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縄文時代にはまっている

河野企画代表、チューバ奏者、指揮者の河野一之です。

序章

コロナ禍が始まってから半年以上、僕なりに突っ走ってきた。

Japan United Brass Projectに始まり様々なイベント、企画。誰かのためにと言えば聞こえはいいけれど、僕の好きな金管バンドの世界が元気がなさそうで、何かしら力になれたら嬉しかった。でも一番は仕事の無くなった僕の暇つぶしだったと思う。

そんな風に全力で脇目も降らず本当にいろんな人たちのおかげで僕の”暇つぶし”に付き合ってもらい企画たちは成功した。本当の本当におかげさまである。

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そして7月に入り徐々に日本社会がまた動き出しているある日、妻との休日の最中、ゆっくり二人で話したり映画をみたり、久々に今ある幸せを噛み締めていた最中僕の中で何かが壊れた。

頑張ること、やった方がいいと思っていること、全てヤメてみよう。そういう時期がきた。

河野は0か100かのサイコパス人間なため、やるならとことん、でなければやらないという両極端なやつだ。そのため自分なりに100やりきったこの半年がJUBP動画の発表=終演と共に終わり今0の時間がきたようだった。(一緒に頑張ってきた英国の友人も音信不通となっている。生きていることを願う)

そして、そのトリガーが休日の最中見たジブリによって発動された。

風の谷のナウシカ
もののけ姫

である。

ナウシカでは涙し、当時小学生だった自分が映画のスクリーンで見たもののけ姫から約20年、当時と全く同じように強烈な何か想いのようなものが僕をぶっ壊した。

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そしてそれから約1週間、相変わらず僕は自分を見つめ直し続けている。そした今行き着いた先が

縄文時代

約15,000年前、この日本で存在していたとされる僕たちの祖先が生きていた時代。

出土した土器に描かれていた縄の模様から縄文時代と言われているこの時代、僕が教科書で習い今再度知り始める前までは未開の原始人のような生活が行われていたと思っていた。

でも最近の研究によれば高度な文明も存在し、実際に栗の木の栽培や漆喰をつかった道具、争いの少ない平和な世界というのが存在していたようだ。

足るを知り、自然と共存をしていたようだった縄文の人々、いつから僕たち日本人は自然を侵しその代償に心を失い年間何人もの自殺者を生み出す国となってしまったのだろうか

太古の日本で生きていた僕たちの祖先が営んでいた文化に魅了されている。まるでそれは自分のルーツを知るかのような気持ちだ。

まだハマり始めなためもっと調べ、このコロナがあければ遺跡にも足を運び10,000と続いた平和な縄文という時代から自分の生き方を学んでみたいと思う。

自分のルーツを知るのは本当に楽しい。
今年の始めとてもお世話になった愛媛県はブラスバンドキャメリア

このバンドが活動する地域は河野のルーツなようだ。不思議な縁が素晴らしい出会いを巡り合わせてくれた。

まとめ

燃え尽き症候群のような現時点ではとにかくインプットが楽しく、自分のルーツ、素晴らしい音楽や映画などの芸術、知っていた物事の本質や裏側を学ぶなど今僕は乾いたスポンジのように色々なことを吸収している。

こうすることで次のダッシュに備えているようだ。燃え尽き始めは毎度困惑するけれど思い返せば人生で何度もあったこの時間、縄文時代に浸りながらさらなる深みへ行ってみる。


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