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『 旅の記憶 』 の作り方

痛恨のミス
週末にスキャンした
カシュガルの写真データが
ハードディスクに
保存されていなかった

平日は仕事で家を離れている僕の手元に
今はフィルムがない

家に帰るのは週末になるから
次の記事の更新は
それまでお預け

昨日の記事の最後に
今日の予告までしていたのに
面目ないです


そこで、代わりと言ってはなんですが
今週は趣向を変えて
『 旅の記憶の作り方 』
と題して記事を書きます

あまり興味がないかもしれませんが
お付き合いいただけたら幸いです

ということで
まずはこの記事の写真の
元データについてのお話


30年前の僕は
大学の写真部に所属していて
写真は8割以上がモノクロ


なぜなら安かったから
そのころはお金がなくて
コストを抑えるために
フィルムも長巻と呼ばれるフィルムを
フィルムケースに自分で詰めていた


長巻フィルムってこんなの↓↓↓

今でもあるんですね
もうないと思ってました

当時は種類も沢山あったし
今よりもずっと安くて
フィルム1本あたり100円くらいで
作れていたと記憶している

この長巻フィルムを
フィルムローダー↓↓↓を使って


フィルムケースに詰めます
これもまだあるのに感激
先程のフィルムを
暗室でこのローダーにセットして
フィルムケースにフィルムを装填する仕組み


そして写真を撮った後は
フィルム現像もプリントも
写真部の暗室にこもって
自分でやっていた


暗室作業ってどんなの?
と言う方には
イメージできるものがなかったので
私がフォローしている
MOJAMOJAさんの記事の
リンクを貼っておきます
暗室作業が気になる方は
こちらから↓↓↓



こうした作業を経て
30年経った今
私の手元にあるのがこれ↓↓↓

フィルムと
スクラップブックに貼ったベタ焼き


その頃自分で現像した
モノクルフィルムを綴じた
バインダーとベタ焼き

ベタ焼きというのは
ネガのフィルムのままだと
どんな写真かわかりにくいから
写真を焼く印画紙
(写真用の感光紙のこと)に
フィルムを直接置いて現像して
確認するために作る

あの頃は
このベタ焼きを見て
良さそうな写真だけを
大きく引き伸ばしていたから
それ以外の写真は
このベタ焼きでしか見たことがない

「 旅の記憶 」
を書くにあたって
30年ぶりにフィルムをスキャンして
そのデータをパソコンの画面で見ている


ほとんどの写真が
大きな画面で見るのは初めてだから
こんな写真だったんだ〜と
初めて見るような気持ちで見ている


30年も前のことなのに
色々思い出すことも多くて
僕はこのスキャン作業を
ものすごく楽しんでいる


最後まで読んでいただいて
ありがとうございます


僕の初めての海外旅行についての
記事はこちらから↓
文章かなり長めです。

旅の記憶マガジンはこちらから↓

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