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旅の記憶 1994・夏 フンザへ
![](https://assets.st-note.com/img/1708001725877-79S23YAlHE.png?width=800)
30年前の夏
国境を越えた僕たちは
フンザを目指す
![](https://assets.st-note.com/img/1708001780406-DOmY8AHlJ4.jpg?width=800)
車を乗り換えた僕たちは
そのまま次の街フンザを目指して移動を続けた
走る車の窓から
流れる景色をカメラにおさめる
![](https://assets.st-note.com/img/1708001901681-OLgIfcZrYf.jpg?width=800)
国境からイミグレーションのある街
スストまでひた走る
ポツンと石碑だけがあった
国境を越えただけでは
異国に来たと言う感覚は少なかったが
人の姿が見え始めると
ここは中国ではない
パキスタンなんだと実感
![](https://assets.st-note.com/img/1708001998658-J0uIozuJ24.jpg?width=800)
そこにいる人全てが
はじめて目にするパキスタン人
見た目も着ているものも言葉も全てが違う
ああ、これが国境を越えると言うことか
![](https://assets.st-note.com/img/1708002232560-bpyAmWC4OV.jpg?width=800)
大人も子供も
当たり前だけれど
パキスタン人ばかり
昨日まで、周りには
ウイグル族と中国人しかいなかったのに
新鮮な感覚
それは人だけではない
![](https://assets.st-note.com/img/1708002389777-DVAY1TJgrt.jpg?width=800)
車もなんか違う
中国でも年代物の車はたくさん見たが
その違いではなく
車そのものが何か違う
まぁ中国製かもしれないけど
![](https://assets.st-note.com/img/1708002477441-teCkzhmOQu.jpg?width=800)
特に違うのはトラックやバス
パキスタンで見かける大型車は
ほとんど全てがこの
パキスタンデコトラテイスト
あとどの車も
車外にに鳴り響くほどの
大音量でパキスタンミュージックをかけている
はっきり言ってかなりうるさい
こんな感じで
みるもの全てがパキスタンって感じ
こんな風にあらゆるものに
パキスタンを感じながら
僕たちはフンザを目指して走る
続く
今日からモノクロシリーズに戻りました
デコトラはカラーの方が良かったかな
この時はカメラも1台しか持っていなくて
しかも一度入れたフィルムは途中で交換はできないので
36枚撮りなら全てを撮り切らないと交換できず
でもフィルムは貴重で無駄にシャッターは切れない・・・
デジカメがある今は
本当に便利になりました
後で編集もできるし補正も思いのまま
デジカメを持ってまた旅に出たくなりました
明日もフンザへ の続きをお届けしますね
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
パキスタンに至る前
シルクロード編はこちらのマガジンにまとめてあるので
良かったら見てみてください
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