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ある程度やってみて希望の成果がでなければ舵を切る

おはようございます、音楽家の河野一之です。

お知らせ

まずはお知らせをさせてください。

こちらの17LIVEという配信サイトで毎朝生放送しています。
ぜひ覗きにお越しください。

毎朝6:30~管楽器奏者が教えるブレスウォームアップ
毎日チューバライヴ

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20分、30分、50分または1ヶ月受け放題チケットの4種類をご用意!
チューバ以外にも各種金管楽器、指揮法、音大受験や音楽についてなど幅広く対応

ある程度やってみて希望の成果がでなければ舵を切る

17LIVEを本格的に初めて見て約2ヶ月、毎日配信をし続けてみましたが特に大きなバズりもなく、ある程度の成果というものが見えてきました。

少しネガティブなように読めるかもしれませんが、決してそんなことはなく、データ的に見れば右肩上がり、ご常連さんも存在し、スコアやコインも上がってきています。フォロワー数も少しづつですが増えており、まるで僕の人生のようなとにかく”大当たり!”というよりかは地道にコツコツと盤石の体制を整えていくかのようないつも通りといえばいつも通りの展開になっています。

いつも応援してくださる視聴者様のおかげです、ありがとうございます。

しかし、そこはやはり僕も人間です。希望の成果、つまり大人気になりスコアもコインもガンガン上がりフォロワー数も爆発的に上がるようなライヴァー(配信者)になるというのも希望としてはあります。しかも、楽にね。

この想いと自分がそうなるために今現在努力していることの釣り合いが取れていないという風に感じるところもまだまだ修行の余地がありそうなところです。

つまり、今は成長段階で言えば初期段階、ここで頑張りすぎているところが悪い or 仕組みがまだできていないというのが悪い。このどれかです。

恐らく両方でもあるとは思っていますが、単純にもう少し配信方法を工夫して楽に行えるようにすることと、17をやることによる恩恵を具体化+増やす必要があります。これをやらないと近々僕は配信をやめるでしょう。

舵取り①

配信方法を工夫するという点で、1番良いのはダラダラと時間を浪費して配信をすることだと考えました。

これまでは必ず1日2.5時間。毎朝6:30から30分間行っているブレスウォームアップ

それにプラスして1日のどこかで2時間行っているチューバライブです。

このチューバライブを1時間ぐらいに減らすことで

17にかける負担を減らす=17に対し成果を期待しなくなる

という効果を生みます。誤解を招きそうなので補足しますが、”期待”というのは自分自身が”勝手に”生み出してしまう幻想です。

「このぐらいやっているのだから、〇〇ぐらい効果が出てもいいよね」

「このぐらい親切にしてるんだから、このぐらい親切にしてもらってもいいよね」

etc

こういうことです。でもこれは完全に間違っています。自分の行いと効果は比例しません。

さらにいえば反比例することさえあります、やったらやっただけ効果が出ないのです。

そういう場合はとにかく”やらない”、”負担を減らす”、”時間を減らす”、こういうことが大切です。

自分が「えっ、そんなもんでいいの?少なすぎない?」と思うような行動が反比例を生み、逆に大成する場合も多くあるのです。

僕のチューバの練習がそうでした。数年前までとにかく練習、がむしゃらに、背伸びをして、とにかく早く上手にならなければ!と強迫観念にも近いノリで練習を続けていました。

するとあるところから吹けば吹くほど下手になっていくのです。吹けば吹くほど身体はいうことを聞かず、コントロールが効かなくなり、そしてあるタイミングで身体を痛めます。

すると演奏のための呼吸もほぼできなくなり数日休むしかないという、まるでストレスによる鬱病からの強制入院コンボのような感じで自分自身の脳や身体が僕という自我に対し、楽器を強制的に吹けなくさせる措置をとりました。

その吹けない間は強迫観念がとにかく心を蝕みます。でも吹けないので休むしかありません。そうして強制シャットダウンの後、いざ吹いてみると「すー」っと音が通るのです。

僕に必要だったのは休息適切な練習でした。

なので17も全く同じです。休息と適切な配信方法を工夫し、できるだけ省エネで行わなくては常に自分に言い聞かせている「細く長く続ける」ことなんてできません。

舵取り②

仕組みを工夫し、17をやることで得る恩恵を増やす必要があります。恩恵、つまり利点なくして人間は動けません。

簡単に見ると、配信を行い視聴者さんが喜んでくれてコイン=投げ銭を投げてもらうというのがぱっと見は恩恵の一つかもしれません。

しかし、これは1番簡単に見える17の恩恵ですがその実態は1番難易度の高い17における恩恵の貰い方です。

なぜなら現在3万人ほどいる配信者、この中の半数以上がプロライバーと呼ばれる人たちです。このプロライバーの中には2年間で3,800時間配信(1日平均5時間もの時間を配信に費やす計算)を行う人もいます。

この中で1番を目指さないにしろ、コイン=投げ銭による収入を安定させたりなんだりするとなるて僕の大嫌いな「レッドオーシャン」に挑むことになります。

唯一無二の存在として生まれ、これまでそれを武器に生きてきました。そうしてここまで来られました。しかし、手段であり、目的ではない17LIVE、さらにいえば既に群雄割拠のレッドオーシャンでこのコインの争奪戦に挑むのは愚の骨頂です。

そうした場合、僕はもっとこの17LIVEを戦略的に使う必要があります。

そう、河野企画代表、音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンド専門家、企画運営、この僕がやりたくて仕方のなかったことで、

現在職業にしているこれらの業務と紐付けをし、これらをより発展させるために17を利用しなくてはなりません。17に利用されていてはならないのです。

ここが大きな違和感でした。これをアウトプットすることで自分の中で何かが腑に落ち、だったら17もやり続けてもいいかなと思ったのです。

実際にご常連さんもいらっしゃいますし、チューバの可能性の周知、また河野企画のイベントもお知らせすることができるのできます。

まとめ

違和感を感じることは大体が手段と目的が入れ替わっているからです。僕らはとにかく本質をいつも考えなくてはなりません。今朝もブレスウォームアップ配信で話していましたが

1,000年前の平家物語より

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏ひとへに風の前の塵におなじ。

全ては諸行無常ゆえ、自分の本質を大切に、奢らず、自由に生きるべし

Thank you

Kazz


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