コーチング（対話）をやってて思う、クライアントさんの共通点。

ぼくは、HSPのクライアントさんとよくオンラインでお話しをしています。

お話しといっても世間話をただしているわけじゃなくて、「コーチング」とよばれる方式の会話。

ぼくが「質問」「問い」をなげかけて、クライアントさんからいろんな言葉を引き出していく感じです。

課題をどんどん明確にしながら、一緒に解決の方法を見つけていきます。

で、非常に興味深いのが…

みなさん「重要なこと」を「全然重要じゃない感じで」ポロっと言われることなんですよね。

ぼくがいつも注目するのは、その人の「価値観の優先順位」です。

これが定まっていないと「何のためにやるのか？」が見えてこないので、結局「どうすればいいのか？」も見えてきません。

で、大抵の人は、ここがボンヤリしてるんです。

「あなたにとって大事なことは何ですか？」

なんていきなり聞いても、誰もズバッとは答えられません。

頭の中には「仕事のこと」「人間関係のこと」「家庭のこと」「恋愛のこと」「メンタルのこと」「趣味のこと」…がどれもバラバラに横並びに存在してて。

ただただ「なんか頭がいっぱい」という状態。

これを一緒に整理して、一つずつ順位をつけていく作業をするわけですね。

その時、コーチの立場の人は、クライアントさんがポロッと言ったキーワードを見逃さないように集中します。

「あ、いま、気持ちが、体温がグッと上がった感じがしたな？ここは重要なワードだな？」

と言った感じで、その人にとっては重要なのに（声のトーンとかにすっごい表れているのに）本人に自覚がない、ところをすかさずピックアップします。

「え？あぁ、確かに。これは私にとって大事なところかもしれませんね…」

言われてやっと気づいていきます。

そうやってクライアントさんは、一つずつ「価値観の優先順位」がハッキリしていきます。

この作業が、めちゃくちゃやりがいがあるんです。

だって順位が明確になっていくと…

「じゃあ、何をすればいいのか」
「逆に、何はこだわなくてもいいのか」
「どの順番で取り組んでいけばいいのか」
「じゃあ、今日から何をすればいいのか」

がどんどん明確になっていくので、いきなり毎日に手応えが生まれる感じ。

そうやってクライアントさんの毎日の見え方が変わっていくのが、ぼくにとって最高の瞬間です。

「やってきてよかった…！」そう思える感じです。

これはぼくの人生の優先順位が高いことなので、いくらでもやれちゃう感じがあります。

この仕事、きっと天職なんだろうな〜と思う、今日この頃です。

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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営しています、オフィス秋晴れ代表のばっしーと申します。

繊細・敏感なHSPの方や、内向的なタイプの方の働き方・生き方をデザインするお話をお届けしています。

普段は、経営コンサルティングや、起業・働き方コーチング、全国講演会活動などを実施しながら、今年４年目を迎えたHSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営中です。

「フリーな心で豊かに生きる」そんな状態を実現できる人が一人でも増えていくように今日も活動しています。

上記の記事は、「ひみつ基地」の中で投稿した過去記事からセレクトしてお届けしました。

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