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最近読んでいる本(16) #157

読んだ本のストックがたまってきたので感想を書き残したいと思います。


さかなのなみだ
さかなクン (著)

↑狭い世界でなく、大きく広い世界に目を向けて過ごそうということを伝えているさかなクンの絵本。魚の世界にも狭い世界にいると一匹をいじめるということが起こるとのこと。そんな世界でストレスを抱えて生きるより広い視野をもって好きなことにチャレンジしていくことが大切だということを学べる素敵な絵本でした。巻末でさかなクンのこれまでの生い立ちも知れて、努力家で好きなことに打ち込んできたことがかたちになっている姿はかっこいいなと思いました。


本屋のミライとカタチ 新たな読者を創るために
北田 博充 (著, 編集)

↑本屋が今後生き残っていくにはどのような工夫が必要か、いろんな業界の例をとって考察している本。本屋に足を運ぶことが少ない人たちにどうやって本を読んでもらえるかを考え、TikTokで発信したり、銚子電鉄やプロレスなどがV字回復したことを参考にいろんな方法を模索してみたり、この本からいろいろな可能性を知ること、考えることができます。本を読むきっかけをつくることがこんなにも難しいことなんだと思った反面、それはいろんな工夫のしがいがあるんだと思うと少しワクワクしました。


コーヒーにミルクを入れるような愛
くどう れいん (著)

↑くどうれいんさんの身に起きた出来事や、いろんな意識について綴られているエッセイ集。くどうれいんさんの作品は初めて読みましたが、どれも素直に思ったことを綴られていて、ストレートだけど、どこか皆が普段感じているのにスルーしている感情などにしっかりと目を向けているような感じを受けました。くどうれいんさんの過去や今の葛藤を素直に綴っていて、ドキドキしつつもれいんさんのこれまでやこれからが楽しく感じられる一冊でした。


自分という壁  自分の心に振り回されない29の方法
大愚 元勝 (著)

↑日々のメンタルケアを仏教をもとに考え、実践する方法について書かれています。何か悪いことが起きたときに人のせいにしたり、人に原因があると考えるから怒りが生じたりする、何事にも欲をもつからうまくいかなかった時に心が乱れる、などという自分の考えを改めること、考え方を変えてみることを実践するといいと書かれています。仏教の考え方はよくわかっていなかったですが、自分の考え方次第で物事の捉え方が変わることをこれでもかというほどこの本に詰め込まれている気がしました。


あるかしら書店
ヨシタケ シンスケ (著)

↑いろんな本の「あるかしら」を表現していて、こんな本があったらいいなぁ、こんな本の使い方があったらいいなぁというものが素敵なイラストとともにたくさん綴られています。個人的には「月光本」というものが神秘的だし、月夜に照らされて読む本も素敵だなぁと思いました。本を受け継ぐ、本を読んだ人の気持ちを共有するような本の受けとり方、読み方があるといいなぁと思わせる後半部分はどれも魅力的でした。「あるかしら」が実現したらどんなに楽しいかと思わせる素敵な本でした。


猟師になりたい!
北尾トロ (著)

↑「ツキノワグマの掌が食べたい」で知ったトロさんの狩猟免許をとり狩猟をはじめるまでのストーリーが綴られています。本を読む順番としては逆だったが、トロさんがどのようにして狩猟に興味をもったかなどが知れて面白かったです。狩猟の勉強をした身としては免許取得までの流れなどを懐かしいきもちで読むことができたし、トロさんの周りの人たちに恵まれている環境なども羨ましく思いながら読みました。狩猟に興味がある人の入門書に良いかもしれないです。


さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~
さかなクン (著)

↑さかなクンの生い立ちや「さかなクン」になるまでの経緯を綴っており、面白さから一気読みしました。幼い頃から絵を描くことが好きだったさかなクンが、ある日タコの存在を知ってから、魚に魅了され、どんどん魚の世界に足を踏み込んでいくなかで、優しく見守ってくれた母の存在があったこと、足しげく魚屋や水族館に通い、一生懸命魚のことを知ろうとしたことなど、好きなことにここまで熱中できることができたのはすごい、尊敬できるなと感心しました。子どもの頃、学生の頃にぜひ読んでおきたい本でした。さかなクンにさらに興味をもった本でした。


あわあわ うんこをさがすたび
いといゆき (著)

↑いといゆきさんの素敵なイラストを堪能できる素敵な本でした。色彩豊かで、カラフルなイラストは大人がみてもうっとりするし、かわいいイラストに魅了されます。とても癒しになるし、ぜひ手元に置いておきたい一冊。


大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー
大崎 梢 (著)

