対して意見を投げかけることで自分にも当てはまるなと感じる点や、逆にここは真逆だなと感じる点が出てきて自己分析の深化につながります。
是非友達と一緒に自己分析やってみてください。

終わりに

私は海外での勤務に魅力を感じ、それを実現できる企業を受けていました。そのためインターンや集団面接で留学や海外に住んでいた経験をアピールする人にたくさん会いました。しかしどんな素晴らしい経験を持っていようが、最後に勝つのは自己分析を深め、自分の良さを経験から過程を生き生きと説明できる人だと思います。
ここで再度自己分析をして、自分の良さに気づいてみましょう!

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