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小津監督「お早よう」の遊び心❤

今朝は気温1度の寒さの中、交通安全の立ち番
老骨に鞭打って頑張りました😅

午後1時からはBSで小津安二郎監督の「お早よう」
これは小津監督の異常な四角愛に満ちた映画で
舞台はこんな新興住宅街

和風の屋根に板壁、それにアメリカ的な白いフェンス

東京大空襲で焼け出された人が住んでいるのでしょうか
時代はテレビが普及し始めた昭和30年代
子供たちが「テレビを買って」とお父さんにねだっていたり

このカラフルなボックス家具

ご近所との小さな摩擦や軋轢、言葉の行き違いが描かれます😅

このチェック模様の重なり

そして信仰心の篤いお祖母さんも絡んで、コメディが繰り広げられます

この四角模様もスゴイです
以上の画像はネットから抜粋しました

そしてラストシーンは下痢になった子供のパンツが3枚
物干しにぶら下がっているというシーンで唐突に終わる
という斬新さに、衝撃を受けましたが
途中でカアチャンが「資源ごみを持って行くよ」と声を掛けたので
オナラで会話するシーンは見逃しました😅

今朝の交通安全の寒い「お早よう」と違って
こちらは子役の可愛さもあって温かい「お早よう」でした😍

名優、佐田啓二も出演していましたが
私の父が京都の理容店で働いている時
近所に住んでいる子供が毎日遊びに来ていて
父が「かんちゃん、男前だから俳優になったら」と言ったら
「本当に俳優になったのでビックリした」と言ってたのを
思い出しました😅


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