自然くん

自分が得た様々なジャンルの知識の点を繋ぎながら、日常に落とし込みつつ持論を書いていきま…

自然くん

自分が得た様々なジャンルの知識の点を繋ぎながら、日常に落とし込みつつ持論を書いていきます。 探究心があることは歴史、アート、文学、服、食 調理師、ソムリエの資格を持ってます。 東京都新宿区で妻と娘の3人暮らし。 今や子育てが本職🤣 出身は岩手県盛岡市:冷麺よりじゃじゃ麺派

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最近の記事

無秩序と信長とドラッカー      戦国武将達のヴィジョンとは?

天下分け目の戦いは関ヶ原の戦いという見方が一般的です。 しかし、僕は同時代であれば本能寺の変ほどのインパクトはないと思っています。 戦国時代は日本の権威も権力も失墜した時代とも言えます。争いは絶えず、法や道徳も日本を覆うほどのものは何も無い、、 戦い、騙し、奪い、が当たり前でむしろそれがこの時の正義でさえあったかもしれない、、 日本史上こんなことは弥生時代からありません。一度世が乱れることになれば一気に文化は衰え、仁義道徳は失われる。秩序というものは非常に脆く崩れやすい

    • これから日本はどこへいく?なぜ今、渋沢栄一が現れたのか?

      次期一万円札の渋沢栄一さんが書いた論語と算盤をご存知ですか?今回は内容ではなく歴史を踏まえた背景を考えてみました。 NHKの大河ドラマの主人公でもあり、今日本で一番ホットな人物ではないかと思います。なぜ今改めて渋沢栄一なのかを考えながら独自に解釈していこうと思います。 [論語と算盤] このタイトルの意味とは? 言いかえれば [仁義道徳と利益] 孔子の言葉である論語は仁義道徳の指南書 道徳=人が守るべき規範を守ること 義=正しいとされる行い 仁=真心と思いやり

      • 一本のワインのストーリーを楽しむとは?

        たまにはワインの話をしてみます。 ノートにはあまり書きませんが、私は日本ソムリエ協会認定ソムリエです。実は料理やワインの話を書くのが1番楽です、、 昨今ワインの保存技術の向上と共にどのレストランでもたくさんのグラスワインを安定的に提供できるようになった。 そんな世を見ながら、古参のソムリエの方からよく聞こえてくるのは 「一本のワインをゆっくり飲み切るからこそストーリーが分かる。」 一度のディナーで様々なグラスワインを少しづつコースに合わせてペアリングさせて楽しむのもい

        • 最近穏やかだが何かがたりない、、 なんだろう? 涎(よだれ)が垂れる書いて 垂涎(すいぜん) 意味:あるものを熱望すること たぶんこの野性的な純粋さではないかと、 大人になって行くとあらゆることがある程度想定でき、そうそう涎はでなくなる。 時にはそうありたいものだ。🤤

        無秩序と信長とドラッカー      戦国武将達のヴィジョンとは?

        • これから日本はどこへいく?なぜ今、渋沢栄一が現れたのか?

        • 一本のワインのストーリーを楽しむとは?

        • 最近穏やかだが何かがたりない、、 なんだろう? 涎(よだれ)が垂れる書いて 垂涎(すいぜん) 意味:あるものを熱望すること たぶんこの野性的な純粋さではないかと、 大人になって行くとあらゆることがある程度想定でき、そうそう涎はでなくなる。 時にはそうありたいものだ。🤤

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        • つぶやきあつめ
          4本
        • アート まとめ
          3本
        • ピクニックパパの緑地めぐり
          5本

