★【チーム作り】”個の力”と”チームの力”
野球はチームスポーツですが、1つ1つのプレーは個別性が高くプレーの成否は”個の力”が握っていることが多いです。
(例)
打席は全員に順番に必ず回ってくる
守備のポジションは決まっており、1人ですべて守ることはできない
個の結集がチームになりますが、個の粒が小さいと集まってもこじんまりとしたチームにしかならないので、いかに個(1人1人)を大きくできるか?ということが重要になります。強いチームになるためには、チームワークと個性の両方の要素が必要です。
限られた時間の中で”個の力”と”チームの力”をバランス良く伸ばすためには、年間スケジュールの中で
”個の力を高める時期”と”力を結集する時期”
を分けて考えると、選手の日々の練習の方向性が明確になってきます。
オフシーズンは、個を高める時期
試合がないオフシーズンは”個を高める時期”として、選手それぞれが自分の能力を高めることに集中して取り組む時間とします。
● 選手が自身の目標設定を実現するため、
自分と向き合い課題に取り組む時期 とする。
● 全員で同じ練習をする必要はない。個別でOK。
● ”この時期はチームワークは必要ない”ことを事前に共有する。
● 練習をしていない選手がいたとしても、注意しなくて構わない。
(この時期は、すべて自己責任)
シーズンインしたら、個の力を結集する時期
シーズンインすると練習試合も入ってくるため、チームとしての動きが必要になってきます。個々に高めてきた力を結集し組織として融合させることでチームとして機能を最大化させていきます。
● 「これまでは個人練習メインだったが、
これからはチームとして練習を進める」ことを明確に伝える。
(選手の意識の切り替えを行なう)
● メンバー外れる・控えに回る・ポジション変わる 等、
個人の希望が通らないことが出てくるので、
それが納得できない・そのため練習に身が入らない 場合は、
グラウンドに入らないよう伝える。
● チームスタート時に立てた目標を繰り返し確認する。
(目標を徹底的に意識した日々の練習)
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