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本能 と 意識





本能(の脳)が見ているものが
本当はなにかと言えば

なにもない。



脳は

一瞬、一瞬

情報の入力と解析をし、
目的(生存維持)のために行動を果たす
という働きをしているだけで

それに対して

感覚器を通し
「見たり」
「聞いたり」
「触れて、感じたり」

私たちの意識は
見て
聞いて
触れて

そこにモノが「ある」...

と、思っている。


美しいものを愛で 
より美しく、心地良くしようと工夫し

美味しいものを食べて

話して、笑い合って

時に悩んだり
相談に乗ってもらったり 
etc...

ということが生きることだと思って過ごし

未来の想像や過去の記憶
今ここでない妄想
という、経験を楽しみながら

それによって苛まれもしながら

日々過ごしている。

ヒトという生き物はそんな生物のようです。




考えれば考えるほど
ヒトって面白いんですよ。


良い!
ダメだ!
って

なんの基準でそう思うのか。


じゃあ

「普通」

ってなんなのか。


まあ、いっか。
と思える、その境地。


こだわりと執着の、境界線。


意識の中での
記憶や、社会的な経験との比較。


その記憶や経験は「今」のものではないのに。

心理(脳の活性化の状態)も
今のものとは違う何ものか、であったのに。


今ここにない「ものさし」で測った基準に照らし合わせ
今の抑制された心理状態で
ものごとの判断や価値観、良し悪しを決めている
としたら

なにが良くて
なにがダメなのか..

それを決める「ものさし」は
一体なんなのか。


良いとかダメだとか、決めているのは
私たちの意識、意思、思考でしかなくて

しかも
その瞬間の脳の活性状態に因る。


私たちの日常使う「普通」も
意識で線引きをした、その内側。

その線は、いつ、どこの線なんだろう。

(BASEでいう/脳の)
「普通」は

なんとなくこのくらい、から
なんとなくあんまりズレてないくらい。



とりあえず

良し悪し

は置いておいて

好きかキライか、
(快/不快)

これで決めてみるか。


BASEでバランス取っとくか。



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