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★【選手育成】映像を使った動作分析

投手の投球フォームや打者の打撃フォーム等を撮影しその映像を使って動作分析を行なうことで、より客観的に自分の動きを見て改善につなげることができます。自分のスマートフォン等で撮影してもらうことで、いつでもかんたんに映像をチェックできるようになります。
映像での動作分析の方法は何種類かあるので、必要に応じ適切な方法でチェックを行ないます。


動作分析が必要な理由

自分のプレーを自分でみる機会は少ないため

自分がプレーしている姿を自分で見ることはできないため、映像は自分のプレーを知る貴重な資料となります。
映像で自分のフォームを見ることで”自分の感覚”と”実際のフォーム”の差を理解でき、理想のフォームに近づけるためどうしたら良いか?何を改善すると良いか? さまざまな方法を考え出すことができます。当然、上達のスピードも上がってきます。

良い選手・目標としている選手と比較できるため

自分のフォームを映像にするとでMLB・NPB等トップクラスの選手で良いフォームと言われている選手・目標としている選手 と比較することができます。
トップ選手の参考にすべきフォームと比較分析し、どこを改善すると良いか?努力方向を見つけやすくなります。

好調時と不調時のフォームを比較できるため

どんな選手でも”好調なとき”と”不調なとき”はありますが、特に不調なときはどうしたら不調から脱出できるのか?わからないまま不調な時期が長引いてしまうことはよくあります。
ここで”良かったとき”と”悪かったとき”のフォーム映像があり動作分析が出来ると、フォームを比較しどこが違うのか?見極め不調を脱出するきっかけをつかむことができます。
特に大会が近くなってきた時期は、いい状態で大会を迎えるためにもフォームのチェックは有効な方法になります。

動作分析の方法

スロー再生

フォームをスローで再生することで、普段細かく見ることができないフォームの細部を確認することができます。

コマ送り再生

コマ送りで再生することで、スロー再生以上に細かなフォームの確認ができます。
例えば投手ならリリースの瞬間、打者ならインパクトの瞬間 など普段の動作スピードでは確認できないことも確認できます。

2画面再生

2つの動画を同時に再生し確認する方法です。
(2画面例)
 ● 正面からのフォーム と 横からのフォーム 
 ● 調子の良いときのフォーム と 調子が悪いときのフォーム
 ● 自分が目標としている選手(MLB・NPB)のフォーム 
                       と 自分のフォーム
違いをはっきりと確認することができます。

※ デジタイズ

連続的な値を離散的な値に変換すること。その手法全般を含めてデジタイゼーションともいう。離散値をデジタル値といい、既存のオブジェクト・画像・信号(通常アナログ信号)などの情報をデジタイズすることを電子化またはデジタル化という。
デジタル化された情報はビット量子化された単なる数列であるため、人間が知覚や認識ができるようにデータを画像としてディスプレイで表示させたり、文字列を割り当てて印字したり、電気信号へ変換してスピーカーから発音させたりなどの加工を行う。これをレンダリングといい、レンダリングを行う仕組みや装置をレンダラーという。

ウィキペディア(Wikipedia)

打撃でのスイング軌道を線で追うことができるよう映像を加工しチェックする方法です。

普通の映像でもスイング軌道は確認できますが、デジタイズを活用するとよりはっきり軌道がわかります。ただし、映像に加工が必要なため技術と手間が必要になります。


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