        記事

          祖母の一番古い記憶

          母が引く荷車の荷台に乗せられ、足をふらふらだしながら田植え前のあぜ道を進んでいた。まだまだ桜が咲く前で肌寒むさが残る盛岡を柔らかい春風が気まぐれに通り過ぎる。 気まぐれな風が少女にはまだ少し大きめの麦わら帽をすくい上げ、ふわふわとあぜ道に咲くたんぽぽの横に置いてきぼりにしてしまった。少しづつ少しづつ離れていく麦わら帽子。ガタガタと音をたてながら昼下がりのきらめく道を荷車がゆっくり進み続ける。 その時何故だか母にそのことを伝えられなかった。何故だかは分からない。 どんどん小さく

          祖母の一番古い記憶

          本は綴ってあること以上を教えてくれる

          記憶は信用してよいもの。 のはずだ。 記憶は自分自身の中にある確かなもの。でも、よく体験するのが実際に起きてないことを起きたと思いこんだり、いきなり綺麗さっぱり無くなることさえもある。 なぜすぐに闇に巻かれてしまうのだろ? 内にあったものはどこに行ってしまったのだろ? 我々の生活は想像と記憶と一瞬の現実で成り立っている。 そして、いつも確かなことを探している。 ふと立ち寄った古本屋で読んだかどうか曖昧な本を手に取り読み始めると、何やら共感できる箇所がいくつも見つかる。まる

          本は綴ってあること以上を教えてくれる

          詩とは なんだろう?

          詩はよく書く。 その時の気持ちをうまく表せない時はなんとなくよく分からないものを書いてる。学生のころからそうだった。 学生の頃は求められることがあれば発表する機会があったが、大人になるとよく分からず書いてるものを人様に見てもらうのは羞恥を伴うし、求められることもないので発表する機会は無かった。でも、書いたものは溜まっていく、、 そこで、少し「詩」考えて調べつつ、幾つかの言葉を借りながら私なりの答えをだしてみた。 詩とは 詩は言葉の意味から必死に逃れようとしながらもっともそれ

          詩とは なんだろう?

          物語はどの季節にも散らばっている 

          思想的テーマ 自作の文章vol.2 晩春の千鳥ヶ淵 北の丸公園 いつもの散歩道、九段坂から千鳥ヶ淵緑道を歩く。 毎年春先に暖かい日なんかはボート乗り場あたりで景色に馴染みながら読書をしたり、気が向けば目の前のボートに乗り込みうとうとするのは最高の贅沢と思う。 今日もその通りに進んで行くと散りゆく桜の舞う堀の向こうに柵があり薄らと人影があることに気が付いた。向こう側に一般人が周りこめるとは知らなかったので、有り余る時間も手伝ってゆっくり歩きながら対岸を目指した。ボード乗り場を

          物語はどの季節にも散らばっている 

          「人はあるがままの世界を見ているのではなく、私たちのあるがままの世界をみている。」 客観視しているつもりが、その客観さえも自らの主観のフィルターを通したものなのだと常に念頭にいれて生きていきたい。

          「人はあるがままの世界を見ているのではなく、私たちのあるがままの世界をみている。」 客観視しているつもりが、その客観さえも自らの主観のフィルターを通したものなのだと常に念頭にいれて生きていきたい。

          隣町の漱石さん

          私が住む新宿にはかなりの町名が残っている。 1960年代に住所の合理化をはかる政府の対応に反発した町名保存運動の結果だ。 新宿といえば都庁、歌舞伎町、高層ビル郡、広がり続ける新宿駅などおおよそ伝統が少ない大都会の中心だと思われる方も多いだろうが、 23区の内、6区で暮らしを営んだ僕から見ても新宿の北東側は時代が入り混ざる独特のエリアだ。下町風情あり、現代的洗練もあり、昔から住んでいる方々の伝統がしっかりと生き続けている。 現存する東京原風景。 90を超える町名があり、江

          隣町の漱石さん

          5つのnoteを始めて分かったこと、変わったこと

          まだまだnoteをはじめて11日目だが毎日2作以上のペースで記事を書いてるとすでに多くの気づきがあったのでご紹介いたします。 日常生活で変化した事例 1.端的に物事を伝えられるようになった 僕は元々人に言葉で物事を伝えるのが好きだった。しかし、話が基本長い。らしい、、、 ひとつのことを説明するのに必要以上に掘り下げてしまうようだ。 近年は話が長くなってしまう話題であれば聞かれるまで発言しないようにしていた。 noteを書き出したことで頭の中のことをある程度まとめたり編集

          5つのnoteを始めて分かったこと、変わったこと

          パパは女の子の気持ちぜんぜんわかってない!

