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朝、河原風呂で、ある教会の会長でもある超老人に
「K教はこの震災でどうされるんですか?」と訊くと
「まあ時期を見て援助活動をしようと思っとるけどな」とのこと
「物質的な救援は寄付とかで出来ると思いますが
家族を失くした方の心の救済はどうすればいいでしょうね」と言うと
「それは大変な問題だな、ワシもよう判らんわ」とのこと

3.11以降の神道界の活動を探すと
國學院大學の論文には
・神社を中心とする故郷感覚の復興
・慰霊鎮魂の祈り、大自然や神仏に対する畏れの受容
・世代を越えての伝承
・被災者の受け入れ
があり
仏教界のある論文には
多くの僧侶が、非情で理不尽な死に直面し苦悩する中
「生死にはどんな法則も無く、縁起の繰り返しで起こり
常なるものは何も無いという仏教の根幹を納得するしか無い
お坊さん自身が信心を問い直さなければならない」
という高村薫氏の談話が載っていた
が、私的には
被災者の深い苦しみ、悲しみ、無情感を受け止め
一緒に泣いてくれる人が必要とされるのでは
と思ってしまいましたが
3.11の後に創られ広く歌われた
鎮魂の歌「花は咲く」が
また歌われることがあるのでしょうか

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