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お客さんは県の農林課の職員
「いま、農業だけで食べている人はどのくらいあるのですか」
と訊くと
「少ないでしょうね、殆どの人が縁故米で
親戚などに配って終わりらしいですよ」とのこと
縁故米という言葉を初めて聞きました😧
「上流の方は水路が壊れたままで田植えが出来ないと聞きましたが」
と言うと
「水路に金を掛けても、高齢化でいつまで稲作が出来るか分からないから
水路の要らない麦作や大豆に転作したらと財務省は考えているようです」
とのこと
「それじゃ水利共同体は無くなり、自給率も下がってしまいますね」
と言うと
「だから農林省は稲作を続けさせたいのですが
どっちの言い分も間違ってはいないですから難しいですね」
という話になりました😓

のどかな農村風景ですが

次に来店されたのは農協の職員の男性
「以前、農林省関係の女性が調査に来て
『日本が造った種が外国に盗まれてシャインマスカットなどは
C国でも作られている』と警告していたけど農協の対応は」
と訊くと
「そんな話は初めて聞きました、何処かでやっていると思いますが」
とのこと😓
「和牛は外国でも生産されているらしいし、種の特許も厳しくしないと」と
弟の著書「バイオ・ゲノム・ベンチャー」をネタ元に話しましたが
性善説でまとまっている水利共同体も
少子高齢化、後継者不足、国際化で、悩みは深刻なようです😧

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