          昨日、帰ってくるなり5歳の娘に言われた。 僕はびっくりしてカバンを落とした。 「おふくろにも言われたことないのに!」 思春期待たずもうこのフェーズか、、 まあ、妻には思われているだろうが直接言われたことが無かったので、そりゃそうかと思いながら森元首相の謝罪ニュースを見て、少し男と女について考えてみた。 僕には弟が1人いて従兄弟含め全員男!男!その上僕の父は長男。 僕は長男の中の長男として育った。 母や祖母と共に暮らしていたが、彼女達は家事全般を管理し、お酒も飲まない

          パパは女の子の気持ちぜんぜんわかってない!

          靴磨きする為の靴  孔子に学ぶ

          ずっと靴が好きだった。 小学生のころ、買ってもらったばかりの靴を汚せなくて悩んだ挙句に靴下で下校して母親に叱られたことがある。 つい最近も予定外の雨の日、オールデンのコードバンを濡らせなくて靴を鞄に入れ、靴下で自転車を漕いで帰った。 思いのほかペダルがトガっていて足裏がめちゃくちゃ痛かった。 =靴底にも悪いので後日ペダルを変えた。 そんなわけで革靴でもスニーカーでも靴はなんでも好き。サンダルは履かない。 その為靴を磨くことも趣味と化していて一通り以上にケアの道具を持って

          靴磨きする為の靴  孔子に学ぶ

          森さんの発言はまさに化石化した男尊女卑、超縦型社会生き残りの象徴。 83歳まであの考えの人を今更叩いて正すのは難しい。 むしろ、生きた化石の貴重なご意見。 もはや我々は珍しがって逆に楽しむくらいでいいと思う。 明日は我が身、常にわきまえる男でありたい。 #わきまえない女

          森さんの発言はまさに化石化した男尊女卑、超縦型社会生き残りの象徴。 83歳まであの考えの人を今更叩いて正すのは難しい。 むしろ、生きた化石の貴重なご意見。 もはや我々は珍しがって逆に楽しむくらいでいいと思う。 明日は我が身、常にわきまえる男でありたい。 #わきまえない女

          狙いと選択 ファッションの考え

          少し前、僕よりいくつか若い友人からファッションについて尋ねられたことがある。 彼は僕のファッションのスタイルを気に入っていて指南を頼みたいのだと言う。 ちょぴり嬉しい反面様々な疑問が浮かんだ。 ずっと知り合いだったのになぜ今? 動機、目的はなんなんだ? ファッションに興味あったんだ? 予算とか分かっているのか? などなど、、、 彼はいいやつだがファッションに疎いことはまず分かっていたし、 ずっと彼女はいなかった。 睨んだ通りやはり、それが動機だった。 モテたいからお

          狙いと選択 ファッションの考え

          粥と山下公園

          今日は横浜中華街へ。 横浜は日本における洋風ファッションの出発地の一つだ。 目的地を意識して今日はラルフローレンのカシミヤのネクタイを締め、身も引き締めて出発。 きっかけは、先日職場の先輩からおすすめして頂いたお店が中華街にあった為である。 目的は粥。 はじめて食べる中華風の粥である。 粥は幼いころ体調を崩した時喜びもせずに食べた記憶。これに引っ張られて、大人になってから好んで食べることはなかった。 人に勧められなければ粥を目的に今日横浜にくることはなかっただろう。 

          粥と山下公園