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第9章 キリ②『あなたは買うべき人じゃない』

39歳にして、間も無く
6月に新築引き渡しとなる
昨年4月から
ライフプランと睨めっこしては
全方位の情報収集で契約成立
つまり最初の展示場見学から
8ヶ月でクロージングした

本章ではyoutubeでも
頻繁に語られる
持ち家vs賃貸論争を
語る気はない
一層深いバックボーン
買うに至っての考察点をご紹介

【私の条件】
・東京出身転勤族
・山形が気に入った
・首都圏の年収で郊外で暮らせる
・同じ年の妻、10歳、8歳、5歳の家族5人
・土地なし
・賃貸アパート7軒目
商業不動産事業を5年経験

【論点→アンサー】
1買うの?借り続けるの?
・転勤したとしても
妻と子供に生活水準あげた拠点を
設けた上での二重生活が良い
・いつまでも2LDKとはいかず
貸家になると賃料が上がる
・老後の賃貸探しは不十
∴買う一択

2土地はどこに?
・更地ではなく空き家に目をつける
→生活したエリアを絞る
→地元不動産とタッグ
→謄本読みをして推理
 土地を流動財産に変える
 ストーリー組み立て
→地主訪問折衝

3メーカーはどうする?
→メーカーの得手不得手
 個性を知る
●ハイコスト=積水、一条
坪単価90万〜

●ミドルコスト=ウンノハウス、出羽ホーム
坪単価75万〜

●ローコスト=ユニテ
坪単価60万〜

4どんな家にする?
→ライフプラン設計方法

5何年どんな生活で住む?
→ライフプラン設計方法

【深掘り】
■ハウスメーカーについて
メーカーの違いは?
工務店はどう?
コスパはどう?
■建築知識
全館空調、ソーラー、蓄電池
木造、鉄筋、ガルバリウム
機密性、2✖️6、耐震性
■資金繰り
ローン、保険、団信

■土地と将来不安
生涯賃貸可否
空き家問題
土地余り

最終的に900万円ほど値切り購入
メーカーには悪いが粗利の低い客となった
上記条件と論点を整理し購入をしたが
今日はあえて買うべき人ではない人を紹介

ケース1『首都圏東名阪の土地の無い人』
南海トラフも控えている
成毛眞氏の『2040』を読んでほしい
一読で持ち家など買う気が失せる

資金繰りを考えると
イニシャルコストも
ランニングコストも
都市部は高い
俗に言う賃貸派が訴えるのは
首都圏、もしくは中途半端な
山手線外に買おうとする人たちを指す
これが田舎であるとケタ1つ違う
所詮家など高い消耗品なのだ
買った瞬間1日目には中古となり70%
5000万で買った次の日から
資産価値は3500万
割に合わない

ケース2『情弱でライフプランが無い人』
8章で語っている通り
私は100個のビジョンを立て
6つのカテゴライズで整理している
密度を上げては日々楽しい人生だ
1年、3年、5年、10年、生涯目標
解像度も昔に比べると上がってくるもの
経験値と予測値があれば
将来不安はある意味でない
そのライフプランを組めてない情弱が
メーカーや銀行のいい鴨となる
夢のマイホームは悪夢になるのだ

ケース3『金もなく儲けようとする人』
人生ゲームでも「自宅」は
儲けるために立てる設定が
されていない
むしろ、出産や、子育てイベントで
出費となるものだ
家は金のためでなく
時間のために買うものである
不動産でマネタイズできる人は
まず持ち家は買うものではない

ケース4『金のある人』
これは様々かもしれないが
金がありすぎる人はむしろ
持つべきではない
金のある人は少なからず
金の使い方を知っている人
最終的に買うこともあるだろうが
買って後悔するほど金が足りない
わけでは無いため、
買わなくても良いのだ

何においてもであるが
家も買うなら

金、時間、情報、将来計画

このどれか2つが無い人
持ち家を買うべきではない
キリの如く
あなたにとって家が
人生に必要な穴でも工具でも
無いことに繋がりかねない

次回
キリ パート③
「マイホーム購入の風穴を開ける」

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