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★【選手育成】球拾い

球拾いは練習時グラウンド・グラウンド周辺に行ったボールを拾い集めること を言い、練習の中では日常的にあります。


選手の”取り組む意識”が見える

練習の中で球拾いをするケースは多く、多くの時間を取られます。
このとき、全員が集中して球拾いすれば短時間で終えることができ次の練習に移ることができますが、”誰かがやるだろう…”という気持ちが選手の中にあり動きが鈍いと時間がかかり練習の時間が短くなる要因ともなってしまいます。

球拾いをする選手の意識の傾向

球拾いのときに素早く動き回る選手は、傾向として ”早くボールを拾って次の練習をしよう” という意識よりも ”目の前のことに全力で取り組む” という意識で行なっていることが多いです。
逆に動きが鈍い選手は、意識が違うところにあり集中していない ことが多いです。

このように球拾いから選手が ”集中して物事に取り組む” ことができるか?を見ることができます。
球拾いがしっかりできない選手は、通常の練習・ウォーミングアップでも集中せず手を抜く傾向があります。逆に球拾いがしっかりできる選手は、通常練習以外の自主練習でも集中して取り組むことができ、時間の経過とともに成長の差ははっきりと出てきます。言い換えると、球拾いが出来る選手は
              試合で活躍する選手
          より上のレベルで野球を目指す選手
に多いとも言えます。

この部分は、ボール拾いだけでなくグラウンド整備・片付け 等でも同様で、何事にも集中して取り組むよう意識が自然にできるようになると、その結果野球の上達にもつながっていきます。

チームで球拾いへの意識を高める

練習の中でも声かけは、”全力で球拾い”ということを言い合う…というよりは、”練習の一つ一つを集中して行なう(打撃練習のときは打撃に集中、ノックのときはノックに集中…)”ことを声かけしあうことで、自然と球拾いも黙々とスピーディにできるようになります。


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