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お肌のトラブル 根本改善


「最近お肌の調子が悪くて...」


(ストレスかな)  

(寝不足かな)

(アレルギー性の敏感肌?)

いろいろ考えてしまいますね。

悩ましい問題です。


実は、顔や全身のお肌の状態は、自律神経系のバランスにも影響を受けます。



交感神経興奮状態で起こる疾患

【活性酸素による組織破壊】
ガン、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、白内障、糖尿病、 橋本病、甲状腺機能障害、など

【化膿性疾患】
急性肺炎、急性盲腸炎、肝炎、腎炎、膵炎、化膿性扁桃腺炎、口内炎、おでき、ニキビ、など

【組織の老化】
皮膚のシミ、シワ、動脈硬化、など

【血行障害・虚血状態】
肩こり、手足のしびれ、腰痛、膝痛、神経痛、顔面麻痺、 関節リウマチ、五十肩、痔、静脈瘤、歯槽膿漏、脱毛、めまい、 高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、不整脈、動悸、息切れ、 片頭痛、しもやけ、冷え性、アトピー性皮膚炎、など

【排泄・分泌障害】
便秘、胆石、結石、脂肪肝、尿毒症、うおのめ、ガングリオン、妊娠中毒症、口渇感、食中毒、冷や汗、など

【知覚鈍磨】
味覚異常、視力低下、難聴、痛覚の低下、など

【緊張・興奮状態】
イライラする、怒りっぽい、不眠、のどの狭窄感、食欲減退、 やけ食い、など


副交感神経緊張状態で起こる疾患

【血流障害】
花粉症、アトピー性皮膚炎、小児喘息、アナフィラキシー・ショック、のぼせ、虫垂炎、しもやけ、など

【知覚過敏】
かゆみの増悪、痛みの増悪、しもやけのかゆみ、頭痛の痛みなどの増悪、 など

【排泄亢進】
下痢、骨粗鬆症、癒着性腸閉塞、など

【沈静・リラックス状態】
うつ病、気力の減退、食欲亢進、など  1)

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交感神経が過剰に興奮しているときには

ニキビや吹き出物、シミ、シワ

一方で、副交感神経が過剰に興奮しているときには

アレルギー性の皮膚疾患やかゆみ

などが出やすくなります。


アトピー性皮膚炎の場合はどちらが過剰になっても症状が出ますので、

どちらにしても、自律神経のバランスを取ることが必須です。

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・「自律神経」とは 

 

神経は「中枢神経」(脳と脊髄)と体中に張り巡らされている「末梢神経」に分けられます。
末梢神経は意思によって身体の各部を動かす「体性神経」と意思に関係なく刺激に反応して身体の機能を調整する「自律神経」に分けられます。
自律神経は、交感神経と副交感神経という逆の働きをする2つに分かれています。交感神経は身体を活発に動かすときに働き、副交感神経は身体を休めるときに働きます。これらが互いにバランスを取りながら身体の状態を調節していますが、このバランスが崩れることがあり、その原因として、不規則な生活によって自律神経が興奮し続けたり、ストレスによる刺激、更年期におけるホルモンの乱れ(更年期障害)、先天的要因などが挙げられます。
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活動するとき、仕事をするとき、運動をするときなどには交感神経が働きます。

また、身体がストレス状況に対処するのを助けることも、交感神経の機能です。


リラックスするとき、寝ているとき、食事のとき、排便や排泄をするときなどは副交感神経が働きます。


交感神経と副交感神経は1日の間、また、1週間から10日くらいの間、さらには1年の間にも、リズムをとりながら、交代しながら働いています。


また、免疫機能のひとつでもある白血球の働きが自律神経と大きく関わっていることもわかっています。


自律神経は私たちの意思ではコントロールができず、私たちの意思とは関係なく体内環境を常に整えてくれています。

にも関わらず 「自律神経のバランスが崩れる」 とは、どのような状態なのでしょう?


・自律神経はどこにある?


私たち人間の脳は、長い進化の過程を経て、

「生命維持」の脳に、「本能的な」機能をする脳が、②

そして、

イメージ・想像を駆使して「社会性」を優先する脳 ① が、覆いかぶさるように出来てきて、

それぞれの目的で働いています。

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①大脳新皮質「社会性」 ②脳幹・間脳/辺縁系「本能」


自律神経は、視床下部という「本能の脳」②の働きです。


生き物が生きるための本能の働きは、瞬間に入力された情報の解析をすることです。生存のための脳の働きは、どんなに進化の過程を経ても、②の脳幹・間脳/辺縁系の部分で行われていることに変わりはありません。

一方で、私たち人間は①の大脳新皮質が特に発達しました。

人間だけができる、イマジネーション・想像(妄想)、創造...はこの部分の働きです。

脳全体がダイナミックに連携しながら働いているものの、瞬間に生きる②の脳と、想像を優先する①の脳で、それぞれに目的が違います。

しかも、想像性には際限がないので、ある意味で“暴走”状態となり、①と②の脳の間にギャップ、歪みができることがあります。

そして、そのギャップが大きくなり過ぎることは脳には大きなストレスとなります。

脳がストレスを抱えたまま行動を続けることほど、生き物にとって命の危険となることはないので、そのようなときには、②の脳から注意・警告として、ブレーキの信号が出るようになっています。

そのブレーキの信号が

BASE

でしたね?

BASE とは


・BASEと自律神経


BASEの陽性反応が出ている場合には、腸腰筋と自律神経の交感神経にブレーキがかかります。

交感神経は、行動するときの神経ですから、行動ができないように、ブレーキがかけられている状態です。動物の場合はこのような状態では行動しませんが、私たち人間は社会性を優先して、仕事や学校、決まりや約束ごとがあるなら多少無理をしてでも行動しますね?

このときに無理やりに、過剰に興奮させているのが交感神経です。

ブレーキがかかっているのに、アクセルも踏んでいる状態。

BASE解説 2


交感神経を過剰に興奮させて起こる疾患は前述のとおりです。

ニキビや吹き出もの、シミ、しわ、などでしたね。


交感神経ばかりを興奮させていると、バランスを取ろうと副交感神経が優位になろうとします。揺れ戻しです。

そうすると、アレルギー性の皮膚疾患が起きたり、痒みや痛みが増したりします。


・まとめ

BASE治療では、脳からのブレーキの信号に気づくことで抑制状態をリセットし、交感神経の過剰興奮を抑えることで自律神経のバランスを調和します。

自律神経のアンバランスによるお肌のトラブルの根本改善になります。

また、

自律神経のバランスが崩れる原因が「ストレス」であることはよく聞かれることです。

ストレスに関する詳しいお話は こちら で...


BASE治療についてのお問い合わせ、ご予約は

こちら

より、お願いいたします。


後注

1) 新札幌カイロ 適応症・禁忌症

2) 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

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