↑たくさんの有名な方々の本屋にまつわる物語を読むことができる短編集。ドキドキする話や、ほっこりする話などさまざまな種類の作品が綴られていますが、個人的には飛鳥井千砂さんの「空の上、空の下」が印象に残りました。ほっこりする話でもあり、グッとくる話でもあり、本をきっかけにつながる人間模様が綺麗に描かれており、読んだあとになんだかすっきりする話でした。他の作品もどれも楽しく読むことができました。


大ピンチずかん、大ピンチずかん2
鈴木のりたけ (著)

↑いろんな大ピンチな状況をかわいらしい絵で綴っています。食べ物や水などの絵の表現がとてもリアルで、大人がみても楽しめるイラストであり、みていてとても面白かったです。大人でもやってしまう失敗やピンチな状況を乗り切るための方法も書かれていて、クスッとしながらもちょっと参考になるなと思いました。(あややさんおすすめの本😊)


種まきびとのちくちくしごと
早川ユミ (著)

↑早川ユミさんの生活が垣間見れる素敵な本。ちくちくしごとのことや体を労ることを教えてくれます。毎ページに綴られているちくちく仕事でつくる服を見て、カラフルだし自然な素材を使っているし、こんな服を作って着れたらいいなぁと思いました。自然のとおりに過ごす豊かさを感じられる一冊でした。(あややさんおすすめの早川ユミさんの本😊)


コーヒーの絵本
庄野 雄治 (著)、平澤 まりこ (イラスト)

↑コーヒーのことがいろいろとわかるコーヒーについての絵本。コーヒー片手に読みたい本。絵本だけど産地のことやドリップコーヒーの淹れ方、カフェオレやアイスコーヒーの作り方などが書いてあって、サクッと読みやすいし、かわいいイラストに癒されます。コーヒーのことが知りたいときに簡単に読めるので繰り返し読みたいです。


↑早川ユミさんが普段自然を大切にして生きていることを、食べるものや着るもの、手に取るものなどいろんなものから感じることができます。自然体に生きていて、自然を受け入れて、ひとつひとつの命を大切にしていることが感じられ、このような生活が出来たら心が豊かになるだろうなぁ素敵だなぁと思います。たくさんの知恵や経験が綴られているので、読んでいて大変参考になります。ユミさんのように自然の中で過ごすことに憧れるなぁと思いました。


コーヒーと旅
キン・シオタニ (著)

↑イラストレーターのキンシオタニさんがコーヒーにまつわるエピソードを綴った本。コーヒーの香りがしてくるような、ほっこりしたエピソードが多く、コーヒーを通しての素敵な出会いや風景が想像でき、素敵だなぁと思いました。コーヒーをとおしてこのような出会いや思い出ができたらいいなと思うし、コーヒーの楽しみ方も変わってくるだろうなと思います。自分もこのような楽しみ方をしてみたいと思いました。


図解 身近にあふれる「危険な生物」が3時間でわかる本
西海 太介 (著)

↑身近な危険な生物についてたくさん記載されていますが、ほとんどの対処法が共通してよく洗い、冷やすなどしながら救急車を呼んだり病院に行けとのことでした。対処法が同じようなものだと、何かあったときに間違いがないと思うので、それを知れただけでも収穫があったなと思いました。イラストも描かれ分かりやすく書いてあってスラスラ読めたし、豆知識もたくさん書かれてあって勉強にもなりました。楽しく読めました。


のほほん風呂 おうちでカンタン季節の湯
たかぎ なおこ (著)

↑お風呂に入るのが楽しくなりそうなたかぎなおこさんの本。米こうじや米ぬか、ハチミツ、ヨモギ、日本酒など入浴剤がなくても楽しめる入浴方法がたくさんあることを知れて楽しく読めました。個人的には米ぬかや米こうじなどを試してみたいなぁと思いました。入浴の仕方で温まり方が違ったりして、知っているだけでも楽しくお風呂に入れそうです。四季それぞれのおすすめが書いてあるので、一年を通して楽しめます。イラストも癒されるし素敵な本でした。(あややさんおすすめの本😊)



他に読んだ本、今読んでる本、これから読む本↓

最近はちょっと絵本多めに読んでいました。

また、コーヒーや本屋さんにまつわる本をたくさん読みました。

動物の本は少し少なめだったので、7月は動物の本もまたたくさん読みたいと思います。

特に「動物のひみつ」は大ボリュームなので、購入してじっくり読みたいなと思っています。

読むのが楽しみです。

他にもおすすめいただいた本などたくさんあるのですが、人気だったりで予約いっぱいでなかなか借りれないので、ゆっくり順番が来るまで楽しみに待とうと思います。

読みたい本がどんどん増えていくばかりですが、今月は読む時間も確保できそうなので、どんどん読んでいきたいです。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


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